─11月に観た映画─
第9地区
パブリックエネミーズ
ドアーズ
SP THE MOTION PICTURE ◎
ハリー・ポッターと死の秘宝 ◎
◎は劇場観覧
ダニエルラドクリフを初期から見ている人間(の姿を借りた天使)は冒頭の胸毛にかなりのショックを受けた。
けれど、ね。
成長とはそゆとこにも出て、変わってゆくけど本質は維持しているような、ホメオスタシスとトランジスタシスのような…違うか、でもそれ自体がハリーの成長を本筋とは別の切り口で垣間見れるサブタイトルのようなものだと考えると比較的オツだ。
その胸毛が賢者の石であり、
胸元が秘密の部屋であり、
そこに捕われた囚人であり、
見るからに炎のようで、
まさに不死鳥、一本一本が騎士団員であり、
一本一本が謎のプリンスであり、
3種のDeathly Hallowsの1つである、
わけもなく。
最寄り駅近くに激安の殿堂が出店し、地価が上がりそうな悪寒に上着の襟を立てずにはいられない昨今。
割と薄着で、防寒にはマフラーだけという出で立ちで周囲をゾッとさせるだけの簡単なお仕事に従事していると、地価の高騰がそのまま物価の高騰にも繋がりそうで怖いわー。
なんてったって賃金が低い。こちとら商売で天使やってんだ。背中の羽でダウンジャケットをこしらえる日も近い。
地域密着型スーパーマーケットでは野菜が値上がり、不動産では家賃が値上がり、住民税はカタギでは考えられない額になり、煙草屋の前のドリンクベンダーからは「100円!!」の文字が消え、並木は葉を散らさずに腐らせる一方、花は彩りを失い、鳥たちは歌うことをやめた。
激安なんて本末転倒。
これはハムレットの間違いじゃないか?
川は濁り、オフィーリアを沈めた。