小説「恋するプリンセス ~恋してはいけないあなたに恋をしました~」あらすじ&目次

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17 決戦前
第199話 二つ目の作戦

 

 

「弱点?」

 ギルの言葉にセイン王子の眉間に皺が寄る。

「はい、二点ございます。先ず一点目。先程作り出した金色の玉のようなものですが、飛距離がほぼございません。そのため、近距離で行う必要がございます。二点目は、金色の粉のようなものが振りかかって見えたかと思いますが、途中で動いたりすると消えてしまいます。つまり、魔法の効果を得られません」
「ということは、操られた人間を動かないようにしてから、近くで魔法をかける必要があると言うことだな」

 リアム国王が静かに問いかけるとギルは申し訳なさそうに目を伏せた。

「申し訳ございません……」
「いや、これだけのことが出来れば十分だ。支配された者は後回しにしても問題ないということだからな。順番が前後しても良いというのはとても動きやすい。バフォール討伐を最優先に考えよう」
「そうだね。ギル、この件について重要な役割を担っている。バフォール討伐は参加せず待機しておいてほしい」

 セイン王子が隣に立つギルに向かって伝えると、ギルは顔を青く染める。

「セイン様! 私はセイン様のお側におります。バフォールの戦いに備え、補助も必要かと! また何かあったら――」
「俺は大丈夫だよ。だけど、ギルがいなければ皆を助けることは難しいんだ」
「私はセイン様のお側におります!」

 バフォールによって瀕死の状態に陥ったセイン王子を二度も救えなかったことに、ギルは憤りを感じていた。この件に関しては一歩も譲るつもりはない。

「ギルはセインの側にいるように」

 静かに聞いていたリアム国王は命を下す。

「あ、ありがとうございますリアム陛下!」
「兄さん!」

 瞳を輝かすギルトは対照的に、セインは困惑を隠せていなかった。

「セイン、お前はローンズの王子だ。我々には今後もずっとローンズの民を守っていかねばならない。一番に考えることは生きること。ローンズを守ることである。アトラス王国やエリー王女を大切に思っていることは知っている。しかし、何が重要なのかを判断し、起こりうる最悪の事態に備えることだ」
「……はい、分かりました。すみません」

 静かに発する声には威圧的でも高圧的でもなかったが、セイン王子の心を落ち着かせ、立場を理解させるには十分にあった。



 ◇

 翌朝、ギル、アリスは魔力戦闘部隊三十三名の子供達の前にいた。滞在所の食堂で食事を目の前にしてもなお、静かに二人を見つめる子供達。彼らは従順で大人しい。
 ギルはゆっくりと彼らと目を合わせてから口を開いた。

「食事前にごめんね。ここに来てから楽しいという気持ちって少しは知ることが出来たかな? これからね、もっと色々なことを知って、自分の意志で行動も出来るようになってほしいなって思っているよ。沢山笑って楽しい毎日が過ごせるようになってほしい。そして大切なものを見つけてほしい。君たちにはこんなに多くの家族がいる。お互い助け合って生きていってくれたら僕は嬉しい」

 子供たちは特に反応を示さないが、ギルを見る瞳には光が宿っている。ギルは少し躊躇したあと重い口を開いた。

「……これから俺たちローンズ王国は悪魔を倒しに行く予定なんだ。現在、悪魔はアトラス王国にいるんだけど、いずれ世界を侵食していくだろう。つまり、君たちの国デール王国やローンズ王国も脅威にさらされているということなんだ。俺には守りたい人がいる。だから戦おうと思う」
「あ……ぼく……」

 おどおどとした声が目の前に座る少年から聞こえた。ニーキュである。

「怖がらなくていいよ。君たちに戦えと言っているわけじゃないんだ。命令でもないし、お願いでもない。君たちの意思で一緒に戦うか判断してくれて構わないんだ。ただ……ごめん。訓練には付き合ってほしい。もしいざ戦いたいと思ってくれたとき、何も知らないよりかは、知っていてくれた方がかなり助かるから……。勝手なことを言って申し訳ないけど……」

