自分の「強み」ってなんですか?

 

私はこれが本当にわからなくて、何度も自問自答するんですが、

結局いまだによくわかりません。

 

ただ、自信を持って言えるのは、「楽しく年を重ねている」ということ。

って言うとちょっとかっこいですが、私たぶん、圧倒的に年齢に対する自覚がないんですよ💦

 

 「もういい年だし落ち着かなくちゃ」とか、「いい年だからさすがにそんなことは」みたいな感覚がほぼゼロ。

好きな服も好きな音楽も20代の頃と大して変わらないし、子供たちや若い友人たちと話してても、ジェネレーションギャップをなぜか感じられない。

あ、もちろん、あちらは感じているんでしょうけどねw

 

そして問題なのは、「年を重ねたからこそできる」「若い子に負けずに頑張ろう」みたいな前向きな感覚すらないこと。

きっと、精神的に大して成長してないんだと思います。

 

身体だけは確実に老いてるのに、これではただの痛々しいオバサンではないか…と思ったりもしますが、他人からどう思われようと、私は「今も昔も同じくらい人生が楽しい!」んですよね〜。

 

過去の自分も好きだけど、それより今の自分が一番好きだし、その時々で精一杯生きてきたつもりだから、「やり直したい」とか「戻りたい」という感覚もゼロ。

 

ある人から、「キコさんは何かの目標に向かって生きてるんじゃなくて、その日その日を大切に生きている感じ」と言われましたが、まさにそのとおりかもなあと。

これ、言い方は素敵ですけど、要は「行き当たりばったり」ってことですからねw

過去にも執着はないけど、たぶん未来にも執着がないんだと思います。

 

ただひとつ若い頃は無かった感覚として、年を重ねていろいろな経験をしてきたことで、「自我」とか「自己」とかいう意識がどんどん希薄になってきた気がするんですよね。

自分は全体の一部でしかなくて、少しずつ溶けながら、いずれは完全に同化していく存在。自と他の境界線が次第に薄れていくような、穏やかで満たされた感覚です。

 

結局は誰も何者にもなれず、何事もなし得ず、ただ全体の一部としてその役割をまっとうして存在することが「生きる」ということ。

逆に言えば、きちんと「生きて死んでいく」ことが自分に課せられた最大のお役目なんだよなと。

 

あれ、私もうすぐ死ぬんかな?😅

 

たとえそうだとしても、最大限に日々を楽しみながら、与えられる限り年を重ねていくことが私の唯一の「強み」。

 

今日が人生で一番幸せな日になりますように。

 

オリーブの花も咲きました♡

 

 

今日も読んでくれてありがとう。

Bonne Journee💕

 

 

かれこれ14年も続けている、朝日カルチャーセンターでのワイン講座。

 

ありがたいことに常連の生徒さんが多く、

どの講座もとても楽しく授業をさせていただいてます。

 

ただ、そうなるとなかなか基礎編をやる機会がないので、初めての方でも参加できるように…ということで、4月期から火曜夜クラスを新設しました。

 

このクラスのテーマは、「ゼロから学ぶフランスワインワイン」。

まさに知識ゼロからでもワインに親しんでもらえるようにと、がっつり初心者向けを見込んでいたんですが…意外と常連さんも多かったりして😅笑笑

 

やっぱりみんな、フランスワイン好きなんですよねー💕

 

初回はとにかく、各地域の王道をズラリ✨

 

2回目だった昨日は、ボルドーワインがテーマでした。

一時間半でボルドーを語りきるのはさすがに無理がありましたが、おおまかな成り立ちと全体像は掴んでもらえたかな?と。

 

 

ボルドーという産地の最大の魅力は、その多彩なラインナップ。

試飲では、スパークリングから甘口まで、たっぷり楽しんで頂きました。

 

色合いもカラフルで目の保養💕

 

 

来月のテーマは、ブルゴーニュ。

こちらもまたお楽しみに😉

ゼロから学ぶフランスワインワインについてもっと深く知りたいと思ったら、フランスワインを知ることが一番の近道です。なぜなら、品種の個性やワイン法など、世界に広がるワイン文化のベースはフランスにあるから。フランス各地の個性豊かなワインを楽しみながら、その特徴を掴んでみましょう。テイスティングの技術はワインの知識はゼロでもOK。まずは気楽に、ワインの世界の入り口に立ってみませんか?■蜂須賀…リンクwww.asahiculture.jp

 

 

今日も読んでくれてありがとう。

Bonne Journée 💕💕 

ちょっと前のことになりますが、西伊豆の戸田(へだ)というところにふらりとでかけました。

 

このあたりに来るのは2回目。

美しい富士山と夕日が見られる場所です。



戸田の突き出た入江の先端に、諸口神社という神社があります。

こちらも二度目の来訪なんですが… 

今回、もしかしてすごいパワースポットかもっていう気がして✨



調べてみたら、 いつからともなくここにあり、女神様が祀られているとのこと。

古代宗教の中心だった女神が、次第に男神に駆逐されていくという流れをふと思い出しました。

 

画像

 

そして、前回は全く気がつかなかったんですが、この入り江の入り口に、塩を作っている製塩所を発見!

 


小さな小屋のような場所で、訪ねてみると丁寧に塩釜を見せてくれました。 水深200mから海水を取って来て、毎日10時間以上かけて炊くんだそうです。

炊いたときに出てしまうおこげのようなものは、手作業で一つ一つ取り除いていました。



 

でもね、塩作りってほんとにそれだけ。

めちゃめちゃシンプル。

自然の力ってすごいですね。



できたお塩がまた柔らかくて美味しい…💕



近くに行かれた方は、ぜひお土産に買って帰ってくださいね!オススメ!!



