今年のわが里山は台風の直接影響はこれまで余りなかったものの高温はいつまでも続き秋物野菜などへの影響は大である。春菊、ホウレンソウ、人参の発芽の悪いことは近年にはないことです。台風が高温を吸収してくれて、さらっとした秋を感じたいが、予報ではまだ数日先に涼しくなりそうだ。気晴らしに里山を少し離れて歩んでみた。

 昨日は笠岡の恐竜博物館をたずねてみた。

荒廃する里山を歩く



迫力のある恐竜たちがいたよ



 



荒廃する里山を歩く

猛暑も少しはおさまり秋を感ずる今日でした。 野菜苗物の地植えには一雨ほしいところです。そういうことで農作業を中断してまわりの里山をぶらぶら歩きしてみました。 

栗林では栗の実が熟してどんどん落下しています。夜中に落下した栗の実は猪が拾いにきていて、昼間の落下分は人間さまが収穫している様子ですよ。


荒廃する里山を歩く


荒廃する里山を歩く
農道にも栗の実が落ちている。
荒廃する里山を歩く














和牛を飼っている農家の牛舎を覗いてみると1年前より頭数が倍増していました。子牛がどんどん生まれ、成長も早く親牛にすぐ体長が追いつきます。


荒廃する里山を歩く




さらに里山を巡っていると、


荒廃する畑地に埋まる都会から来たボックス倉庫があったよ。




築後100年以上の農家の昔の住家が廃屋としたまま、荒廃する里山に埋まっている。




荒廃する里山を歩く

荒廃する里山を歩く

荒廃する里山を歩く

荒廃する里山を歩く


荒廃する里山を歩く

昨日は、ため池を挟んで向こう側の里山に3年ぶりのぶらり歩きをした。昔は谷合にある3つのため池の各土手を通って向こうの里山に簡単に行けていた。お互いの里山は標高70メートルの台地にあって、昔敗戦前後の食糧難時代は遠望できる一面の耕地になっていた。今は雑木雑草が生茂り、全く通り抜けができない。しかもこの3年の間に耕作地が荒廃し、見通しさえきかなくなった。

ため池は昔はこちら里山(旧S村所属)の子供たちと向こう側里山(旧K村所属)の子供たちの共同水浴び場となっていて、集団での喧嘩もよくしていた想い出がある。それも大人になると親しさをましていた。(そんな悪友?も、もう大方あの世に去っている。



荒廃する里山を歩く

荒廃する里山を歩く










荒廃する里山を歩く




荒廃する里山を歩く






そのような中でうれしい出会いがあった。向いの里山にも荒廃した雑草畑を市中から毎日11キロを通う高齢者Xさんに初対面できた。

この人は会社勤めを退職したあと里山歩きをしていてこの土地の美しさにほれ込んで、菜園つくりを始めたいと10年くらい前に、ため池からの灌水とりこみや日向けのよさを考え、約200坪くらいを地元の人から借受け、雑木雑草地を切り開いて、菜園管理をしている。ところが最初A地主からこの範囲をと借受けて菜園を切り開いたら、その半分はB地主の所有範囲に入っていたというハプニングもあったが、Bも管理してくれるなら荒廃させるよりよいと了解してくれたというのだ。境界も分からないほどの里山は荒廃しているということだ。熱心なXさんは毎年4トンの腐葉土や油粕200キロ以上を菜園土地つくりに入れて、菜園管理をしているので、いまではどこに出しても負けない高鮮度と味覚を知ってもらい何軒かの食堂とも特約で採算も取れる営農者になったと自負しておられた。最近いのししの出没にも対策を完成したという。


荒廃する里山を歩く
荒廃する里山を歩く





大いなる刺激を受けて向こう里山から我が里山に帰ろうとしたが舗装農道以外は通れないほど荒廃していたので、まわり道をして帰り、わが里山に帰り着いたが歩数計で6500歩も歩いていた。

帰り道の脇で銀杏並木をすり抜けた。銀杏の実が道路傍にいっぱい落ちている。 もうすっかり秋だ。



荒廃する里山を歩く





荒廃する里山を歩く






健康に気を付けて、向こう里山でのXさんの心意気に刺激を受けて、自分のあり方を反省し生かしたい。












2020年オリンピック・パラリンピック東京誘致決定のニュースを聴いていたため少し睡眠不足なのに、2020年は米寿を超すが、それまで元気で生きようとから元気をだして、今日も里山の荒畑整備に出かけてきた。


