新学期だー! | イタリア田舎生活

イタリア田舎生活

北イタリアの田舎町で息子(17歳)との生活日記。
日々の生活を通して見たこと、聞いたこと、感じたこと、神様のこと

こんにちは。

 

コロナロックダウン明けから、仕事が猛烈に忙しくなり、

毎日精神的にも、体力的にもヘロヘロ状態でした。滝汗

 

そんな怒涛の数か月を過ごし、やっと2週間弱の休暇!

 

わーい!何しようかな??

 

と思うけど、時期は9月。

そう、新学期開始~

 

息子は昨年度のオンライン授業をほぼすっぽかし、参加していなかった為、留年。

今年度、高2再トライです。

 

うーん、行くのかな?

勉強する気あるのかな?

でも、学校には行きたいって(一応)言ってるし。

 

新学期開始10日ほど前に、彼がどこのクラスに入るのかがわかりました。

(イタリアは基本、1年生から卒業までクラス替えはありません)

 

それを知ったとたん、

 

「あのクラスには行けない…」

 

でた。

はい、言い訳~

勉強は面白くないとか、朝眠いとか、

単に怠け癖で学校に行きたくないからそんな理由つけてるんだと心の中で思っていました。

 

でも一応、彼に寄り添うつもりで、どうしたのー?と聞いてみると、

夏休みの間にトラぶった相手のグループが数名そのクラスにいるらしいのです。

 

まぁ、思春期の男子。

彼ら同士で色々あるんでしょう。

それはわかる。

 

「絶対行けない。クラス替えしてもらう。知り合いがいるクラスに変えてもらう。」

 

イタリアはクラス替えは本人たちの希望でお願いできるのです。

 

でもさ、だったら、自分で学校に電話してお願いしてよね。

こんな新学期直前に事務所に人も先生方も忙しいんだよ。

あんた、だいたい遅すぎるよ。

友達がいるクラスが良かったんだったら、その旨終了式後すぐにでも学校に言うべきだったよね。

 

私もこんな時期に学校に面倒なお願いするのは気がひけます。

 

彼は学校に連絡しました。 電話で事務の担当の人に話しをして、

何やら校長宛にメールを書けと言われ…。

 

やってました。言われた通り。

私のいう事は全く聞きませんが、

自分の学校生活の運命が掛かっているのです。

そりゃぁさっさとやってました。

 

しかし、却下。

 

ショボーン

 

校長からのメールを読ませてもらいましたが、

あっけなく、

 

「その要望に応えることはできません。」

 

だけ。

 

もうちょい、書きようがあるんじゃないの?17歳の多感な男子が長々とメールを書いてお願いしているのに。

それでも教育者?

とか思っちゃいましたが、

 

ダメって言われたら仕方がない。

 

本人はかなり自分なりの理論で怒りの文句を言っていましたが。

 

それから、新学期初日までの数日間、学校の話をすると(基本的に私は学校のことしか彼と話さないらしい)

ずどーんと落ち込んでいる息子でした。

 

大丈夫だって!ウインク

そんな奴ら、知らん顔しとけばいいよ!

クラスにはほかにもいるんだから!

 

色々言葉を掛けて、私なりに励ましていました。

 

励ましつつ、自分自身も励ましてました。

 

大丈夫だって!

なんだかんだ言っても、気にせず学校に行くって!

初日は彼も不安かもしれないけど、他の友達ができるから!

 

もしかしたら、又登校しないって言うかもしれない…

 

そんな思いが頭の真ん中にぽっかり ふわふわ浮かんでいました…

 

<つづく>
 
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本「恐れることはない、わたしはあなたと共にいる神。
  たじろぐな、わたしはあなたの神。
  勢いを与えてあなたを助け わたしの救いの右の手であなたを支える。 」
  イザヤ書41:10
 
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