本日22日、午前0時54分
太陽は蟹座の0度を通過し、夏至を迎えました。
一年で一番太陽のエネルギーが強い時。
ここしばらく、とにかく身体がダルくて鉛のように重く、また眠気も尋常ではない日が続きました。
それだけにとどまらず、どうにも自分の価値を試されているようなことが立て続けに起き、自分という空間の中にねじれが起きてるようなモヤモヤが続く中
『夏至は太陽のエネルギーがその人の不要なもの、本質ではないものを焼き尽くす』
という一文を目にした時、何故だか妙に納得し、府に落ちる感覚を味わいました。
セラピストとして生きていく、本気と覚悟を試されているのかなと思います。
最近は個人鑑定に来てくださるお客様とじっくり向き合う貴重な時間を頂いてます。
お客様もそれぞれの人生において、変容・変化を迫られているなと思うことが本当に多くなっていると感じます。
ある方がこんなことを仰っていました。
以前から長く鑑定に来てくださってるお客様です。
『いろいろな状況の変化に とまどっている状態です。
でもすべてのことが、 止まっていた時計⌚が 動き出すみたいに いい形になってくれることを 祈るばかりです。』
今の状況がよくないことは頭ではわかっている、この状況から脱したい、でも抜け出せない…
わかっているけどやめられない、同じパターンを繰り返す、わざわざ自分が不幸でいる状況を選択している。
これにはすべてきちんと理由と原因があります。
無意識に植え付けられた親や周囲、社会の価値観、過去に体験した心のトラウマ、無意識の領域と蓋をして見ないようにしている事実。
この連鎖でもがいてもがいて、身体が悲鳴をあげても、心が乾ききってしまっても、それでも今の状況にしがみつきたい…
セッションをしていると、その傷みとともにマインドと潜在意識の分離がハッキリ読み取れます。
それを一致させるように働きかけると、一瞬苦痛で顔を歪められた後、そんなことはない、そんなはずはないと無意識が必死で抵抗を始めます。
それでもそこに小さな風穴が空いた時、確実に変化の風が吹き込みます。
ジワジワと入り込み、諦めや抵抗や気付きを何度も何度も繰り返しながら…
『一瞬にして思考が変化し人生が変わる』は、私はないと思っています。
ありのままの自分を愛するなんてキレイごと。
無意識の中に受けてきたたくさんの傷はそんな簡単には消えやしない。
何度も何度も何度も死と再生を繰り返します。
わかっているけど、できない。
幸せじゃないのに、なぜかそこにいる方が安心できる。
でも苦しい。
苦しい
苦しい…
こちらから見ているとそこを変えるだけ、至ってシンプルだとわかりながらも『変えられない』という事実に徹底的に寄り添います。
長く針を止めていた時計が動き出そうとする時、それはどんなに不安で恐ろしいことでしょう。
100年眠り続け、変わり果てた世界を0からまた生き直すのです。
カードや星の導きからできるだけ多くの情報や方向性はお伝えできます。
問題もハッキリ見てとれます。
でも最終的に選択し決断し、行動するのはお客様本人にしかできないのです。
もしそれまでに長い長い時間がかかったとしても、私はそこに寄り添いたい。
長い眠りから冷めるその時は一緒にその恐怖と闘いたい。
なぜなら私も、その死と再生を幾度も繰り返し、今もまだそこにいる生身の人間だから。
熱い太陽に不要なものを焼かれたせいでしょうか。
久し振りにワーーっと降りてきた言葉を今ここに残したいと思います。
お読み頂き、ありがとうございます。
☆亜子☆