まだ桜が残り、新緑が芽吹き始めたこの季節、山はすっかりパステルカラーに染まっていました。



 

静かで何もない、小さな小さな西伊豆の漁村。

それでも、また来たいと思う何かがあるような。

 

こういう心惹かれる素敵な場所が、日本にはまだまだたくさんあるんでしょうね。

落ち着いたら、またいろんなところを旅したいな。

 

 

今日も読んでくれてありがとう。

Bonne Journee💕

 

 

 

 

少し前に放送していたドラマ、『俺の家の話』

 

 

ご覧になっていた方も多いのではないでしょうか。

 

いやいや、よかったですよね。

単純に長瀬さんの出ているドラマは面白くて好きなんですが、他の登場人物もみんな味わい深くて親しみがあって。

クドカンの脚本がまた最高で、爆笑させられるわ泣かされるわ。

 

あ、最初に言いますけどこのブログは完全にネタバレなので、

これから観てみようかなって方は

絶 対 に

読まないでくださいね!!笑笑

 

 

でまあ、最初は単なる介護の話かなと思って。

それでも、要介護2の母を持つ身としては観なくちゃなと。

そんな感じだったんですよ。

 

介護についての現実味はともかく、

「泣いてやっても笑ってやっても、介護は介護ですから」

っていうケアマネの末広さんの言葉はすごくよかったです。

本人も周りも、笑っていられる限り笑っていようと思わせてくれて。

 

でも、このドラマの本質はそこじゃなかった。

衝撃の最終回。

いやもう、なんてことしてくれたんだクドカン…!

 

 

誰よりも頑丈で元気で健康な主人公が、ある日突然、事故で死んでしまう。

 

こんな非現実的な展開、さすがにちょっと無理あるよな…

って思った方もいるかもしれませんが。

 

これ、我が家にとってはめちゃリアルですよ。めちゃめちゃリアル。

ある、こういうことってあるのよ本当に。

 

昨日まで健康だった人があっさりいなくなった時の、あまりに現実味がなくてあっけらかんとしてしまうあの感じ。

本人すらも自分が死んだことに気づけていないんだろうなっていうあの感じ。

 

もうほんとにわかりみありすぎて。

 

そしてほんとに、骨太な人は焼くの時間かかりますw

 

誰だって、ある日突然いなくなる。

人間が考えている「順番」なんて、神様は気にしてない。

 

でもね、この「俺の家の話」のなにがよかったかって、主人公が死んでも、家族の人生は今まで通り、明るく賑やかに進んでいくところなんですよ。

結婚したり子供が生まれたり、また誰かがいなくなったりしながら、それでも明るく物語が続く。生かされている限り、なにがあっても人生は続いちゃうんです。

 

「泣かないと前に進めない」と言いつつも、みんなでオイオイ泣くこともなくて、たぶんずっと泣かないまま、でも気がついたら人生は前に進んでいて。

泣こうが泣くまいが、遺されたものはただひたすらに、自分の「今」を生きていくしかないんです。

 

「泣いてやっても笑ってやっても、介護は介護ですから」

っていう末広さんの言葉が、またここで効いてくる。

 

「泣いて生きても笑って生きても、人生は人生ですから。」

 

どうせ生きるなら、笑って生きるしかないのだよ。

 

うちの喜はっちゃんも、おい!とか、納得いかない!とか言いながら、『俺のいない俺の家の話』をどこかでナレーションしてるのかもしれないな。

 

なんて。

 

 

三回忌にはたくさんのお花が。これも喜んで見てたかなー

 

 

今日も読んでくれてありがとう。

Bonne Journee💕

たまには仕事の話でも。

 

 

コロナ禍以来、リアルに集まるイベントやセミナーがすっかり減ってしまったので、オンラインセミナーでもやってみよう!と思い立ったのが昨年10月。

 

Pietixのサイトにグループを立ち上げて、まずはお得意のワイン史講座から始めてみました。

 

 

もともと、私のワイン史講座はトークショー形式。

パワポの資料をお見せしながら、もうひたすらしゃべりまくる感じなので、むしろオンラインに向いてるんじゃないかなーと思ったんですよね。

 

月に数回程度開催していますが、本当にたくさんの方にご受講いただいて、ありがたいことに、グループのフォロワーさんも100名を超えました✨

東京以外の地方や、なんと海外から参加してくださる方もいて、なんかもう、オンラインすげえ!ってなってます笑

 

ブルゴーニュやボルドーなどの銘醸地の歴史を、世界史の一部としていろいろな視点からお話ししていますので、ご興味ある方はぜひぜひ遊びにきてくださいね💕

 

ちなみ次回はちょっと趣向を変えて、座談会みたいなものをしてみようかと。

ブルゴーニュワインを飲みながら、その成り立ちとか歴史的背景とかについて語り合いたいなあと。

もちろん、ご質問ガンガン受け付けます💪

 

過去にご受講いただいた方はもちろん大歓迎ですし、そうでなくても、ブルゴーニュの歴史とか興味ある!ブルゴーニュワイン大好き!って方は、ぜひ参加してみてくださいね。

 

みんなで楽しく、歴史のロマンについて語りましょう♡

 

 

昨日はアルザスのお話したよ!


 

今日も読んでくれてありがとう。

Bonne Journee💕