526渋谷 | キイソのブログ

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 食後の独り言

醤油ラーメン

渋谷に526が引っ越して来たとのことで行ってみた。
ちょっと意外な場所ではあるが、なかなかいい立地ではあるまいか。
店に入るには急で狭い段差が3段ほどあり、これはご年配には危険であろう。(余計な心配ではあるが...)
店内はこじゃれた雰囲気ではあるものの、店の奥の方はまだ改装の途中のような状態で、非常に雑多なカンジ。さらにナンプラーのようなアジア系の匂いが充満しており、ワタクシ的にやや臆するところがあったのである。
厨房には久々に見る店主と中年女性の二人。どうやら夫婦のようである。
この店主、武蔵小杉時代は全く声を発することなく、黙々とラーメンを作っていたのであるが、ここ渋谷においてもなかなか寡黙なのであった。
「このような男に惚れるのはこういう女性か・・・」などと妙に感心してしまったのであった。

さて前置きが長くなったが出来上がり。見た目は小杉のそれと酷似している。
麺は旧小杉の麺を若干細くしたカンジで非常によく似ていた。ゴワゴワボソボソでやや固め。さらにこんがらがってまったく引っ張りだせない所もそっくりなのであった。
量もかなり多めで、一瞬「食べきれないのでは」と思ったが、ワタクシ的にこの麺は好きな部類なので、けっこうあっさり食べきれた。まぁ次回は少なめでも十分であるが...。
そしてスープはこれまた小杉と似ていた・・・というか、ハズレたときのそれに似ていたのが残念であった。
コクがイマイチなカンジで、テーブルのカラメ(?)を投入してもそれほど変化なし。
正直言って予備知識のない人がこれを食べたら、「まずい!」と評価しても”さもありなん”といったところであろう。
豚も小杉時代と似たり寄ったりなのだが、やや固めの味薄め。これもいまいちパッとしない出来なのであった。

今回、麺をすすった一口目は、小杉時代を思い出して感慨深いものがあったが、だんだん食べ進めていくうちに正直飽きてきた。
次回は「麺少なめニンニク」で試してみたいものである。