それは「愛」なのかと訊かれたら

たぶん違うね…

そこまでの深い繋がりはまだないから…

だからそれはきっと「恋」なんだろうな…

確かなことはただ「好き」ってこと

たまらなく「好き」ってこと

ただそれだけ…

煌めく街に唾を吐き

クリスマスキャロルに耳を塞いで

ここから何処へ行こうか

行き場を無くした野良猫のように

路地から路地へ

あてもなく彷徨う

心にぽっかり空いた空白は

空しくあたしを嘲笑う

知るもんかお前なんか

手の中のガラスを握りつぶす

鋭い傷みに流れる赤い血

この血で空白を塗り潰そうか

とどのつまり

逃げられやしないんだ

わかっているさ

わかっているから

泣きたくなるんじゃないか

遠くに聞こえるサイレンの音

それすらジングルベルに聞こえる夜

ここから何処へ行こうか

あなたの愛の一欠片を
あたしにください
そしたら明日も生きられるから…
今日まで生きてきたことも
無駄ではなかったと思えるから…
あなたの愛の一欠片
それだけでいいんです
他に何も望まないから…
どうか…
どうか…
どうか…