日本からハワイに戻りました。
空港に着くなり、暑い!セーター、ジャケット、ブーツ、、ここでは何も要りません。
飛行機の中でぼんやりと考えていました。
日本も楽しいな、、何が楽しいのかな??
「そっか、日本には人々の暮らしの楽しさがあるんだ」、
「ハワイは主役が自然で、日本では人々なんだ」って。
その両方を体験できて幸せです。
日本では、いろんな人々の行き方を学んできました。
そして、その体験をハワイで熟成することができます。
自然の中で、内側を見つめながら、熟成していく。
ハワイに戻ったら、友人が早速遊びに来てくれました。
子離れの問題で、かつてないほど随分苦しかったとか、
彼女は理性ある人ですから、子どもへの愛情がいつしか執着に変っていたことに気が付きました。
「かわいい息子を手放したくない!」
でも、その感情からどうすることもできず、苦しくて苦しくて仕方なかったそうです。
しかし、それもただ、ただ認めること、その感情をそのままにしておくことで、見事克服したのです。
「私は、子どもを大事にすることを母親の役目だと思って、いいことだと思っていた。でもそれが執着になっていたことに気が付かなかった。息子に好きな子ができて、自分がふられたようだった。今まで嫉妬する人の気持ちが分らなかったけど、今はよく分る、、」
彼女の顔が今まで異常に清清しく、明るく輝いて見えました。まるで女神のようでした。
全ての感情は内側の反映、多くの人はその感情を他のものにすりかえたり、つじつまを合わせようとしたりします。でも、その感情をただ見ることでいいのです。見ることで、認めることで、感情は消えていくのです。