 ギルの戸惑いが伝わっているかは分からないが、子供たちは頷きながら小さく「はい」と答えた。

「ありがとう。訓練は魔力を他人に譲渡するだけのものであり、危険なものじゃないから安心してほしい。それで早速で悪いんだけど、今日から訓練を始めて欲しいんだ。俺は悪魔討伐に向けてここから離れちゃうんだけど、アリスさんはみんなと一緒にいるから大丈夫だよね?」

 ギルが離れてしまうと聞いた瞬間、無表情だった子供達は少し寂しそうな表情を見せる。それを見たアリスはくすくすと笑った。

「なぁに? 私だけじゃ不満? じゃあさ、ギルさんが戻ってきた時に凄い! って言って貰えるように頑張るのはどう?」

 満面の笑みで話すアリスに対し、子供達の瞳はキラキラと輝いた。ここに滞在するようになってから、子供達の面倒は主にギルとアリスが行っていた。言葉もあまり発することもなく、感情もあまり表には出さない子供達だったが、二人から受ける愛情には少なからず反応を示すようになっていた。

 子供達の反応にギルとアリスも嬉しそうに笑い合う。

「…………ぼく、役に立ちたい。正しい使い方……」

 ニーキュが両手をぎゅっと結んで顔を上げた。ギルはニーキュの目線の高さに腰を屈め、優しく微笑んだ。

「うん。俺はニーキュが正しい魔法の使い方が出来るって知っているよ。協力してくれてありがとう」

 ニーキュも小さく笑う。ニーキュは誰よりも言葉を使うようになり、表情も増えていた。

「……いって……らっしゃい……」



 恥ずかしそうにそう伝えるニーキュの頭をギルが撫でてから、また立ち上がる。

「それじゃあ、行ってきます。皆、楽しく過ごしてね」

 少しずつ変わってきている彼らのために、戦わなくても良い方法を見つけたい。
 ギルは気持ちを引き締め、退室した。



 ◇

 滞在所の門出口でリアム国王とセイン王子が話をしていた。近くには三頭の馬とバーミアもいる。

「無茶はしないように」
「うん、分かってる」
「ギルの言うことはちゃんと聞くように」
「兄さん、子供じゃないんだし大丈夫だから。心配しすぎなんだよ」

 はははと笑うセイン王子に対し、リアム国王はまだ険しい顔をしていた。セイン王子は何かと直ぐに無理をすることが分かっていたからだ。出来ることならば一緒に付いて行きたかったが、魔力を封印するのはリアム国王が行うため、子供達と一緒に訓練をする必要があった。側近であるハルはローンズ王国に戻っていたため、セイン王子に付けることが出来ない。

「バーミア、お前もセインが無茶をしようとしたら遠慮なく止めるように」
「はっ」

 騎士団隊長のバーミアが胸に手を当てたとき、ギルが建物の中から走って出て来た。

「お待たせ致しました!」
「よし、行こう!」

 セイン王子は直ぐ様馬に跨ると、バーミア、ギルもそれに続く。

「では行って参ります」

 三人が向かう先は、ここから南東。馬で三日ほどの距離にある大聖堂ボルディレット。世界で最も神に近い場所と言われている。魔力を封印すること以外に悪魔を倒す方法がないかと、大司教に相談しに行くのである。


 

【次の話に進む】

前の話に戻る

 

 

一話から読む

 

 

↑バーミア

 

 


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田中桔梗(ききょう)ですパンダ七夕

 

追加でお祝いありがとうございました!!

 

有楽こたろさんからもイラストをいただきました。゚(゚´ω`゚)゚。

めっちゃめちゃかっこいいリアム様なので見てほしいっす!!!

今までディーン様のイラストを数多く頂いたり、

エーデル様のイラストを頂いたりしていましたが、

リアム様もすっげーよかったっす!!!(;゚∀゚)=3ハァハァ

若い頃のリアム様を見れた感じがして興奮したわ♡

魔法薬で若返るパターンとかもいいよね!!

短編とか書きたいなって思っちゃったよ!!!

妄想捗るイラストをありがとう!!!!

 

 

 

 

その他にもTwitterなどでイラストもいただいております!!

