SJA:pseudepigrapha

SJA:pseudepigrapha

偽典 可愛いあの娘の机上の空論

Amebaでブログを始めよう!
─11月に観た映画─
第9地区
パブリックエネミーズ
ドアーズ
SP THE MOTION PICTURE ◎
ハリー・ポッターと死の秘宝 ◎

◎は劇場観覧


ダニエルラドクリフを初期から見ている人間(の姿を借りた天使)は冒頭の胸毛にかなりのショックを受けた。

けれど、ね。

成長とはそゆとこにも出て、変わってゆくけど本質は維持しているような、ホメオスタシスとトランジスタシスのような…違うか、でもそれ自体がハリーの成長を本筋とは別の切り口で垣間見れるサブタイトルのようなものだと考えると比較的オツだ。


その胸毛が賢者の石であり、

胸元が秘密の部屋であり、

そこに捕われた囚人であり、

見るからに炎のようで、

まさに不死鳥、一本一本が騎士団員であり、

一本一本が謎のプリンスであり、

3種のDeathly Hallowsの1つである、




わけもなく。




最寄り駅近くに激安の殿堂が出店し、地価が上がりそうな悪寒に上着の襟を立てずにはいられない昨今。
割と薄着で、防寒にはマフラーだけという出で立ちで周囲をゾッとさせるだけの簡単なお仕事に従事していると、地価の高騰がそのまま物価の高騰にも繋がりそうで怖いわー。
なんてったって賃金が低い。こちとら商売で天使やってんだ。背中の羽でダウンジャケットをこしらえる日も近い。

地域密着型スーパーマーケットでは野菜が値上がり、不動産では家賃が値上がり、住民税はカタギでは考えられない額になり、煙草屋の前のドリンクベンダーからは「100円!!」の文字が消え、並木は葉を散らさずに腐らせる一方、花は彩りを失い、鳥たちは歌うことをやめた。

激安なんて本末転倒。


これはハムレットの間違いじゃないか?




川は濁り、オフィーリアを沈めた。
軽薄に生きてきた"今日"が報復を始めた。或いは、軽薄に生きてきた全ての"今日"に呪われた。


ガンジーは言いました。
「間違ってしまう自由を含まない自由は自由ではない。」

僕の"自由"はこれから何を見ていくだろう?


江戸川乱歩は記しました。
「とにかく、私という人間は、不思議なほどこの世の中がつまらないのです。生きているということが、もうもう退屈で退屈でしようがないのです。
はじめのあいだは、でも、人並みにいろいろの道楽に耽った時代もありましたけれど、それがなに一つ私の生れつきの退屈を慰めてくれないで、かえって、もうこれで世の中の面白いことはおしまいなのか、なあんだつまらない、という失望ばかりが残るのでした。」

僕の"day after day after day after day..."はいつかは循環し続けることを放棄するのかなぁ?





いつまで不可逆性を維持できるのかなぁ?


トイレットペーパーを取り替える為、紙のなくなった芯を軸から取り外す際にあたり、その行為を機関砲の空薬莢を排出する空想に投影してニヤニヤしてしまう僕です。

11月も半ばまで迫り、クソ忌々しい12月が目下潜んでいやがって、酒だナンだと散財していく自分が潜りきれずに鼻だけ出して呼吸をしている。
仕方ないので、買った漫画を売って、聴かなくなったCDを売って、飽きちゃったゲームを売って、半額で楽しんで有形的要素など何も手元に残せない日々がそこにいて、そんな日々の息の根を止めるが如く自分を噛み殺しているのだけれど、明細に名前書いて住所書いて職業書いての手続き中に年齢で筆が止まるのよね。

あれ?今いくつだっけ?

って。
すっげー自信ないまま25とか書いて、個人証明に保険証出すんだけどドッキドキバクバク。
だってもし間違ってたら明細に記されているなけなしの金額がただの「なし」になって僕は泣けるだけだもの。

所謂、早生まれというやつでただでさえ周りの(独りよがりな定規を携えた)連中には勝手に繰り上げられてきた年齢だのに、職場は毎度毎度若い子に囲まれて、仲のいい奴も緑頭は年上だし全力中年は中年だし、あの人は一コ上、あれは一コ下、こいつのねーちゃんは僕のタメで、この娘は僕の弟とタメで、おかんに誕生日メールすると「数十回目の24歳だよ(キャピ☆)」つっていつのまにか年下になってるし、ってやってたらもうわけわかんねぇし、テリーさんはもはや国籍が違うし、で、無形的要素すら「なし」で泣ける僕はまともに年を取れず笑い皺ばっかり増えてる。

