人それぞれ、私はこう! | ダイの日常

ダイの日常

ブログの管理人、ダイの日常をつれづれと。最近多いのは出かけ先の出来事、ドール、ペット、TRPGです。

何はともあれ、コーヒーを一杯。




どうも、ダイです。





今日はお芝居を二本も見てきました。贅沢ぅー。
昼と夜に一本ずつ。場所も劇団もテイストも全く違うお芝居でした。
それぞれを紹介しだすと物凄く長い日記になってしまうので割愛。


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そして帰りに一服してました。
帰りにコーヒーを飲みながらぼんやりと考えてみました。

舞台っていうものは不思議なもので、どんなに荒唐無稽でも「この世界では確かにこれがルールとして存在する」と説得されてしまいます。
剣と魔法の世界でも、未来のサイエンス・フィクションでも、ホラーでもサスペンスでも、昭和の人情劇でも。
確かにその人がそこにいて、周りの人と人物関係があって、その中で日常生活を送っていて、時々非日常に引きずり込まれる。
周りの人物全員が「当然のこと」としてそれに反応するんですよ。
「勿論、こう反応するよ!」ってキャラクター全員から持ちかけられてくるわけですよ。こりゃあもう、納得しちゃいますよ。
あれね、ディズニーランドとか近いですよね。ミッキーは確かにいて、そこは夢の国です!っていう前提っていうのかな、あの感じ。
あそこはお客さんもみんなその空気を出してるから、より影響力は強いですよね。

さて、話は変わりますが映画のウリが「映像が綺麗!音がダイナミック!」というところなら、舞台は「一瞬間のリアル」だと思ってます。
カメラというものがありませんから、喋っているキャラクターの表情や言動とは別に、それを聞いているキャラクターの反応が同時に見える。これは映画には真似できないことだと思ってます。

演劇はその人たちが醸し出す空間って言うんですかね、空気を見て楽しむのだ、と最近ようやく理解できました。いやぁ、長かった!

人物に自己投影するもよし、人物関係にクスクス笑うもよし、行なった出来事に自分もその場の関係者であると関わるもよし。
舞台は様々な楽しみ方があります。皆さんも自分だけの楽しみ方を見つけて見てください。そして誰かとそれを共有してみてください。きっと観劇帰りの珈琲一杯の味はいつもと違っているはずです。





それでは。