そちらは公式サイトと恋プリ美術館に飾ってあります♡

みなさん、本当にありがとうございます。゚(゚´ω`゚)゚。

 

 

 

 

■恋プリ美術館完成

前回295枚とお伝えしましたが、

それはソロイラストでしたね。

 

今回はペア以上のイラストになります(*'ω'*)

 

アランアルバート:3

アランマーサ:6

アランレイ:10

エリーアランレイ:3

ギルアリス:4

ギルニーキュ:4

セインエリ:9+1

リリュートエリ:4

レイエリ:31+2

その他:33

 

合計:110枚

 

こちらも沢山いただいております!!!

やっぱりレイエリが一番多いですね(*'ω'*)

度のイラストも嬉しいし幸せになる~~~~♡♡♡

ありがとうございます!!!

 

 

 

入口はこんな感じ。

 

奥の建物には恋プリワールドに行けるポータルを設置。

 

配信で恋プリの説明をするときに便利な持ち運べる立ち絵を設置。

 

企画とか年賀状とかで描いたイラストも一応置いた。

画質がちょっと悪いのが残念なところ。

挿絵も置くかなぁ~どうしようかなぁ~><

 

ってか皆VRCHATやってほしいな……。

 

 

 

 

 

 

 

■さらに改稿しちゃった!!

前回更新した「第198話 支配魔法と解除魔法」ですが、

前半部分のリアムとレイの会話を修正しました。

その部分だけ置いておきます~!!

 

------------------

 滞在所は静かな闇に覆われ、皆が寝静まった中でセイン王子が記憶の旅から戻ってきた。

「大丈夫か?」

 リアム国王がテーブルを挟んだソファーから読んでいた書物をテーブルに置き、セイン王子の様子を窺う。

「うん。思い出した……。凄く大切な記憶だった」
「そうか」
「俺は、必ずエリーもアトラスも救ってみせる。そのために、一刻も早くバフォールを倒したい」
「そうだな。で、アトラス城で何かいい手立ては見つかったか?」

 セイン王子は首肯をすると、アランから得た情報を伝えた。

「ディーン王子を先に倒した場合、仕えるものがいなくなったバフォールがどうなるかは分からない。ディーン王子を生かした上で、先にバフォールを何とかする必要があると思うんだ。だから先ずはやつの魔力を封じる」
「魔力か……。封じることは出来るが、バフォールの魔力より上回らなければならない。どの程度の魔力があるのか未知数だ」
「そうだよね。だから子供達の魔力も借りて臨むというのはどうかな? ジェルミア様からはバフォールの戦いに役立ててほしいと言われていたわけだし。わかってるよ、実戦を行うには若すぎるし、境遇だって理解している。だけど、悪魔と手を組んだ男が大国に君臨してしまった今、ローンズ王国やデール王国だって危険なんだ。誰も彼も操られてしまったら……」

 リアム国王は思案するように眉間に皺を寄せた。

「彼らの意思を尊重したいところだが、今はまだその判断も難しいだろう。一先ずその案は一つの案として置いておこう。それに、魔力を借りるとしても、彼らの訓練は必要だ。また、魔力を封じることに成功させたとしても、操られた者たちがどうなるかが問題だ」


 リアム国王の懸念にセイン王子は神妙な面持ちで頷く。

「それについては検証することが出来ると思う。俺、バフォールが人を操る時に側にいたから……」
「出来そうか?」
「多分、出来ると思う。魔力の流れは見えたから」
「では早速試そう。バーミアをここへ」

------------------

 

ノリの軽さをなくしたのと子供達への配慮を追加しました~!!

そろそろ続きも更新したいね!!!

 

 

 

 

 

 

■スケジュール

・なろう恋プリ推敲(196話まで完了)

・「ぼくとこだまさま」の短編作成(4話作成中)

・アラン編56話

・童話シリーズ

 

 

 

 

 

■参加予定企画

イラスト2枚提出済み

【皆で作ろうイラスト集】アゼブロ2

企画者:日本侍ぽぽ さん

 

 

 

 

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田中桔梗(ききょう)ですパンダ七夕

 

5/29は私とレイの誕生日でした♡

※ぱんだがワタシデスw

沢山の方に祝ってもらいましたぁ!!!