だからこの一年を約分すると、笑い皺の増えたニヤケ面でトイレットペーパー替えてる。

僕です。


11月も半ばまで迫り、クソ忌々しい12月が目下潜んでいやがって、酒だナンだと散財していく自分が潜りきれずに鼻だけ出して呼吸して……あれ、息してな…死んでる!誰か!!死亡届!!、くらい冷静に一年を過ごしてきたけれど、この冷静さを更に冷静に見直せばただ単に冷静ぶって諦観キメこんでるだけじゃねえかと。
冬になると、人もだけど、自分の生命の温かさというか生きてる気が生で感じるから好きだった。けれど近年、冬になると気温と同じ速度で冷めてく気持ちがあって、冷めてくだけで褪めてくんじゃないから存在までは否定するわけにいかないのだけれど、いくらそれが無形的要素でもこれから先にもそうやって冷めてく気持ちが増えていくのは邪魔で鬱陶しいなぁとか思うのよね。

邪魔で鬱陶しいなぁと思う心も無形的ながら増えていくんだ。



過去が些末で良かった。
膨大な未来はまるで特異点みたいで。
─十月─
ドッグヴィル
パッション
レインマン
ミスティックリバー
スカーフェイス
シャーロックホームズ
フェイク
硫黄島からの手紙

今月はココまで。
今ハマってる加瀬亮とイーストウッドが関連してる硫黄島からの手紙観たら二宮カッコいいし、そーいや今まで嵐は松潤好きだったけどそれは道明寺が好きなだけで、あたし、自分の気持ちを都合良くどっかなるべく綺麗なスクリーンに投影してたみたい……、じゃなくてイーストウッド関連作は観破したくなりやした。もう決めた。



先日、洗濯機がイカレて、洗ってくれるけど脱水していただけなくなり、水も滴るいい家電に。困った困った。
洗って"くれる"、脱水して"いただけ"ない、あたりに僕の洗濯機愛が、ランドリーラブが見え隠れしてることだけは水に流しても、洗層はまるで枯れないオアシス、愛の溢るる壺、濯ぎに移行するたびにぴぴぴぴぴぴぴぴとイカレ出し、中はぐしょ濡れのビッチ。けれど僕だって相当のイカレタロマンチスト、めげない!!おかげでお気に入りのおパンツ様各位は思い出のよう似して色褪せた。

さてさて、原因はなんだろなと、洗濯機を設置しているベランダから部屋のパソコンに場所を移しメーカーを調べ、品番を調べ、ホームページにアクセス。pdfファイルで取説を落としいざ問診をしてみると、内部で洗濯物の片寄りが出ると回ってくれないという。
片寄りを調整して上蓋を閉じると再度回り出す、とトラブルシューティング案が提示されていたので実行すべく上蓋を開けた。
見事にモノトーンだ。
服が黒、タオルは白。
そして偏りを直すために赤いパンツや紫の靴下など、文体にすると趣味の悪さを感じさせてしまうような下着類を放り込む。
いざ、スイッチオン。


回す



濯ぐ



イカレタロマンチスト


さてさて、かたより違いは太陽系の外に置いといて、真・原因はなんだろうなと、触診してみたところ排水パイプがひしゃげている。
蛇腹になっていないごく普通のストローを曲げると吸引しても飲み物が上がってこない、その要領で潰れて曲がったパイプからは排水ができなかった。潰れて曲がった心には本音が詰まって腐っていた。潰れた目には、曲がった視点には"こたえ"が見え難かった。潰れて曲がった感情からは涙なんて出ないんだ。
"カッコいいと思ったから" 、そうやって履いている左右色の違う靴だって「人と違うことがしたいんでしょう?」と折られ、一つ僕が死んでいく。
みんなやったらいいんだよ。
みんなカッコいくなったら素敵じゃないのさ。
今まで無印の1500円の靴を二足買ってやってたけど余裕があるならコンバースでやったらいいんだよ。今なんて僕、西友のKYスニーカー一足あたり900円のでやってるもの。

で、西友で本命の排水パイプ買ってきて設置。
もう日も暮れていたので、マグライトを口に咥えて作業に移ったのだけれど思わぬ出費(二足1800円)になのか、パイプ交換の手強さなのか、マーロン・ブランドばりの眉間皺で始終過ごしクタクタに。
しかしその分の手応え(と破れたパイプ)を握りしめ、いざ、スイッチオン。


