一歩また進む | イタリア田舎生活

イタリア田舎生活

北イタリアの田舎町で息子(17歳)との生活日記。
日々の生活を通して見たこと、聞いたこと、感じたこと、神様のこと

さて、さて、オンラインスクールの説明会(個人的な)の日となりました。

わたしは前日から何回もアポの時間を確認して、

緊張していました。

 

当日の午前中はミラノのお友達が、遠方はるばる訪ねて来てくたのですが

わたしは午後から説明会があるので、一緒にランチはできませんでした。

 

でも、

説明会後に又会おうね~

 

という事で、私は家へ。

 

息子の様子が気にはなりましたが、あえて何も言わずにいました。

 

 

昼食を終え、スカイプの準備をしていると
何やら息子は外出の準備をしている様子。。。
 
「出掛けるの?」
 
「うん、友達にあってくる」
 
「へっ!今から説明会だよ!」ムキー
 
「えーーー!オレも聞かないといけないわけ?」
 
などと言っていると、ちょうど時間になり、スカイプコール。
 
応答すると、すぐに学校の担当の女性の方が明るく挨拶。
その後すぐに、
 
「あれ?お母さんしか見えないですねー。 ご本人はどこかな?」
 
とおっしゃる。
 
「ほら、ほら、あんたも参加しないと!
当然じゃない!」
 
と私も横から。
 
「本人が参加しないとねー。 だって、君の為のことでしょ?」ウインク
 
 
それを聞いた息子はわかったんでしょう。
観念したように、顔をしかめながらも
私の横に顔を半分登場させました。
 
初めての人と会ったり、話したりすることが非常に苦手な息子なので、
このスカイプでの説明会も逃げたかったのでしょう。
 
でもギリギリの、そして絶妙のタイミングで
説明担当の女性が息子を引きとめてくれたのでした。
 
 
もし、私が説明会の始まるしばらく前に出席を義務付けるような事を言っていたら、
息子はさっさと家を出て、逃げていたかもしれません。
 
それからの学校説明は、主に息子に対して語りかけられました。
私は横で聞いているだけ。
 
担当の方は息子を名前で呼びかけつつ、
細やかにそして手際よく説明してくださいました。
 
 
一通り説明が終わった後、どうしますか?という事になるのですが、
私はこの学校でいいかなと言う気持ちになっていました。
 
特に、不可解な点もなかったですし、

横の息子の反応が良かったからです。

 

なんとなく前向きになっている感じが伝わってきたからです。

すっかり授業を受ける気になっているようだったからです。

 

授業料は想像より高めでした。滝汗

 

でも、お金のことはなんとかなる!なんとかする!

と言う、常日頃の私の勝手な確信で、クリア。滝汗

 

後日、入学願書等の書類をメールでやり取りすると約束し、

その後、校長先生との面談もあるとのことで

スカイプを切りました。

 

あー、よかった!

直接話してみてよかった!

いい学校と巡り合って感謝!

 

などと思いながらいい気分になっていたら、

 

「こんなに簡単に決めちゃっていいわけ?」

 

と息子。

 

「まだ契約を交わしてないから、やっぱり止めますって言えるけど、何か気になるとこあった?」

 

「別にないけど。」

 

「もう時間もないし、これは出会いだと思うんだけど。」

 

「うん。。。」

 

「ママはネガティブな感覚は何一つ感じなかったけど。」

 

「そうだね。」

 

 

という事で、この学校に決めました。ニコニコ

 

確かにあまりにもとんとん拍子に進んだ感はありますが、

不思議と不安感や、ネガティブ感が無いのです。

 

この道を試してみよう!

 

と言う感覚が心に広がっていました。

 

今日のこの日まで、毎日毎日心に重ーいもの、暗ーいものを抱えており、

それらのものが一掃されるように祈ってきました。

 

ある日は神様に楯突き、文句を言い、愚痴をぶちまけました。

ある日は神様の前で大泣きして、ただただ、助けてくださいと祈りました。

 

そのような日々に抱えていた不安感は薄らぎ、

いま、平安が与えられていました。

 

それは良きものである感覚がありました。

 

 

さぁ、先に進もう。

 

 

そう言って、イエス様は息子の肩を抱き、一歩進もうとされていると思えたのです。

 

 

その後、ランチを終えがミラノの友人たちと会い、

バールで説明会の報告をしました。

 

彼女たちも息子の為に祈ってくれていたので、

今日の出来事を喜んでくれました。

 

彼女たちの祈りに感謝すると共に、

祈りを聞き、私たちの予測を超えて応えてくださる

神様の御業に感謝をしました。

 

とりあえず、学校は決まりました。

後は授業が開始し、息子の受験勉強に対する姿勢に掛かってきます。

 

これからも祈りは続きます。

 

 

**********

 

常に主を覚えてあなたの道を歩け。

そうすれば 主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。

箴言 3:6

 

**********