こんにちは、夕陽です。

 

【統合失調症患者が「東大受験」してみようか】にお越しいただき、

ありがとうございます。

このブログは、皆さんへの報告というよりも、僕自身の記録・備忘録という目的で進めるつもりです。

 

統合失調症患者が東大なんて受かるのか?そもそも、受験するところまで行けるのか?

障害を知る人の中には、そう心配する方もいるのは分かりますが、、、

そんなことは、僕も分かりません笑

 

現在2024年4月中旬。

受験予定は、10ヶ月後。

 

僕がこれから、どうなっていくのか?

興味がありましたら、思い出した時などに訪問してくだされば嬉しいです。

 

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受験勉強してると、いろいろ苦しんだりしますよね。

 

今回は、そんな話になります。

それに対し、僕がどうしてるかは、最後の方に少しだけ書いてあります。

 

 

目次

・健常者との違い

・健常者の世界

ⅰ)イワシ

ⅱ)魔女狩り

・知り合いの患者さんの話

・そんなに苦労したいの?

・統合失調症患者の苦悩

 

 

 

 

健常者との違い

 

統合失調症は、この宇宙の中で、

健常者とバランスを取るために生まれました。

 

だから、健常者は物質重視。

対し、統合失調症患者は精神重視です。

 

一部の健常者は、だから、脳=心、、と言い、

一部の精神障害者は、だから、愛が大切、、という論理で、健常者に説得を試みます。

 

 

 

健常者の世界

 

ここでの健常者とは、日本に限定しません。

世界の中の健常者、、という意味です。

 

つまり、例外はいません。

そして、健常者全員の話ならば、それは必然的に統合失調症患者にとって他人事ではありません。

その症状、つまり、統合失調症が生まれた理由に関わるからです。

 

ですから、

ここでの健常者の世界、、とは、この地球に住む全員(例外なし)の世界、、という意味になります。

 

 

 

ⅰ)イワシ

 

本当の話か分からないのですけど、

現在、日本ではイワシ(サンマ?)が不漁のようです。

 

だから、イワシ(サンマ?)が高くなっている。

缶詰もかなり高くなっています。

 

その理由は、、

近隣諸国が、イワシ(サンマ?)は商業的に価値がある、、と知ってしまったから。

公海で、だから、イワシをいっぱい獲られてしまうようになったから。

(その対策として、イワシの養殖が考えられてるそうです)

 

経済の問題ですね。

これを聞いて、日本の健常者の皆さんは、どう思いますか?

 

ちゃんと喜んでますか?

理屈の上では、喜ばなければおかしいのですが、、

 

この問題、

1000年近く前から当たり前に受け容れられていたことです。

 

また、日本の勝ち組で、皆さんが大好きな会社の資本主義に則った戦略と同じです。

あるお店のまわりに大量に出店して、お客さんの流れを取り込みます。

そうすれば、敵対する会社の経済的な力は弱まります。

 

そうすれば、資本主義の正義に則って繁栄が約束されます。

その後で「皆さんの仕事を生み出します」と言って、日本人をイワシの缶詰会社で雇えば、ウィンウィンの関係になる訳です。

 

 

ⅱ)魔女狩り

 

1000年近く前、

西ヨーロッパでは、野草に詳しいケルト人女性を火あぶりにする魔女狩りがありました。

 

そのために、

当時のキリスト教会の医療は、祈るだけです。

 

キリスト教会としては、推し活する神に絶対的な忠誠を尽くすために、自然と交流することは許せなかったのです。

だから、薬草の知恵を撲滅する必要がありました。

 

ローマ人・ゲルマン人を主体とする西ヨーロッパ人は、ケルト人と全面的に対決する姿勢を取ります。

その戦略の一つが、大学を設立すること。

中世の有名な大学を、もう一度思い出してください。

イタリア、フランス、イギリス。

学問は、神学、医学、法学、、です。

 

ローマ教会の本拠、イタリア。

ケルト人の土地であるイギリスとフランス。

 

神学は、人間として当たり前の叡智を持つケルト人に対抗するため。

法学は、ケルト人の土地を、ローマ人とゲルマン人が勝手に契約することの正当化のため。

医学は、医療の必要性があることはもちろんですが、薬「草」を無視した治療を生み出すため。

(だから、当時の西洋医学は悲惨な解剖主体で、現代では薬草ではなく化学薬品主体です)

