保険商品はセットで色々つけたほうがセット割りで安くなるの(・・? | かくさん

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たまに思った事、感じた事を書いています

定期特約付き終身保険・アカウント型生命保険
 主契約に沢山の特約(オプションのようなもの)が付いている抱き合わせ更新型セット商品です。
主に〇〇生命と漢字で表記されている日本の大手生命保険会社の商品に多いものです。

 この契約の何が損するかというと、

①特約が沢山ついていることによって主契約を活用した場合に特約は消滅してしまうケースがあること

②沢山ついている特約は主に10年や15年ごとに「更新」せねばならい契約になっていることが多く、更新するごとに保険料が倍々ゲームに高くなっていくこと
見直しという名の「転換」をするたびに保険料は再計算され、加入年齢は上がっていくので保険料が割高になっていくこと
転換をすると予定利率の高かった保険まで現在の低い予定利率になってしまうこと

③アカウント型の場合は特約が沢山ついていると、主契約の貯蓄部分にはほとんどお金が貯っていないのに契約者は将来相当な金額が貯まっていると思って勘違いしている

などです。

 

①の特約が消滅してしまうセット商品の詳細についてはこちらで解説しております。
「保険の比較や検討の前に 解約の時だけじゃない!契約している特約が知らないうちに消えてしまうケースが多い」

②の更新型の保険については、10年や15年しか保障期間がない為、色々保障がついているのにもかかわらず、毎月の保険料は安くみえると思います。

しかし、これが更新時期を迎えると今よりも、1.5倍~2倍ほどに保険料が上がる為、平均寿命まで契約し続けるとゆうに1,000万を超える保険料になるケースもあります。

保険商品にはセットで色々ついていたほうがセット割りとかで安くなる?
イメージがあるかも知れませんが、保険にはセット割引という概念は存在しません。

せめて医療保険・がん保険・収入保障保険・などの主力なものはできる限り、
単品で契約しましょう。(できるだけ安く、単品で)


今より内容がよくて保険料も安い会社や商品が他にあることも多いです。

 

③は保険証券などに書いてある解約返戻金の推移などは鵜吞みにしないことが大切です。
小さい文字で「更新が来た場合に、特約は続けないものとして計算」なんて書いてある場合もあります。