奇跡が重なった今回の病との戦い | 一万人に一人が発症する病になった話

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51歳の春に今まで経験したことがないような気持ちが悪い体調不良になりました。
その原因がきちんと病院で検査したことで判明しました。

不調の内容から、原因が分かるまで。
そして、様々な奇跡が重なったことについて、書いていきますね。

今回の病との戦いですが、奇跡的なことが重なり、周りの予想を裏切るくらい、何の障害も出ずにすみました。

 

必ずしも、ではないかもしれませんが、今回私が思う奇跡的なことをまとめてみますね。

 

1つ目の奇跡

腫瘍ができた場所が左側の脳だったにも関わらず、言語の障害が出なかった

これは、私が左利きだったため

通常、左の脳は言語などをつかさどるため、話すことや書くことに翔が出ることがあるそうです。

ところが、病院に運び込まれた時から、先生からの質問にちゃんと答えられる。

コミュニケーションも問題なくとれる、ということで、

「もしかして、左利きですか?」

と先生から聞かれました。

 

実は私は、お箸と鉛筆については、右に直されているものの、それ以外は左。

つまりベースは左利きだったのです。

 

左利きの場合、言語などの脳の働きが右の脳にあることがあるそうです。

そのため、腫瘍ができてもコミュニケーションに問題はないし、手術後もおそらく言語に関する障害は出ないだろう、と言われていました。

 

2つ目の奇跡

救急車で運ばれた最初の病院で3年前にMRIを撮っていたので、今回の脳の状態と3年前を比較することができた。

これにより、今回の状態が3年前にはなかったことだと分かったりした。

 

 

3つ目、4つ目の奇跡

脳腫瘍だと分かった時に、救急車で運ばれた総合病院の脳神経外科の先生から提案をいただけた。

今まで、今回手術を受けた病院が自宅から意外に近いことを知らなかったのですが、ご提案いただけたことで、病院を決めることができました。

また、すぐに総合病院から、こちらの病院に病床の空きがあるかの確認をしていただき、空きがあったことも奇跡の1つだと思っています。

 

 

 

このように奇跡が重なってくれたおかげで、今回は、手術を受けた病院に来ることができ、手術も無事に受けることができました。

 

運が良かった

 

この一言に尽きると思いますが、本当にありがたいことです。