近くのブドウ栽培専業農家は出荷最盛で大忙しだ。



荒廃する里山を歩く

大雨のあとでぬかるむ畑の仲で爺は雑草とりを夢中でした。


荒廃する里山を歩く

 草抜きしたあとにもうイノシシが侵入した足跡がある。


荒廃する里山を歩く

イノシシ侵入予防は簡易ハウスの中で野菜等の栽培が良かった昨年の経験からことしも2つ3つ簡易ハウスを増設すべく準備に取り掛かかっている。僅かな年金生活者だから資材購入費用ねん出も容易でない。


荒廃する里山を歩く

秋植え野菜も種まきの時期がきている。白菜、ブロッコリー、キャベツのポット蒔きをして芽吹きだした。


荒廃する里山を歩く

畑仕事を終えて帰ったら、郵便受けに東京生活時代の友人Sさんからの封書がきていた。暑中見舞いがこの前来たのに、何のことかと開封してみると、彼の弁護士事務所に新たに弁護士転職できたT氏を加えて、さらに法務活動分野を拡げることになったとの挨拶状だった。

Sさんとは毎日瓜の味噌汁だけの食事、かけそばの昼食で苦学生活を共にしたが、大病を若いときしたが

節制と超精神力で猛勉強をしていた彼をよく知っているので、いま80歳を超してさらに社会活動を拡げる彼の現況をとてもうれしく思う。


オリンピック誘致決定ニュースやSさんの挨拶状にいい刺激を受けて、爺もささやかでもこころにゆとりをもつ生き方をしようと思っている。

記録的な高温干ばつが続いた里山にもやっと慈雨がきてくれたと喜んでいたが、降雨も5日間、しかも猛烈な豪雨もあって、里山畑も水浸しになりました。その中に雑草は猛烈な勢いではびこっています。


荒廃する里山を歩く


 そんな状況で降雨が少しやんだので雑草の処理がなんとか少しでもできないかと早朝から里山に行っていた。着いた途端に携帯電話がなった。同級生U君が東京からやってきたが会いたいと言うことだ。すぐ引き返し、出会い指定場所に来たが、お客がいない。携帯で連絡しても通じない。大東京の中ならともかく小都市の中でまごつくとはお互い年老いたものだと思ったことだが、少し時間がかかったが出逢えた。

 U君と仲の良かったT君にも連絡したら雨の中をやって来てくれた。

3人で近くの店で一ぱいやった。久しぶりで楽しく近況を語り合った。それがいつの間にか家族の在り方は昔とは変わってしまって年寄の居所はどうあればよいかの話になってしまった。実はU君は家族間の諍いで息子に追い出されたと言ったからだ。雨は激しく降っている。T君は息子を先に喪っている。わたくしもT君と同様な境遇にあるので、2人でU君に「爭う息子と話し合える余地がU君に残っているだけまだ益しだ。飛び出して遠く出られた元気さがある。」と激励していた。お互いに高齢者を自覚し謙虚に世の中を生きよう。必要なら東京に出かけてU君を応援するということになった。

 わが家に泊まってもらい2人の友はそれぞれ雨の降りしきる中帰って行った。

 


プランターのそばでゴソゴソ動くものがある。何だろうとみる亀さんでした。

プランターの中に入りたいのかとプランターに入れてやったがどうも嫌らしい。暫くするとプランターから出ようとぐるぐる回っていたが、すばらしい気力でよじ登りプランターから脱出した。



荒廃する里山を歩く

荒廃する里山を歩く

亀さんの底力を見せつけられた。


亀さんに力を貰い秋まき野菜の土地作りをこの雨が止み次第やりたいと思っている。



35度を超す猛暑日が16日も続いたのを含め干天が25日続いていたわが里山もここ2日間の集中降雨でほんとにほっと生きがえった様子です。わが素人農園は桃、ナシ、リンゴは今年は成り年で相当な収穫を期待していたが猛暑と鳥獣被害で収穫は殆ど無に終わった。ほんの少し採れた桃の味は苦労して残っただけにその味は自分では世界一に思った。


荒廃する里山を歩く


収穫も終わった果樹園の樹の葉っぱこの慈雨で元気を取り戻している。そこで収穫は殆ど駄目だったものの来年こそ満足できるものを作るぞと期待をこめてお礼肥料を根元に施してやった。