回す



濯ぐ



イカレタロマンチスト


数日後。
ビッチとイタチゲームしても濡れるだけなのでメーカーの技師さん呼ぼうと思ったんだけど、呼べるくらい部屋が整頓されてればそりゃいいことで。
でもどうしたってファミ通やらハーレクイン(漫画版)やらベルセルクやら洋の東西を問わず神話本が堆く積まれた部屋にエンジニアさんは招きたくないよ。
カッコつけて書籍ばっか並び立てたけど、事実そうだし、洗えてない洗濯物はその1.2倍くらいに増えるよ数日も経てば。知らん人は招かれない。招きたくないと思えるくらいには正常だ。
オタク?そりゃお前等だろ。

で、腹括ってコインランドリー行ったの。
腹括る必要があったの。何でかってーと濯げてないの。水含んでんの。まじんこ重たいの。
ゴミ袋に衣類ぶっこんでせっせこ歩いてごらん?そんな気はないし、そんな気も持たれていないはずなのに不法投棄までの道程を味わえる。実際、重たすぎて捨てちまいたかった。ステチマイタカツタロマンチストだった。
でもあの所謂タンブラー乾燥機のお日様の匂いとかぐるんぐるんされる洗濯物の楽しそうな感じが楽しみだったから。
なんかさ、そんな、人に話したら「わかるー」にも満たないようなことも幸せの範疇で。
些細なんだけどね。
些細なんだけどそんな些細な幸せだけで、"今日"は生きてけるよ。




"明日"はわからんけど。


8、9月に見た映画
ウィロー
アンタッチャブル
交渉人
マイノリティリポート

で今10月
ドッグヴィル
パッション
レインマン
ミスティックリバー

ペ ー ス 激 減 。
映画より新しいCDばっか仕入れてる。

twitter始めてから140文字(だったかな)以上タイプするんがだるくって仕方ない。すぐに句読点を打ちたくなる。随分前に再開したmixiもほとんど閉じてる。し、近々また辞める。
面白くないことは悪いことではないのだけれどね。

で、そう。面白くないなら面白いことしなきゃなーって思ってカチカチ記してるんだけど何この使命感、大して読者も居らんくせに。なんかもー自分で読み返して笑ったり感心したり気づかされるの嫌だわ。誰なの今まで更新していた天使は。



(筆を置いて数日後)



天使は誰なのか?という問いに答えられはしないのだけれど、誰が天使なのか?には段々答えられそうな気がしてきた針先で踊る天使こと僕なんだけど、問題って不思議なもので(もちろん個人個人の感受性にも因るんだけど)入れ替えるだけで見方が変わってくる。当たり前のことなんだけどね。
で、もう一段、高次に考えを巡らせると問いを投げた側の見方(立場)がわかってくるよね。

別れる理由がないから付き合ってるのと付き合ってる理由がないから別れるってーのはどっちが"明日"に近いかな?

今更ながら加瀬亮にハマった。





今更、と記すことでまた自分を赦そうよ。
amebaブロガーって
(mixiなどでは日記を書いていたけど)つい最近になってブログ始めたばかりの人が多いからなのか、

メールによるやり取りばかりで長文に適した言語野が育ってないしさほどhtmlタグの知識もない上に



【インターネット=人目につく】


という自意識が過剰に肥え太ってるので、

何でもないような日常を面白おかしく記そうという姿勢が空回りし、




無駄に挟んだ改行から、



色を変えた文字から、



フォントサイズ大きくした一句から、




「ここ面白いところですよ」


「笑うとこですよ」


「これがオチですよ」


っていうメッセージが漂ってきて



















超あざといよね!!!!








以下、装飾無し
amebaブロガーって(mixiなどでは日記を書いていたけど)つい最近になってブログ始めたばかりの人が多いからなのか、メールによるやり取りばかりで長文に適した言語野が育ってないしさほどhtmlタグの知識もない上に【インターネット=人目につく】という自意識が過剰に肥え太っているので、何でもないような日常を面白おかしく記そうという姿勢が空回りし、無駄に挟んだ改行から、色を変えた文字から、フォントサイズ大きくした一句から、「ここ面白いところですよ」「笑うとこですよ」「これがオチですよ」っていうメッセージが漂ってきて超あざといよね!!!!




