辰屋 | キイソのブログ

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 食後の独り言

辰醤油ニンニク無し

到着すると空席多数。
しかしながら端の席に常連らしきオッサンが座っており、店主はかなり楽しそうに野球の話に花を咲かせていたのであった。

そんなわけであっという間に出来上がり。
きざみタマネギが白く輝いており、キャベツの緑も少なめで、なんだか全体的な色合いはいまいちパッとしない。
しかしながらヤサイの山から麺を引きずり出して一口すすると、しっかりショッパ目の最高のモノ。
スープをたっぷりまとった麺はかなりコシがあり、いままでで最もカタメではあるまいか。
そしてそのスープはコクも十分でアブラの層もかなりのモノ。相当美味い。
ブタはやや小さめ薄めで、味はなかなかではあったもののボリューム的にはイマイチであった。

今回のモノは最もワタクシ好みの出来。
安定感は抜群の辰屋であるが、そのなかでも最上位にくることは間違いないほど美味かった。

ちなみに・・・ワタクシが食べている間に、初めて訪れたであろうニイちゃんが入ってきた。
しばらくメニューを眺めながら「醤油ラーメン、ヤサイ多めでお願いします。」などと注文した。
通常なら店主から「普通の醤油でいいの?辰醤油じゃなくて?」などといった会話が交わされるのであるが今回はなし。
しかもその少し後に「大盛りでお願いします。」などと頼んだところ、「ゴメン、もう入れちゃったから・・・」などと断られた。
しかしワタクシが見ていた限りでは、大盛りに変更したのは麺を投入するのとほぼ同時。
ワタクシ的には「まだ間に合うんじゃないの???」などと思ってしまったのであるが・・・。

ここの店主の複雑な心境が見て取れたエピソードなのであった。