小さな伝道 絵本にメッセージをこめて | イタリア田舎生活

イタリア田舎生活

北イタリアの田舎町で息子(17歳)との生活日記。
日々の生活を通して見たこと、聞いたこと、感じたこと、神様のこと

今週の月曜日から私の暮らすピエモンテ州は、他のいくつかの州と共に

再び外出、移動規制が強化されました。ショボーン

 

レストラン、バールなどの飲食店に関してはテイクアウト、デリバリーだけ可能で、

店内での飲食提供の営業が禁止。

外出も夜10時から翌朝の5時まで禁止です。

 

と言うわけで現在私も、レストランでの通常の仕事は休みとなり、家で過ごす時間が多くなっています。

この規制はいつまで続くのか… 各飲食業関係者を始めそれに連なる仕事の人たちは頭を抱えています。

 

この規制が発令されるまでの約一か月は、レストランも18時まで営業が可能で、

お天気がいい日も増えてきたこの時期、人々は時間が許されるまで広場やバール、レストランで

家族や友人と楽しい一時を過ごしていました。

 

そして私も、とてもとても久しぶりにレストランで昼食する機会がありました。

日本人のお友達と2年ぶりにランチ!ラブ

彼女とは私の暮らす小さい街で今から約10年ほど前に知り合い、

街に暮らす唯一の日本人という事で、うれしいことも、悲しいことも、腹の立つことも

お互い日本語で語り合い、仲よくしてきました。

 

今は結婚して、少し離れた場所に暮らす彼女ですが、コロナウイルス蔓延の影響で

長い間会えずにいました。

その中、無事に第二子誕生!

是非とも会いたい!

今は規制も緩和している!

会おう!

という事になり、急きょお互いの暮らす地の中間地点にある、

老舗のレストランでランチすることになりました。

 

久しぶりのレストランで、お友達と会食。

そしてニューフェースちゃんともご対面。

 

とても嬉しくて、ウキウキして、お祝いには何がいいかなと色々考えていました。

小さい赤ちゃんへは夏用のドレスを購入したのですが、

もうすぐ3歳のお兄ちゃんには。。。

 

思いめぐらしていたときにふとわが家の本棚に目が留まりました。

いつか誰かにプレゼント出来たら…と思い日本から取り寄せていた絵本。

 

よし、これにしよう!

絵本が大好きだと聞いていたし、一緒に読み聞かせする私の友達にも素敵な内容のはず!

絵本なら、今は新生児の妹ちゃんも、そのうち読んでくれるし。

 

その絵本とは、

マックス ルケード著 たいせつなきみ

 

アマゾンより↓

「木でできた小人たちの村では、誰もが同じことに夢中になっていた。ほめたい人にはお星さまシールを、けなしたい人には、だめじるしシールをはること。だめじるしばかりベタベタはられたパンチネロは、外出するのもいやになってしまう毎日。そんな時、どちらのシールもはられていない不思議な小人ルシアに会う。すべてのパンチネロに贈る心を癒すメッセージ。 」

 

君は神様に創造された唯一無二のもの。

そして君は、君の創造主から愛されている…

 

ラジオ伝道者の高原剛一郎先生もお勧めされています。

 

プレゼントを渡した日の夜、早速読んであげたそうです。

少し長くて難しかったかなと思ったのですが、2回読んで!とせがまれたそうです。

 

大人の私にもいい内容の絵本をどうもありがとうとメッセージが来ました。

 

この絵本の最後のページには聖書の言葉が載っています。

福音を伝えたいと思いながら、その方法やタイミングがつかめずに祈る日々でした。

そんな時、ふと神様から「あの絵本を渡したら?」とささやかれたような気がしたのです。

 

何度も読み聞かせながら、彼女の心にも、そして子供たちの心にも、

いつか、何か働きかけられたらいいなと思いました。

 

主の御業に期待して。