ハマコーが苦手でフォローしてなかったんだけどリツイートで目にしたら、恥ずかしながらすぐに沸点まで達してしまって、ちょいとdisったら参議院アカウントからフォローされたのだけれど、じわりと後悔。なぜなら僕は「走れメロス」のメロスと同じで政治がわからないから。
わかるのは、この参議院アカウントの浅ましさ。時期が時期だ。誤解されそうでフォロー返せないし、「僕!参議院をフォローしてます!」なんつーのも語弊よね。

近頃は情報がポケットに収まるほど小さくなり、サッ、と出してすぐに味わえるようになっている。摘みたてのミントくらい新鮮なニュースをいつでも、誰でも味わえて、人から人へ、誰にでも爽やかさを振りまける。
けれどインタネットニュースを吐息に乗せる人の大半が鵜呑み、酷いときには丸暗記で実に鼻つまみもの。あまつさえそのまた大半はエンタメだから参ってしまう。
次回NHKドラマのテーマだとか月9の主演だとか、あのアイドルユニットの新曲のタイトルだとか美少女だけがウリのアニメの第二期放映決定だとか、そんなんはpacket接続しなくたって大好きなテレビを囓ってればわかることだろう、と思いながら、うん、うん、て聞いているの。
そんな中で怖いなって感じるのが「mixiニュースでね」という台詞。僕の考え過ぎであればいいけど、mixiニュース、というニュースサイトがあると思ってるんじゃなかろーかと言わんばかりの酷使ぶりに、スズメが啄みにくるんじゃないかくらい肌が粟立つ。
どんなニュースだったのかは確かに大事。でも、何のニュースなのか?それを理解しないと本文そのままの、ニュースのライターさんに感情移入した感想になってしまう。それはとても怖いことだ。巨人が勝った、と、日ハムが負けた、同じことでも結構違うんだ。

昨年。マイケルジャクソンが死んだ。
日本でもものすごい騒ぎで、入るレコ屋、入る服屋、そこいら中がマイケル一色だった。僕は熱心なファンじゃないから余計にわかる、あれから一年経った今、誰も彼も睡眠不足をワールドカップの所為にしているだけだ。熱心なファンじゃないからわかる、忌野清志郎然り。アベフトシや川村カオリ然り。
2009年に亡くなった人々全員に対して喪に服せというわけじゃない。僕だってそんな陰気な2010年は望んじゃいない。
そう、怒ってるわけじゃない。

当時、「マイケルマイケルてそんな好きだったのかよ」と、にわかマイケルファンをdisって、マイケルについてwikipedia丸暗記の知識をくれた元同僚は、今ではサッカーのユニフォームを着ているらしい。
あれだけ騒いでいたのに、今、それぞれの生活の中で出会う、それぞれの目先にある情報の、その影響力の凄さに、情報に対する人の貪欲の凄まじさに、畏怖しているんだ。
糖衣だけ啜って吐いて捨てる意地汚さに辟易しているんだ。

僕は僕でそんなふうに、そんなふうな人のこと忘れちまえたらいいなって、いつでも気にかけちゃうんだけど。


近頃は情報がポケットに収まるほど小さくなり、サッ、と出してすぐに味わえるようになっている。iPhone、iPad、その他各社スマートフォン、ファーストフード店やカフェやレストランのwi-fiなどで気軽に摘みたてのミントくらい新鮮な情報を楽しめる。
かくいう僕もiPhoneを購入し(というか父から貰っただけなので正しくは「契約し」)使い始めてから半月ほど経っただろうか。firefoxが好きなのだけれどsafariも中々いい感じだし、PCとmobileの中間であるスマートフォンブラウザに仕様してあるHPもぞくぞくと増えている。インタネット以外にもアプリケーションは充実し、わからないことや知らない言葉はすぐに検索。検索なんだ人生は。
快適だ、快適ね、と人の話を聞いてる時間が勿体ないと感じるくらい画面に十字を切っている。
きっとみんなもそうなんだろう。先日「紅の豚」が放送されていた時だって、「ぶたなう」「尻の毛まで抜かれて鼻血も出なう」と実況の嵐。本編に集中してる暇がないくらい画面に十字を切っている。

