闘牌伝アカギを観る | きぃ散歩

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猫との暮らし


闘牌伝アカギを観ました



黒猫「えっ?きぃのことみてんじゃないの?」



黒猫「きぃより、あれを…?」



きぃちゃんもちょいちょい見てるよ!



黒猫「ほんとにぃ?」



いやだってこの存在感だものにっこり



改めて、柏原崇主演の闘牌伝アカギを観ました

今となっては懐かしのVシネマ作品です




結論としてはとても良かったです

画質は悪いのですが、そのざらついた画質も昭和の時代を思わせてとても良い



キャストも演技もとても良かった

特に尾藤イサオ演じる南郷さんが素晴らしい

見た目はほぼ原作に寄せてないんですが、そこは全く問題じゃない



それぞれが役にハマりきっています

原作そのままを再現したキャラクターではなく

それぞれが役を自分の中に落とし込んで演じている感じがします



肝心の柏原崇のアカギですが

正直、ボソボソ話す声の質はあまり良いとは言えないし

演技もそう優れているとは言えないかも知れません

けれど中学生アカギの雰囲気をしっかり纏っている様に感じました



表情の作り方がとても良い

当時の彼は18歳くらいかな

何も白髪である必要はなく実にアカギ少年です



他にも素晴らしいアクター陣

松重豊の八木



クールでカッコいいです



寺田農の安岡



原作と比べたらちょっとカッコよすぎかも

でも安岡だなあと納得出来るのですよ



この作品の雰囲気がまたたまらないのです

近代麻雀コミックスの持ち味を生かしているというか



アカギサイド



竜崎サイド



(八木の向かって右側が竜崎)



本郷奏多版は見た目を原作に寄せているのが良い点でもあり悪い点でもあると感じました

2.5次元感があるとアカギの泥臭い雰囲気が薄れてしまうみたいです



湿っぽく暑い雀荘みどりを出たらドブの匂いがしそうな本作の雰囲気は素晴らしいです