ツイッターを眺めていると、目黒二郎の元助手が下北沢に独立開業したとかしないとか。
俄然ワタクシのテリトリーということで、さっそく向かってみた。
だいぶ分かりづらい場所にあるが、シモキタらしいといえばらしくて、なかなか良い雰囲気。
到着すると待ちが4人。
店前の通路を挟んですぐに塀があり、そこに沿って並ぶ形。
夜になるとどうなるかわからないが、周囲はだいぶ静かであった。
メチャ蒸し暑い中、およそ15分ほど待って着席。
店内はとっても綺麗で、割り箸なんかは小洒落た居酒屋のソレっぽくて良い。
厨房はスタッフ3人。
調理担当の男性は、たしかに目黒二郎の助手さんだった人物。
ずいぶん昔から目黒にいたような気がするので、スキルは相当のものだと思われる。
小ラーメンニンニク少し。
見た目は、目黒っぽいと言えばそうにも見えるような・・・。
そしてニンニク少しの割には多い。
麺は太めの固め。
所謂二郎系の雰囲気を感じさせつつ目黒とは一線を画す、なかなか食べ応えのある麺で悪くない。
そしてスープ。
これは正直なところかなりイマイチ。
まず一口目に「うすっ!」と感じる。
かといってカラメにしたところで何とかなるかと言われると微妙なカンジ。
どこに近いかと考えてみれば、526のハズレといったトコロであろうか。
(ただしここ最近の526はワタクシ的にハズレなしだが・・・)
そして豚。
見た目は目黒のそれっぽい、原型をとどめていない崩れたタイプ。
しかしこの豚、一口食べた瞬間おもわず吐き出しそうになってしまった。
塩っぱくて臭い・・・。
「この暑さで痛んでるんじゃあるまいか?」と思わせるような味と臭い。
試しに他のヤツも恐る恐るかじってみたが、やはり同じ。
塩っぱいのはオーケーだが、この臭みだけはワタクシ的にまったくNGである。
まぁ味覚は人それぞれなので、これが気にならない人間も、もちろんいるであろう。
しかしながら、想像していたのとかけ離れたモノに遭遇すると、ショックも大きい。
最終的には唐辛子を大量に振りかけて、豚を全て残して食べ終わり。
店を出てから、
「もしかしたら今回はたまたまなのかも・・・」
などと思いながら、
「もう一回だけ来て確認してみようか・・・」
などと考えてしまうのは、悪い冗談であろうか。