手術までの私の状況 | 一万人に一人が発症する病になった話

一万人に一人が発症する病になった話

51歳の春に今まで経験したことがないような気持ちが悪い体調不良になりました。
その原因がきちんと病院で検査したことで判明しました。

不調の内容から、原因が分かるまで。
そして、様々な奇跡が重なったことについて、書いていきますね。

入院してから、手術までの私は本当にひどい状況でした。

 

とにかく、頭が痛い。

横になっていても痛いし、起き上がるともっと痛い。

ということで、検査で病室から移動する場合は、ストレッチャーで横になったまま移動させてもらう状況でした。

 

しかも、食欲もないので、食事もとらない。

だから、常に栄養剤の点滴を打っている状態。

 

そこに、頭の痛みを軽減するために、脳の浮腫みを取るためのものや、痛み止めを点滴で入れている状態でした。

入院した病院は、緩和ケアということで、看護師さんが困っていることや悩んでいることに寄り添ってくれます。

そして、頭が痛いことについても、「我慢しないで言ってくださいね」と言ってくださり、いつも

 

「頭が痛い」

 

と常に泣いていました。

 

最初は、むくみを取る点滴や痛み止めが効かなくて、どうなってしまうのか?と不安でしたが、だんだんと効くようになりました。

 

看護師さんとも

「やっと私の頭が、お薬に反応するようになって良かった」

なんて話せるようになりました。