 

ケルト人の愛した森は、

ローマ人とゲルマン人によって解体されてしまいました。

そして、その後、ケルト人を敗戦奴隷として受け容れ、農奴として生かす選択肢を与えています。

 

そうして、ウィンウィンの関係が生まれました。

(現在でも続いてます。

コロナワクチンの問題がありますよね。

ちゃんと1000年以上前から、一本の軸が通ってます。

深層意識から考えても、今の世界の状況はおかしな所はありません)

 

 

 

知り合いの患者さんの話

 

彼は、能力的には障害者枠で普通に働いて、生活保護を受けずに生活できる能力があります。

 

皆さんは、そういう障害者に働いてほしくないですか?

福祉のための税金をほんの少しでも、浮かすことができます。

 

けれど、彼は今もデイケアや入院を繰り返し、初老になってしまいました。

その分、いっぱい福祉のために税金を使っています。

 

どうして、健常者の皆さんは、苦しむのが好きなのですか?

 

彼は、若い頃、勝ち組のコンビニ会社で働いていました。

けれど、給料未払いが酷かった。

 

もちろん、本社も労働基準監督署も、家族も、、知っていながら放置です。

 

社員の人は笑ってるだけだったし、役所にはめんどくさそうに対応されただけ、家族も「よくあること」と言うだけ、、

 

給料未払いのまま、どうして生活できたのか、、と言ったら、

家賃と水道代は、親が肩代わりしてくれたそうです。

ご飯は、全てコンビニの廃棄弁当。

当時は、廃棄処分のお弁当を隠れてもらえたそうです(今では厳しいみたいですね)。

 

電気も止まり、ガスはもちろんなくて、雪の日でも水シャワーだけだったそうです。

 

当たり前ですが、コンビニの廃棄弁当だけで数年生活していたら、病気になります。

彼は、最後は飢え死にしかけ、死にきれず救急車を呼ぶしかなかったそうです。

 

彼は、それから40年近く働くことはできていません。

もちろん、病院代や生活費は、健常者が働いて税金として出したお金からまかなわれています。

 

 

 

 

そんなに苦労したいの?

 

よくあること、、ですよね。

そんなに税金を払いたいのでしょうか?

 

統合失調症の僕にとっては、本当に理解できないこと。

 

いや、、理屈は分かるのです。

デカルト式の訓練を受け、点と点をつなげる線的論理に馴染んでしまえば、目の前のことしか理解できなくなり、

イワシの問題も、障害者の問題も予想できなくなる、、と。

 

 

こうすれば、必ずこうなっていく、、という論理構築ができない。

本当は、「理性」ばかりでなく、心・精神・意識・魂の協力があって初めて論理は構築できるのに、、

 

デカルトは、「理性」以外のものを切り捨ててしまった、、

だから、先のことを予想できない。

 

 

 

統合失調症患者の苦悩

 

統合失調症患者は、必ず健常者とセットで考えなければならない。

それは、統合失調症が誕生した理由によるから。

 

江戸時代まで、日本では統合失調患者は少なかったと思う。

そうでないと、社会が立ち行かなくなるから。

 

西洋学問を無条件に受け容れた日本は、明治以後、迷走する。

それに付随して、統合失調症患者の数は急増した。

(急増した、、とは記録に残っていませんが)

 

現代の健常者が、もっといっぱい税金を払いたい、、と願ってるのかどうか、、

 

どっちにしても、

大変な方向に行けば、統合失調症患者も大変になる。

病状が、影響を受けるからです。

 

 

 

僕は、統合失調症患者です。

だから、嫌味や皮肉を理解できない。

 

だから、健常者が自分から望んで苦しんでる、、と感じてしまう、、と同時に、

それは間違いだ、、と知っている。

 

この分裂状態。

かつて、統合失調症は、精神分裂病と呼ばれていたのです。

 

 

 

 

世界史・日本史を学ぶ時ばかりでなく、

英語も国語も数学も、、勉強してると、そういう健常者の姿が見えてしまう、、

 

だから、勉強してると苦悩します。

だからこそ、相対化し、自分の幸せを構築する「能力」を発揮することは、

統合失調症患者の僕にとって、生命線とも言えるものになります。

 

 

 

 

今日も読んでくださって、感謝です。