動画はこちら

 

イラストも沢山いただきました!!!

 

 

恋プリオンリーのイラストも沢山いただいております!!

飾る場所は現在、恋プリ美術館を作成しておりまして、

そこに少しずつ掲載中!!

 

 

いただいたものは恋プリサイトにも掲載しているんだけど、

いくつか載せていないことが発覚!!!

危ない危ない!!!

あと、保存は人別に保存しているため枚数が良くわからなかったんだけど、

ここに掲載するために番号を振ったので、枚数がわかったよ!!

 

エリー:72枚

レイ:57枚

女レイ:3枚

アラン:23枚

マーサ:15枚

アルバート:24枚

リアム:7枚

セイン:8枚

ギル:4枚

アリス:9枚

ディーン:8枚

ジェルミア:6枚

リリュート:8枚

エーデル:4枚

ハーネイス:4枚

シトラル:4枚

アーニャ:7枚

ジェルド:19枚

ビルボート:2枚

セルダ:5枚

サラ:2枚

ソルブ:2枚

セロード:1枚

ハル:1枚

 

合計:295枚

 

ぬおおおお!!!

こうまんべんなく描いていただけているっというのも嬉しいです。゚(゚´ω`゚)゚。

脇役も愛されるのは大事なことだもんね!!!

アランが意外と少ない感じがするけど、アランは誰かと一緒に描かれることが多いんだよね。

 

ってことで、次はペアイラストと複数人などに分けて掲載しようかなと思います。

漫画やR18なイラストはちょっと載せられないのが残念……。

 

 

 

で、ブログでは一人一人イラストを紹介できなかったんだけど、

毎週月曜日の配信でその週にいただいたイラストを紹介させてもらっています!!!

良かったら見に来てね♡

 

 

 

 

 

■ブロ友さんのお祝い記事

遊パチママさん

いつも配信見に来てくれたり、

こうやってお祝いしてくれたり、

恋プリ部に入ってくれたり、

本当に本当にありがとう。゚(゚´ω`゚)゚。

素敵なセインエリのイラストなので直接見に行ってほしい♡

セインがとても美しくてわたくしめっちゃ気に入っているよ!!!

恋プリ美術館に飾らせてもらうね!!!

セロードさんが恋プリサイトに掲載されてなくてびっくりしちゃった!!!

なんでや!!!!

あとでちゃんと掲載します!!!!

 

 

四色ミケさん

いつもハッピーインのみんなと恋プリのみんなと絡めてくれてありがとう!!

ハッピーインの漫画、めちゃくちゃ面白いからみんなに見てほしい!!

ミケさんからは以前私が描いたセインジェルミアのイラストを

塗っていただきましたああああ!!!!

個人的には二枚目のピクニックを眺めている二人というのが好きでしたwww

真面目な顔して「エリー、かわいいな」って思ってるんだろうなと思って( *´艸`)♡

忙しい中色塗りしてくれてありがとう!!!!

 

 

 

 

 

■Virtual入学式

沢山見に来てくれてありがとうございました!!

トラブルもあったけどなんとか終えることが出来ました!!

ブロ友さんからも沢山イラストをもらい、

会場に飾られたり、笑顔プロジェクトの動画になったりと

たくさんの笑顔が溢れました!!!!

本当にありがとう!!!!!

動画はこちらから見れます。

 

 

 

Virtual入学式はすべてにおいて何かを始める人たちが参加できるもの。

何かを始めるのに早いも遅いもなくて、やりたかったらやればいい。

出来なくなったら無理をしなくてもいい。

人生長いから、焦らなくてもいいし、周りと比べなくてもいい。

自分のペースで楽しんでいきたい。

そんな感じで私はチャレンジをしていきたいなって思います(*'ω'*)

 

 

 

 

■あと活動したこと……

うーん、いっぱいありすぎてわからないやw

活動日記はFANBOXで公開記事にしてアップしているので、

よかったらそちらを読んでもらえたら嬉しい!!!

 

とりあえず先月は一回しか小説を更新できなかったので、

今月はもう少し更新したいと思います。゚(゚´ω`゚)゚。

 

待っててね!!!

