息子の不登校、私自身の信仰不信。。。
試練とわかっていても、頭で理解しようとしても、
なかなか心がついてこない弱いわたしです。
神様は、こんなにも苦しんでいる様子をご存じなのに
放っておかれる…
っていうか、そもそも神様はおられるのか?
神様なんていない!って言う人も世の中にはたくさんいる。
死んだ後も、本当はなーんにもないんじゃないか…
いっそ、そう思っちゃったほうが楽かもしれない…
何て考えたりしても、
やっぱり私の愚痴を言う相手は神様。
あぁ、私はやっぱり離れられないんだなぁ。
この試練を通して、神様は私にバッチリご自身の存在を示されてました。
それでも息子は学校に行かず、毎日グータラな生活。
街を歩くと、同い年ぐらいの子たちの登校や下校の様子が目に付きます。
そのたびに目がうるんできて、
息子はどうなるんだろう…
彼はどうしてこうなんだろう…
と悲しくなってきます。
実家の母や、知人、友人に、憂さ晴らしを兼ねて息子の話をすると
皆、良かれと思って、
色んなコメント、アドバイスをしてくれます。
皆、私のことを励まそうと思って、助言してくれるのはよくわかるのですが、
「そんなこと、言われなくてもわかってる!」
とか、
「いや、そうじゃないの!私たちの事わかってないのに勝手なこと!」
とか、
「そんな簡単なことじゃない!」
とか、とか、とか・・・
小さな心の、人間が出来てない私には、余計ストレスになることに気付き、
息子の現況を誰にも言わないようになっていました。
そんな時、あるきっかけで、今は遠くカラブリア州に引っ越してしまった親友と電話で話すことに。
2年ほど前に、家庭の事情で生まれ故郷のカラブリア州に引っ越してしまった親友のローザ。
数少ないイタリア人の友人の内の一人です。
そんな彼女との電話で息子の近況になり、
ひさしぶりという事もあり学校の話をするや否や、
「あら、私の甥っ子も学校行くのやめたわ!」
「え、どうして?」
「コロナの規制で昨年度ずっとオンライン授業だったじゃない?
それで彼、やる気をすっかり無くして、勉強しなくなって、留年したの。
で、今年度からはもう行きたくないって言いだして、
なら、仕事しろ!って父親に言われてね。
でも高卒資格は取りたいから、一般資格で進級試験を受けるんだって。
だから学校はやめたわ。」
「ちょ、ちょ、ちょっと、学校やめちゃったの?」 と私。
「そうよ、だって、学校に籍を置いてたら、又留年しちゃうでしょ。」
「そうだけど… なに、その進級試験って?」
私にとっては初耳の事で、何が何だかわからず、
ばかりだったのですが、
「とりあえず、妹にどういう風に退学したのか、進級試験の申込とか聞いとくわね~」
と彼女は明るく言って話は終わり、電話を切りました。
えーーー!高校退学しちゃうの?
そんなことしちゃって大丈夫?
進級試験って何よ。
外部から受験?
高卒資格受験じゃなくって?
私にとって、考えたこともない発想!
そんなことしちゃっていいの?
それから、間もなく、ローザの妹さんからメッセージが届き、
(ローザが話していた事とあまり変わりのない内容)
彼女たちの繰り返し言う事は、
1、退学して、
2、【私人】として、学校には通わず
3、自分たちで勉強して、
4、学年末の進級試験を受ける
という事です。
とりあえず、ネットで
「私人」として「進級試験受験」についてリサーチを始めたのでした。
困ったときはとりあえずネット。
ありがたや~