からだワークショップ夏合宿2020
今年も長野の山奥で開催いたします。
講師の徳久ウィリアム先生に夏合宿の魅力について伺いました。
ウィリアム先生はヴォイスの担当で
声の出しかた、声の表現を中心にワークショップを
行います。
声と身体を使い作品を創ったりも!
大自然の中なので、声のボリュームを
気にせず大声も出せます。
感性だけでなく理論でも教えてくださり
頭と身体をつなげる訓練にもなります。
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またこの季節がやってきた。
そう。小池博史さんが主催する、パフォーマー養成学校の夏合宿だ。
ありがたいことに、この夏合宿にはここ数年連続して、講師として呼んで頂いている。
さて、この夏合宿は凄い。
何が凄いかって、色々と凄い。
・小池博史さんの作品に参加して直接、演出や指導を受けられる。
・それも素晴らしい体験なのだが、特に凄いと思うのは、自然の中で行うワーク。
・自然に触れ合う、なんて生っちょろいもんじゃない。しかし、その効果は抜群だ。人間の野生を引き出すのに、こんなに効果的なワークを私は他に知らない。
・野生が引き出されるとどうなるか
・動き、声、表情、表現力、パフォーマーに必要な要素が全部「底上げ」される
・まあ、考えてみれば、人間はそもそも自然の産物以外何者でもないので、自然は、都会では考えられない活性化を促すのは当然のことだ。
ただ、問題は、この合宿の後、都会に戻り、日常生活をしていると、せっかく活性化されたものが元に戻る。
すると、動き、声、表情、表現力も底下がる。
でも、そこで私の出番だ。それをキープする方法をお伝えする。
まあ、メリットばかりじゃなくて、デメリットも少し。
ワークは決して快適では無い。虫だらけの場で、泥で汚れる。
そして作品に参加することは、その名前からイメージできるような華麗さは無い。むしろ地味で、精神的・体力的に結構きつい。(とはいえ、小池さんは、本当に無理な人には無理させないので、ご安心を)
正直、宿舎は快適ではない。男女別れてはいるものの、布団で雑魚寝だ。虫も多い。シャワーも無いので、入浴は2日に一変。
食事も担当制。
トイレも水洗では無い。
しかし、それも含めて愛着がある経験となる。
就寝前の感想を言い合う時間は、特に好きな時間の一つだ。
そのまま少しお酒を飲みながら語り合う。
多くの参加者が、強烈な記憶として帰途につく。
そして、また参加するリピーターもいる。
講師としては、正直、宿舎はもっと綺麗にならないかな、と思うが、
夏になると、また今年も講師として呼んでくれないかな、と心待ちしている自分がいる。
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ウィリアム先生
参加者募集中です
2020年7月31日(金)〜8月6日(木)
2泊3日コース・39,000円
7月31日(金)〜8月2日(日)
4泊5日コース・59,000円
8月2日(日)〜8月6日(木)
6泊7日コース・77,000円
7月31日(金)〜8月6日(木)
※最終日(8/6)は発表会
【場所】
長野県伊那市高遠町内 元分校
集合:バスの場合〔伊那バスターミナル〕又はJR飯田線〔伊那市〕 ※宿泊地まで送迎あり
【費用】
・2泊3日コース 39000円(税込)
・4泊5日コース 59000円(税込)
・6泊7日コース 77000円(税込)
*宿泊中の食事は含まれます。交通費、お風呂代は含まれません。
★割引制度があります
・ リピーター割(以前に参加したことがある方)→5%引き
・学割(学生の方)→5%引き ・PAI卒業生割→8%引き
【アクセス例】
・東京方面から
バスタ新宿より高速バス(伊那・飯田方面)〔伊那バスターミナル〕
又は、JR飯田線〔伊那市〕駅
・東海方面から
名古屋名鉄バスセンターより高速バス(伊那・箕輪方面)〔伊那バスターミナル〕
又はJR飯田線〔伊那市〕駅
・関西方面から
大阪(阪急梅田)より高速バス(伊那・箕輪方面)〔伊那バスターミナル〕駅、
又はJR飯田線〔伊那市〕駅
【お申し込み方法】
お申し込みフォームより必要事項をご記入の上、
お申込みください。
【主催・お問い合わせ】
〒165-0026 東京都中野区新井1-1-5 1F NPO法人ブリッジフォージアーツアンドエデュケーション TEL:03-3319-3178 karadasummercamp@gmail.com
【講師】
小池博史(演出家・作家・振付家)
「小池博史ブリッジプロジェクト」主宰。舞台芸術の学校(P.A.I.)校長。武蔵野美術大学教授。 1982年「パパ・タラフマラ」設立。
演劇、舞踊、美術、音楽、建築等、ジャンルを横断しながら空間を築き上げる手法で、国際的に高い評価を確立。3.11を受けて、翌2012年5月にパパ・タラフマラ解散。
すぐに「小池博史ブリッジプロジェクト」を立ち上げ、作品を創作しながら、
若手表現者の育成と芸術文化事業を手掛けるなど、活動は多岐に渡る。
現在まで10か国で創作、40か国で公演。「新・舞台芸術論」等4冊を出版。
HP
Twitter
https://twitter.com/kikhproject
徳久ウィリアム(ヴォイス)
ブラジル出身。早稲田大学卒業。
声を使った音楽的表現で、心と体と自然の原理・原則を表すボイスパフォーマー。
ホーミー/ホーメイなどの民族音楽的発声から、デス声、独自のノイズ声など特殊な発声を得意とする。キャリア20年、多い時には年間100本以上のライブを
5〜6年繰り返した経験を元に、声を通して
身体の可能性を追求するレクチャーにも力を入れている。
HP
http://william.air-nifty.com/blog/
https://twitter.com/tokuhisawilliam