パウル・クレー展 おわらないアトリエ | 黄色二号 25ans

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ユー子の日常記。

母と一緒にクレー展行ってきました。


パウル・クレー展 おわらないアトリエ


初めて行きました国立近代美術館。
駅近なんですね。竹橋の駅も初めておりました。


Bunkamuraのピカソとクレー展で見て以来、クレーのかわいらしさに胸きゅんです。
戦争中とは思えない可愛らしさと明るい色使いは幸せ感たっぷり。
今回はクレーの作品が山ほど来るというので楽しみにしていました。


展示会はクレーの作品制作の独自性を追及するような並びで展示されていました。
制作するときに色々試しているのが面白い画家さんなのですね。
素描を半分にして別々の作品として仕上げたり、トレースをわざと粗くなるようにしてみたり。
キャンバスの裏側の見えないところにも絵を描く遊び心。
同じ画家の作品がずらーっとならぶと大抵飽きるのですが、
まぁ・・・飽きはちょいちょい来てたのですが(笑)持ち直させてくれる面白さでした。


展示終盤の「特別作品」という手もとに置いたまま外に出さなかった作品たちは唯一気持ちがざわざわして、
あったかい幸せと子供らしい無邪気さがならんでいる空間の中ですごく異質でした。
見ていられなくて、気に入った作品を何枚かもう一度見てから会場を出ました。
何事だったのかしらあの作品たち。


展示会サブタイトルの「おわらないアトリエ」は、作品の下から違う絵が出てきたことに由来しているっぽいです。
描いた絵のうえから塗って違う絵を描いたりしていたみたい。
没後もこういう形で新しい作品を世に出している。ロマンだー。


ともあれ相変わらず胸きゅん作品たちでした。

ちなみにクレー本人も可愛らしい顔してます。

画像は展示会で見られるわけじゃないけどクレーの作品。


快作「パルナッソス山にて」

「天使というよりむしろ鳥」 天使シリーズ大好きだ。

「ニーゼン」


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