 

 

 

 

 

 

■スケジュール

・なろう恋プリ推敲(196話まで完了)

・「ぼくとこだまさま」の短編作成(4話作成中)

・アラン編56話

・童話シリーズ

 

 

 

 

 

■参加予定企画

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田中桔梗(ききょう)ですパンダ七夕

 

不要不急で色々と思うようにいかなくて、

心がつらくなることもいっぱいありますよね。

 

学校もずっと休みで、自宅学習だけじゃ不安だし……。

卒業式や入学式が中止になったり、

学校に入学すらできなくなった方もいたりとか……。

 

だけどずっと文句言ったり、

悲観してても何も変わらないし楽しくない。

 

そう思って前を向いて進んでいる人もいるんですよね。

 

その中の一人、えるちゃんという方がいるのですが、

彼女(?)もまた息子さんが小学校6年生で卒業を迎えるタイミングで、

保護者不参加の卒業式が行われたそうです。

 

モヤモヤとした気持ちをずっと抱えていたけど

「ないなら作ればいい」

と思い立ったそうですw

 

始めてワールドを作って、

多くの人を集めて……。

バーチャルの世界で卒業式、やり遂げました!!!

(3/29に開催されました)

 

凄いな~って遠目で見てたらですね、

「今度は入学式をやるので一緒に司会をやってほしい」

とお声がかかりました!!!

 

びっくりっす!!!

 

でも、とても素敵な思いで作られていく入学式。

参加させていただくのはとても光栄なこと。

即オッケーしました!!!

 

えるちゃんの詳しい気持ちなどはnoteに綴ってあります

 

※イラスト:えるちゃん

 

開催は5/31(日)20時~

 

<ゲスト>

・V美少女ねむ

・ジビエーズ(ドコカノうさぎ・沙影)

・Miila

・リーチャ隊長

・ろれる

・おきゅたんbot

 

そして、今回キービジュアルを担当してくださる方が、

ななななな、なんと!!!!

恋する寄生虫」の漫画を描かれている「ホタテユウキ」先生!!!

 

来年映画化もされますね!!

そんな凄い方がこの趣旨に共感してくださり、

快く描いてくださるそうです。゚(゚´ω`゚)゚。

 

現在線画まで公開中~♡

ゲスト7人のイラスト~~~~♡♡♡

素敵~~~~♡♡♡

 

いいな~。

司会も描いてほしいな~って密か~~~に思ってたら……

 

 

描いてくれたあああああああああ。゚(゚´ω`゚)゚。

しゅごい……

しゅごすぎる……

 

ありがたすぎる……

 

えるちゃんとぱんだです(;゚∀゚)=3ハァハァ

 

さらに、今度、ぱんだの配信にも来てくださるとのこと!!!!

ふえええええええ!!!!

そんなに気さくにいいんですかああああああ!!!?!?!?

 

多分18日(月)辺りになるかなと思うんだけど、

詳しく決まったらまたお知らせします♡

 

 

 

で、ですね。

話は戻りまして、今回の「Virtual入学式の趣旨」ですが、

 

 

「新しい世界への一歩を創る」

 

どんな状況下でも、

何かを学び生きていく。

 

笑顔を失ってはいけないと切に思っています。

 

そこで、司会者であるえるちゃんと私で、

いきものがかりさんの「笑顔」を歌うことになりました。

 

このMVは、例え笑えない時でも、観れば自然と笑顔になれるようなものにしたい。

そんな思いから、みんなの笑顔を募集します。

 

題して「笑顔プロジェクト」でございますキラキラ

 

笑顔の写真を集めて、一つに繋げたら……

楽しい時間を、少しでも誰かと共有することが出来たら……

 

笑顔が世界に拡がるのではないか?

 

そのためにも、皆様の力を貸してほしいのです。

 

私たちがいきものがかりの「笑顔」を歌うとき、

Virtual入学式メインスクリーンにて、

応募いただいた笑顔の写真をMVに加え、

一枚5秒程度ながします。

 

 

 

写真、イラスト、リアルでもバーチャルでも、ペットの写真でも

笑顔であればなんでもオッケー!!