これが時代だ。
時代はここだ。

近頃は情報がポケットに収まるほど小さくなり、サッ、と出してすぐに味わえるようになっているどころか、一粒あげて誰かと摘みたてのミントくらい爽やかな情報を共有できるようになっている。
携帯電話からも簡単にエントリーできるブログは、あたかも読者がいるような口振りで語りかけ、撮った写真をその場でアップなんてことも。写真のアップをTwitterにしたなら臨場感溢れるリプライも★ YouTubeに違法アップロードされた動画だって貼り付けても「みんな」「何も言わないし」「いいんじゃね?」。
臨場感といえばUstreamやTwitCasting。自身を中継すれば誰しもがライブやネットラジオを開ける。四畳半のボロアパートの一室から銃弾飛び交う戦場まで、向かいのホーム、路地裏の窓、こんなとこまでライブハウスになる。
amazonや食べログで毎日のショッピングやお食事にも事欠かない。気に入らなかったら消費者の権利かざして即クレーム。評価に★一つで散々こき下ろせばスッキリ。

無貌の自意識が肥大するには良い時代になった。

情報も知識も、iPhoneの画面よろしく文面をただなぞっていくだけ。
本当に楽しみでしたかったのはこんなことなのか?
それさえ考えられなくなるほど。
眺めて、読んで、理解しない、処理しない。
噛んでいても噛み分け切れない。包み紙無しで吐き捨てる。



口元が寂しくて頬張る、摘みたてのミント味。
それさえわからなくなるほど。
【2010年6月までに観た映画】
レイダース 失われたアーク(聖櫃)
インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説
インディ・ジョーンズ 最後の聖戦
インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国
スリーピーホロウ
オールドボーイ
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
ショーシャンクの空に
バック トゥ ザ フューチャー
バック トゥ ザ フューチャー PART2
バック トゥ ザ フューチャー PART3
レザボアドッグス
ゴッドファーザーPARTI
ゴッドファーザーPARTII
ゴッドファーザーPARTIII
スタンドバイミー
ビッグフィッシュ
デッドマンウォーキング
カリートの道
おそいひと
コンスタンティン
ヱヴァンゲリオン新劇場版:破
エレファント
マグノリア
エリ・エリ・レマ・サバクタニ
シンドラーのリスト
ノッキン・オン・ヘブンズドア

エリエリ~はギミーへブンを観た後のような後悔が残った。不味いラーメン食べた後になって虫が浮いていることに気づいたような映画。タテジワネズミ的な映画。
マグノリアとノッキン~は不定期突発的に何度も観ている作品なのでそろそろ購入にいたりたい。
カリートの道を観たならスカーフェイス観とけ、って早九字さんが言うから借りたいんだけど何処のTSUTAYAならあるんだろ?僕、GEOとウマが合わないからTSUTAYAじゃないと。でもこの後にはグラン・トリノとカジュアリティーズが控えている。グラン・トリノ楽しみ★


、とか記しとけばあら不思議!ブログっぽい!


パーマかけた。生まれて初めてのパーマだ。プロの手に罹るのは一年半~二年くらいぶりだろうか。

なぜパーマか。
芥川や太宰は確かにイカしているけど関係ない。ブライアン・デ・パルマにハマってパルマからパーマを連想したからでもない。ましてや黒髪ゆるパーマでRay-Ban黒縁で草食系男子の皮を纏った肉食系天使を気取ろうとしたわけでもない。ただの気分だ。…と容疑に肯定的な態度を示し「わしゃわしゃしてやった。パーマなら何でもよかった。」などと発言している。
近々充てようと胸算用していたパーマだけれど、本当に、心底、気分過ぎた。本来なら中野のTSUTAYAにGHOST TRICK(NintendoDS用ソフト カプコン 6/19発売)を予約してすぐ帰るつもりだったのに、カット+パーマ約6000円強くらいでやってる美容院見つけちゃって、しかも予約無しokで、あまりにも素晴らしいから桃源郷と間違えて即入店したのだけれど、充てたいパーマ種を尋ねられて絶句。地図見せながら道を聞くんだけど目的地なんて初めから無かったような、どこかへ踏み出す第一歩がまだ済んでなかったような、とーげんきょーて何?韓流スター?な感覚。
しどろもどろに理想を話すのだけれど「くりんくりん」やら「波というか渦」やら抽象過ぎて埒が開かない。最終的に喉から出てきたのは「天使みたいな」というウィスパー。
しかもそれがGOサインになり施術開始。