菜園の方はトマト、メロン、スイカなどは初めて簡易ハウスの中で作ってみたが今年の異常な気象条件の中にしては自分なりの満足の収穫ができたように思う。サツマイモは折角イノシシ対策の網張をしていたのに、網の管理の不充分から、イノシシの侵入を受けた範囲は収穫できず、その余の分しか収穫できなかった。

今年のイノシシによる作物の被害が近くの里山全面に拡がっており、どう対策をとるか、イノシシと人の知恵比べだと仲間といつも話題になる。

わが果樹園にもイノシシが入り、柿や桃などの枝をもぎ倒している。



荒廃する里山を歩く


荒廃する里山を歩く

わが里山も猛暑をぬけだして、いよいよ秋まき野菜の季節に近ずく気配がみえます。

今回の大雨による畑のぬかるみがなくなるのを見はかり、雑草を取り除き、有機石灰を畑に施し、耕運機を回したいと思っている。 秋まき野菜をどの区画に連作障害を避けて植えつけようか、鳥獣対策を今年はどうしたらよいか。病害虫の発生予防ももう少し工夫がいるなど、いまいろいろ同好の友に教わりながら準備にかかっている。

娘の夫の急逝から半年が過ぎ、孫たち3人も父の初盆に実家に集まりお寺参りした。 孫たちは各々多忙で顔を合わせることが暫くなかったので母を囲んで近況の交換で話が弾む。 孫も二人は成人に達し、もう一人も大学生なのでじじいには彼等の話には時代感覚が違っていて、話に割り込めないが、それぞれの人生を立派に成し遂げてくれることを期待し見守るしかない。

初盆を機会にひとつでも自分の欠点を修正する生活習慣を改めたいという孫たちの言葉も出ていた。 初盆に集ってくれて、亡き父を偲んでの話題の一つだった。 じじが孫たち一人ひとりに別の機会に忠告めいたことを言ってもとても聴いてはくれまいと思う。 いろいろ困難な事案に出合っても、これにどう対処しようとしているか。これから逃避ばかりに終わるだけでなく、(ゲーム、酒、たばこなどで中毒にかからないことなど)これを切り抜ける方法を自ら考え、友と共に学び合い、実践してほしいと期待するのみだ。

じじも初盆の機会に、今一度自分を見つめ直し、与えられた余命を里山の中で存分に過ごしたいと思っている。


荒廃する里山を歩く

記録的な猛暑が続いている。今日も作物に灌水しようと早朝に畑に出向く。


朝日が上がると熱気が立ち込める。



荒廃する里山を歩く

きょうは盆入りを前に里山の農道の清掃作業が地区の若いひとたちで行われていた。


一年前までは爺も手伝って作業をしていたが、地区のひとも爺の老齢を気づかって手伝いはいらないよという。 

今回も事前の知らせを受けていなかった。もっともこんな猛暑の中熱中症にやられて迷惑をご近所にかけてもと思い、自分の畑に沿った農道のみ清掃作業をそっと自分で勝手にしていた。


熱中症にもならず今日の一日は終えた。


ブドー農家ではブドーの出荷が盆前に急がれている。一年を通して精出して作ったブドーが高値で出荷されることを期待したい。



荒廃する里山を歩く

爺のいまの農作の収穫も殆ど終わる。収支計算は-であるが、健康のために働き、周りの人達に無農薬作物を安心して食べてもらえれば充分満足なのだ。


荒廃する里山を歩く

今日も里山は猛暑だった。広島の平和記念式典に合わせて、いも畑の中で黙祷した。

滴る汗をかきつつサツマイモの収穫をした。今年は寒波や異常乾燥の中のわずかの降雨のチャンスにさつまいも苗の植え付けができていたし、イノシシあらしの対策網も施し、すこしは灌水をしたので、いくらかいい収穫ができるかと期待していた。

ところがです。 イノシシが網をこじあげて侵入してきて、だい好物のさつまいもを食い荒らしました。被害はいも畑の半分に及びました。残り分はやむなく10日先に予定していた収穫を速めて今日堀りあげました。収穫できたところはメッシュを覆っていたのでイノシシの侵入が防止できたのでした。イノシシとの知恵比べです。

来年こそはイノシシの知恵に負けないよう対策を考え立派なサツマイモつくりをするぞ。