(著作権に引っかかるのはダメよん) 

 

【追記】

・16:9の比率で、1920×1080pixelpixelくらい

 分からなければ大きめのサイズで送ってくださいw

・背景が透過されてると、背景が黒くなります。

・3枚まで

・白黒可

・アナログからのデジタル化OK

・微笑むでも、はじけた笑顔でも、観た人の気持ちが笑顔になれるものならば、

 必ずしも被写体やモデルが笑っていなくても大丈夫なくらいのゆるさです。

・一枚の画像に何人いてもOK

 

私宛に送ってもらってOKです(*'ω'*)♡ 

 

 

締め切りは5/17(日)23:59まで!!

 

 

是非是非、参加してくださーーーーーい!!!!!!

すでに描いてあるイラストやお子さんが描いたイラストとかでもいいですよ♡

募集動画はこちら

 

 

って、この笑顔プロジェクトを聞いてさ、

恋プリのテーマ「幸せになれる方法」と同じだなって思ったんだよね~。

その一つが「笑顔」なのよ……。

笑顔って大事だよね。

 

だからこそ、成功させたい……!!!

 

 

 

 

お待ちしています!!!!!!!

 

 

 

 

※恋プリ関連でいただいたものがありますので、

 それはまた後日紹介させてください!!!♡

 

 

 

■スケジュール

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・「ぼくとこだまさま」の短編作成(4話作成中)

・アラン編56話

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17 決戦前
第198話 支配魔法と解除魔法

 

 

 滞在所は静かな闇に覆われ、皆が寝静まった中でセイン王子が記憶の旅から戻ってきた。

「大丈夫か?」

 リアム国王がテーブルを挟んだソファーから読んでいた書物をテーブルに置き、セイン王子の様子を窺う。

「うん。思い出した……。凄く大切な記憶だった」
「そうか」
「俺は、必ずエリーもアトラスも救ってみせる。そのために、一刻も早くバフォールを倒したい」
「そうだな。で、アトラス城で何かいい手立ては見つかったか?」

 セイン王子は首肯をすると、アランから得た情報を伝えた。

「ディーン王子を先に倒した場合、仕えるものがいなくなったバフォールがどうなるかは分からない。ディーン王子を生かした上で、先にバフォールを何とかする必要があると思うんだ。だから先ずはやつの魔力を封じる」
「魔力か……。封じることは出来るが、バフォールの魔力より上回らなければならない。どの程度の魔力があるのか未知数だ」
「そうだよね。だから子供達の魔力も借りて臨むというのはどうかな? ジェルミア様からはバフォールの戦いに役立ててほしいと言われていたわけだし。わかってるよ、実戦を行うには若すぎるし、境遇だって理解している。だけど、悪魔と手を組んだ男が大国に君臨してしまった今、ローンズ王国やデール王国だって危険なんだ。誰も彼も操られてしまったら……」

 

 リアム国王は思案するように眉間に皺を寄せた。


「彼らの意思を尊重したいところだが、今はまだその判断も難しいだろう。一先ずその案は一つの案として置いておこう。それに、魔力を借りるとしても、彼らの訓練は必要だ。また、魔力を封じることに成功させたとしても、操られた者たちがどうなるかが問題だ」

 リアム国王の懸念にセイン王子は神妙な面持ちで頷く。

「それについては検証することが出来ると思う。俺、バフォールが人を操る時に側にいたから……」
「出来そうか?」
「多分、出来ると思う。魔力の流れは見えたから」
「では早速試そう。バーミアをここへ」



 部屋の外にいる騎士に騎士団隊長のバーミアを連れて来させた。家具が隅に移動され、中央に一脚だけ椅子が置かれている。異様な光景にバーミアは息を飲んだ。

「突然ごめんね。ちょっと試したいことがあって。変なことにはならないから安心して、そこに座ってくれる?」
「はっ! 失礼致します!」

 背筋を伸ばし、バーミアはセイン王子に言わるがままに椅子に座った。大きな体が椅子を軋ませる。

「じゃあ、いくね?」

 セイン王子がバーミアの目の前に立ち、手をかざした。バフォールがセロードにかけた支配魔法。あの時の状況を思い浮かべ、意識を集中する。魔力で全てを覆い、脳に入り込むとバーミアの気配が変わった。
 横に置いておいた剣をセイン王子が持ち、鞘から剣を抜く。

