ヒラリハラリ飛ぶよ

晩夏の夕陽を浴びて

ヒラリハラリアゲハ蝶

夕暮れ時の風に乗って

ヒラリハラリ…


狙いを定めて

右手で掴む…

開いた手から

銀粉が舞うよ

ヒラリハラリ…

まだ息があるね…

もう一度手を握り締める

粉々になった銀粉が舞うよ


ヒラリハラリアゲハ蝶

終わりだね…

あたしの夏も終わるよ

ヒラリハラリアゲハ蝶

ヒラリハラリ夏の夕暮れ時

ヒラリハラリ…

ヒラリハラリ…

あなたの「愛」と呼ばれる「束縛」から

逃れたかった…


ふたりきりの時間は楽しかった

いつも

いつだって「ふたりきり」だった

それがとっても心地良かった

本当に今でもそう思う…

だから「ありがとう」の代わりに

「さよなら」を…


別の「愛」をみつけたからじゃないのよ

どう思ってももういいけど…


ひとりになりたかったの

ひとりで歩いてみたかったの

後悔するかもしれない

でもそれもいいかも

確かなことは

もう振り向かないってこと

前だけ見て歩いていくわ

別れ道はもう見えなくて

ただひとつ残された道を歩いて行くだけ

「さよなら」は始まりの合図

だから「さよなら」

さよなら昨日までのふたり

こんにちはひとりだけのあたし…

それが「愛」だと思った

だから愛した

どこまでも

どこまでも

どこまでも

君を愛した

君だって僕を愛してたよね?

僕たちは「愛し合っていた」


だから突然の君の「さよなら」を

僕はわからなくて

僕はにはわからなくて

「愛」は「悲しみ」に変わった

もう何も僕には残ってないよ

君しかいなかった僕の人生は

君の「さよなら」で終わってしまった


死のうと思った

もうそれしかないと…

もう残されたものは

それしかないと…

「さよなら」僕の人生

「さよなら」君の人生

おしまいだよ…

これでおしまいだよ…

僕たちの人生

僕たちの「愛」

さよなら

さよなら

さよなら…