最近、何や彼にやで「口福」が続いているというのに、自分の実家のほうの誕生日祝いということで、またまた会食することに！お店は私のリクエストが通って念願の「立峰」になりました。
店の隣に葬儀屋と仏壇屋が並んでて夫がびびってました。震災後の再開発ビルの１階です。
母校の大学の美食で鳴らす仏文学の教授が贔屓にしているとか、播半の元料理長が開いたお店だとか、噂には聞いていたのですが、最寄駅がＪＲ西宮or阪神西宮なので、なかなか行く機会がありませんでした。車で行けばすぐなんですけどねー。
夜のコースは４２００円か５２５０円ということで、４２００円の方をお願いしました。
小上がりの座敷は埋まっていたので、テーブル席で息子をエルゴで抱っこしながら、それでもコースの写真を余さずとってきましたヨ～（根性！）。食前の梅酒にはじまり…
からすみ、雲丹を塗ったきす、銀杏、栗、黄身を巻いたサーモン、そばで作った松葉。からすみの美味しさに瞠目。秋の風情が素敵すぎ。
土瓶蒸しには松茸と鱧。出汁の濃ゆいことといったら！
新鮮な烏賊の甘さにしばし陶然。
えびいもにごまだれをかけたもの。
西京焼き。
蟹と食用菊の和え物。
鯛の上に栗を載せた蒸し物
なめこと豆腐の赤だし。
爽やかな柑橘のデザート。
品数の多さにびっくり仰天、大満足。店の構えは割烹ですが、手の込みようや季節感の素晴らしさといったら、これはもう料亭レベルなのではないでしょうか。出汁が濃く、味付けもわりとしっかりめなので、日本酒（壁には樽酒の貼り紙が）の杯を傾けながらだとますますたまらんだろーなー、と思われます。
お昼は１６８０円と２１００円で、火曜が定休。駐車場は店の裏側に２台分あります。
西宮北口の徒歩圏には意外と和食処が少ないので、わざわざ足を延ばしてでも来たいお店ですっ♪
器と料理があいまって季節感の演出がたっぷりなので外国の方を連れていっても絶対喜ぶと思います！
いいネ西宮
立峰 http://r.tabelog.com/hyogo/A2803/A280301/28007015/dtlmenu/