「第9回 日本フレグランス大賞」発表 | 香水の音、アロマの色

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こんな私が、日々体感した香りの感想をためこんでいく小部屋です☆

10月1日は「香水の日」香水でしたね。

 

以前お知らせした「日本フレグランス協会」で開催している「日本フレグランス大賞」の受賞作発表も無事行われたようです。

(このこと昨日書こうとしてたのに、また寝落ちしたのよ~。すみませんあせる

 

結果はこちら~ビックリマーク

↓↓↓

第9回 日本フレグランス大賞 結果発表

 

今年を代表する香りとして選出される「フレグランス・オブ・ザ・イヤー」は、「ラグジュアリー」「プレステージ」「ポピュラー」の3部門があり、その中でさらに、「レディース」「メンズ」「ユニセックス」など、用途としての性別に分かれたカテゴリーから、全部で7つのフレグランスが受賞しています。

 

そしてもう一つ、過去10年間販売されてきたベストセラーのフレグランスに贈られる「ホール・オブ・フェイム」の受賞作は、「レディース」「メンズ」「ユニセックス」の3つのカテゴリーでそれぞれ1つずつ、合計3つのフレグランスが選ばれていました。

 

いずれもWEB上の一般投票としての結果だそうですが、今年は元々、選べるノミネート作品自体が少なくて、正直その中から名前や香りそのものが知られている作品はかなり絞られてきそうだな・・・と思っておりました。

 

ということで、今回は結構順当な結果となったと思っていますが、お陰でか、私が投票した作品も見事(?)、受賞していましたよ~クラッカー

 

投票したのは以下の3つの香りたちです↓

 

《フレグランス・オブ・ザ・イヤー(レディース)》

ペンハリガン/エリザベサン ローズ

 

《ホール・オブ・フェイム(レディース)》

グタール/ プチシェリー

 

《ホール・オブ・フェイム(メンズ)》

ペンハリガン/ジュニパー スリング

 

ペンハリガンの「エリザベサン ローズ」は、昔出ていたオリジナルの「エリザベッサン ローズ」と香り立ちが結構変わったんだけど、気品あるボトルの佇まいと美しさ、そしてオリジナル作品への敬意が感じられる香りだとは思ったので、投票しました。

 

ローズの香りって昔からたくさん存在しますけど、今この時代にクラシカルなローズをあえて刷新して出すというのも、結構勇気がいる作業かなとも思いましたので。

 

「プチ シェリー」は言わずもがなという感じですね。

 

私は、アニック(どうしてもこう呼んじゃう)の香りの中では、プチシェリーの可愛さは自分に似合わないと思っててほとんど使うことはないんですが、それでも香りとしての完成度の高さと親しみやすさ、そしてここまで日本で人気になった、ブランドを代表する作品になったことは確かだと思うので、その結果を買っての投票です。

 

そして再びペンハリガンから、「ジュニパー スリング」。

 

実は数年前に、ペンハリガンのメンズ香水ミニボトルが5種類くらい入ったコフレを、とある店舗のセールで安く手に入れたんです。

 

中でも、この「ジュニパー スリング」がいたく気に入ってしまい(買ったのが夏で、その時期によく似合ったというのもあり)、ミニチュアボトルが結構なくなるくらいには使ってたんですよね。

 

なのでこれは、個人的に贔屓目で投票しました(笑)

 

けど、実際ペンハリガンの製品の中でも、これは売れ筋じゃないかなと思います。

女性でも使いやすいライトなウッディシトラスで、ビジネスシーンなどにもお勧めですよニコニコ

 

ああ~、でもやっぱり、ブランドや流通・販路の大小などを問わず、国内で販売している全香水の中から、真の日本フレグランス大賞を決められたらなぁ~。

 

たとえば、その年に発売したニューフェイスの新人賞とか、話題になったパブリック賞、売り上げが一番良かったベストセラー賞などなど、本気で決めに行けたら楽しそうだし、もっと本当の意味で香水産業の活性化がはかれそうですよね!

 

なかなか、そういうワケにもいかないんでしょうけど・・・

 

もう来年あたり、勝手に「ぱやこが選ぶ2020年のフレグランス大賞」でも実行しようかしらww

 

香水も徐々に一般市場へ浸透しつつあって、手にする人も少しずつ増えては来ていると思うんですが、最近はどのブランドも一気に数種類の香りを同じラインから出したりして、選ぶ側も選択肢が増え、自分に合う香り、オリジナリティのある香り、希少価値の高い香りを選ぶ傾向になっている気がします。

 

だからか、12年くらい前に一時期大ブームになったクロエのように、街なかで「あ、この香り!」って気づけるほど、みんながみんな、同じ香りをつけているというシーンにも出あいにくくなりました。

 

あの時はどこもかしこもクロエ一色で、周りで嗅いでるこっちがちょっと飽きが来てたんですが(笑)、あの一大ブームはある意味、日本を席巻したすごいことだったんだな、と、最近おとなしめな香りがもてはやされるようになって、改めて実感しています。

 

思えばそれ以前にも、ベビードールブーム、シーケーワンブーム、エタニティブーム、プワゾンブーム、などなど、各時代で流行った香水ってやっぱり名前が残っているもので、その時代の象徴とも言えるものだったんですよね。

 

そうした香りが、現代にはない気がしていて、そこがちょっと淋しいというか・・・

 

みんなで「若い頃、あの香り使ってたよね~!」って話して盛り上がる共通項みたいな、そういう経験もなくなっちゃうのかなぁ。

 

この傾向は、日本に限らずどの国でも、今はそうなんですかねぇ?

それとも例えばフランス辺りでは、やっぱり今でもナンバー1人気は「シャネルN°5」だったりするのかしら?

そうした各国のフレグランス事情も知りたいところですねぇ。

 

日本に再び、一つの香水がブームになる現象が来るのかどうか分かりませんが、国内外問わず、これからも面白い香り・素敵な香りが世に出て、我々が手に取れるようになって、うわべだけではない真の意味での「香りのある生活」が、しっかり日本の地にも定着することを切に願っておりますキラキラ