カーラー?ローラー?ま、いいや、あのイボチクワを付けて放置してる間に雑誌を読んでいたのだけれど、席についてまず用意されていた雑誌の中でsmartではなくBRUTUSを取り、読んだその後smartを手の甲で除けてからmono magazineを手に取った所為か、おかわりに用意立てていただいた雑誌6冊中3冊がSPA!だった。
しかもSPA!は毎週金曜日にファミ通買うついでで立ち読むから既読という満腹感。
お腹いっぱいでねむねむしてると、ビジュアル系バンドは今パーマが流行ってるの?みたいなこと訊かれ、楽器できませんスミマセンと謝るも、そうよねビジュアル系なら悪魔みたいなパーマって言うわよね?と90年代発言を浴びたのだけれど、最近は昔の自分の写真と今の自分を見比べてめっきりガッツリ老け込んだ感が否め舐め舐め(苦渋ペロペロの意)だったので、まま、嬉しかったわけで。
しかも21に見られて「うおう!まだまだいけんじゃん!もう西暦の倍以上生きてるけどね!ベロベロベロー!!」と内心ほくそ笑んでいた。そりゃ下界にも落とされるしビジュアル系な少年に受肉するし、カットしなかったら5000円で済んだし。


わざわざ勿体ぶったけど、生コマフィルムはシンジ君が偽アスカに作ったお弁当の開封シーンでした。
マジで次回も劇場に足を運ばない構えが揺るぎなくなった。
実にタテジワ的。

パーマのおかげで寝癖がX JAPAN化するの防げる!と思った翌朝、ばっちりboowy化してた。
肉体(月)の要と書くのは伊達じゃない。

腰ってすごい。

何もやる気起きん。
洗い物が怖い。電車で座るのも怖い。街中が総ラテン化して毎日カーニバルでも踊らん。

腰の痛みが引かず、ここ数日の間では右足まで痺れてくることがあるし、腰に気を使いすぎて両膝が痛いし肩も凝って怠い。体の真ん中だから悪くなると他のとこにも伝播する。
時々思うんだ、ここが世界の中心なんじゃないか?って。ここからなんだ。抗いきれない流れの渦中に於いてただ「助けてください!」と絶対者に対する赦しを乞うような叫びたい気持ちや大切なものを失う耐え難き痛みも、サイズの合わない軍靴を履いた前線の兵士のストレスも、部室に置いてあるDVDプレーヤーを盗むために夜の真冬の雪道を歩く少年の純然たる悪意も、縦には切れない手首も、見えるように充てたガーゼも、可愛いだけで身に着けたクマちゃんの知られざる悲話も、ギャルの棒読みに振られたルビも、夏祭りの誘いを断った日の食卓も、件名「Mail System Error - Returned Mail」も、友人が部屋に残した吸い殻も、格好付けてレンタルしたジャン=リュック・ゴダールも、誰かから見聞きして知ったことをそのまま話すゴシップも、憎しみを内に秘めながら先輩に口角をあげる行為も、しかしその先輩も後輩だった時には先輩に、それら全て僕の腰から溢れた絶望。身から出た錆。この錆こそ最大のブレーキと云わんばかりに動きが鈍く、ガチガチにぎこちない。もうね、おじいさん。

車椅子の生活さえ考え出しているのだけれど行きたいところに行きたいように行けなくなるのと仕事のことを考えてしまい、落ち込むどころかもはや躁状態。
そんな半ばハイ、別の記し方をすれば自棄で三件目の病院を受診。新患破産しそうな懐模様さえ勢いで見ないフリした甲斐あってかMRIまで漕ぎ着けた。
しかし保険利かせて6000円以上したそのMRIでさえ異常を見つけてはくれなかった。

医「でも痛いんでしょう?」

僕「えぇ困ったことに」

医「何でだろうねえ」

人並みの半分くらいしか人付き合いをしてこなかったけれど匙投げしたのを察した。
原因不明ほど恐ろしいものはないのだけれど病院に訴えのある腰痛で解明できるものというのは15%ほどのものらしい。先日父から「テレ朝で腰痛やってるよ」とメールが来たので観ていたらそんなことを言っていた。
健康番組見るようになったらお終いだよ。

ぷっすままでだらだら点けてた。
ほくろの多い読モが頭の先から足の踵までドンピッシャァァーーーンで、やりてーって、マガツヒ クイテーってなって心拍数上がったけれどどうしようもないんだよ。
腰痛ぇから。



次、注射だって。
もーやだ。積極的にやだ。
世界の中心に核落とすようなもんだよ。