「バーミア、俺に攻撃を」

 命令を受けたバーミアが立ち上がり、腰に差した剣を抜きながらセイン王子に向かって素早く振るう。セイン王子の剣とぶつかり、衝撃で火花が光る。

「もういいよ」

 その声に、バーミアはスッと剣を鞘に収めた。視線はどこにも合っていない。

「かかったな。魔力がバーミアを覆っている」
「だよね。なんかこれ、めちゃくちゃヤバイ魔法じゃない?」

 セイン王子が振り返り、眉間に皺を寄せた。

「ああ、今後はお前も含めて使用を禁止する」
「わかった。じゃあ、兄さん。この状態で俺の魔力を封じて」

 リアム国王が両手をセイン王子にかざす。セイン王子の魔力を寄せ集め、自分の魔力で覆いつくす。魔力が漏れないように厚く、強く抑え込む。

「どうだ?」
「あー、うん。魔法が使えない。じゃ、バーミアがどうなっているかだね。バーミア、俺に攻撃を」

 バーミアはまた腰に差した剣を素早く抜きながら、セイン王子に攻撃を仕掛けた。魔法は失っていない。セイン王子の剣がバーミアの剣を弾く。

「もういいよ」

 バーミアはまた剣を鞘に収めた。

「んー。やっぱり支配されたままか……。ということは、バフォールを完璧に消滅させなければ元に戻らないということだね。だけど、魔力さえ封印してしまえば色んな手は使える」
「……ギルの魔法で解除できるかもしれないな」
「ああ、そっか。出来るか聞いてみよう」



 呼ばれたギルは直ぐにやってきた。

「陛下、失礼いたします。セイン様、お帰りなさい。ご無事で何よりです」

 ギルが瞳を輝かせてセイン王子に視線を向ける。

「心配させたね。戻ってきたのに直ぐに知らせなくてごめん」
「いえ、様子は他の者から聞いておりましたので」

 とは言ったものの、ギルはセイン王子の顔を見るまでは安心することが出来ないでいた。

「そう、良かった。で、ギルにお願いがあるんだけど、今バーミアに掛かっている魔法って解くことが出来たりする?」
「ここに滞在している間、アリスと共に操られた方々の魔法を解除できないかと調べておりました。そちらの魔法の解除について、恐らく出来ると思います」
「え、凄い! じゃ、さっそくお願い!」

 ギルは二人に一礼し、バーミアの前に立つ。ギルの手の平から金色の光の玉が飛び出すと、その玉がバーミアの頭上へ移動する。ぽんっと頭の上で跳ねたかと思うと金色の粒子となりキラキラとバーミアの周りで輝いた。あまりにも綺麗だったのでセイン王子が見とれているとバーミアから声が聞こえてきた。

「あれ、ギル殿? ん? たしかセイン様が目の前にいたはずでしたが……?」
「ああ、凄い! ギル凄いよ! ギルがいてくれて良かった!」

 セイン王子がギルに飛びついて喜ぶとギルは照れくさそうに笑う。

「その魔法ってどんなのにも効くのかな? ねえ、今俺にも魔法がかかっているんだけど、それも解除できるか試してみてくれる?」

 瞳を輝かせてギルにお願いをするセイン王子は、胸を高鳴らせていた。

「はい。ではこの距離にいて頂けますか? あ、はいそこです」

 同じように金色の玉を作り出し、セイン王子に解除魔法をかけた。キラキラと光る粒子が消えると、セイン王子がそよ風のような風を起こしてみた。

 ギルとの間に優しく風が通り過ぎる。

「わあー! 解除できちゃったよ! 魔法使えるようになった! 兄さん、見た!? ギル凄いよねっ!! 兄さん、微笑んでいないで、おおおお。とか言わないの? 言わないか」

 セイン王子は一人で嬉しそうに騒いでいた。

「あ、でもセイン様。この魔法には弱点が……」




 

 

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