やって来ました新代田。
店の前には8人ほどの列が。
空いているであろう時間を見計らって来たものの、最近はこの程度なら少ない方であろうか。
そこから20分ほどで店内へ。
厨房はいつもの二人。
あちらこちらとフットワーク良く作業中。
さて今回は、冷まし味ラーメンなるものをお目当てにやってきた。
冷まし中華→HOT冷まし→冷まし味ラーメンと、進化というか変化というか…
もはや「冷まし」という単語が、本来の意味をなしてないような気もするが、新代田らしいメニューであることは間違いない。
冷まし味ラーメン麺少なめアブラ+タマネギ+かつおぶし。
見た目は普通のラーメンだが、いつものトンがった香りはほぼ漂ってこない。
やや柔らかめの中太麺を一口すすると、なるほどこれはHOT冷ましの汁ありバージョンであることはすぐにわかる。
フワッと感じる甘みが、なんとも言えない優しい味わいでとっても美味い。
しかしながらアブラは強烈。
ギトギトと優しさが共存している様は、ベースが二郎ならではといったところで、なぜか楽しい。
適度な噛みごたえながら、これまた優しい味わいなのであった。
全体的な量は多目。
麺が柔らかくて食べやすく、あっという間に無くなったが、豚のボリュームが凄すぎた。
しかしながらこのところ、強烈なアブラが後半になってこたえるようになって来た。
序盤はたまらなく美味く感じるが、徐々にボディブローのように腹に響いてくる。
歳には勝てないことを実感して、寂しい限りである。