P.A.I舞台芸術の学校講師インタビュー白井さち子

P.A.I舞台芸術の学校講師インタビュー！
第一弾は白井さち子先生です。

P.A.IはPerforming Arts Instituteの略です。

白井先生は本校代表の小池博史が３０年続けた

パパ・タラフマラのメンバーとしても活躍され

現在も多彩な活動をされています。

圧倒的な存在感をはなち白井先生に憧れ
本校に入所した人も多くいます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

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Q、P.A.Iで学ぶ良さについて教えてください

昨今の舞台状況を見ていると本当に多彩な能力が問われているなと感じます。
何か一つ秀でていれば大丈夫だった昔とは価値観も変わってきているのでしょう。

最近他所の舞台に出ると「白井さんは何でもできて！」と驚かれます。
それ故に、未だに現役なのかもしれません。(ダンスしかできなかったら、今ごろ現役は引退していたでしょう)パパ・タラフマラ時代に培った、
これとは言えない「何か」はずっと私の宝物です。
見える形では受け取れません。ある物を必死に自分で考え、繋ぎ、壊して、
また、作り、足りなければ足して…。
そんなことをしているうちに今の私が出来上がりました。
そしてP.A.I.にはあなたの「何か」を作るマテリアルがたくさんあります。
自分だけの「何か」を掴みに来てください。

Q、どんな人がP.A.Iに入るとよいでしょうか？

何かを作ることが好きな人、コミュニケーションが好きな人、

好奇心のある人が向いていると思います。
教えられた事を一生懸命やると評価される的な学校教育が好きな人は

「ちょっと違う」と思うかもしれませんね。
徹底的に「創造力」が求められます。
もうすでに誰かがやってきた事を上手くやれても、
あまり評価されないので気落ちしてしまうかもしれませんね。

「挑戦する」心を持ち続けられる人が真のアーティストだと思います。

そういう心を持ってる人かな？

Q、どんな授業でしょうか？
私の授業はバレエクラス、フロアワークを担当しています。
基本的にテクニッククラスです。でも、テクニックを表現とするのではなく、手段としようとする方が多いので、そこを崩していくことからします。
「順番や形も覚えなければいけない上に、自分の意思で動かすなんて無理無理」

と思う方多いです(笑)。
でも、テクニックなんてガンガンやってそらでできるぐらいまでにならないと、

使うなんて無理というのも真実。
「じゃあどうする？やめる？」やめたら全てを終わらせられる。
1か10かではありません。1.5を自分の進歩として見つけられる方なら、続けられると思います。もちろん、1年ではどうにもなりません。
でも、続けるのです。なんらかの形で。そんな事を伝えられるクラスを心がけてます。

白井さち子プロフィール