サムライチャンプルー全話鑑賞 | きぃ散歩

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お毛布堪能きぃちゃん黒猫ラブラブ



黒猫「これこれ」



黒猫「やっぱこれですわ」



もういくつ寝ると10歳ちゃん



節目だからプレゼントを買おうと思うのだけど中々良い物が浮かばずです

カインズのnecotaにしようと一度は決めましたが

よく考えたら前にウォーターヒヤシンスで出来たnecotaを買って見向きもされなかったのと

レビューを見るに底が抜けるとか倒れるとか書かれているので

体重が重めのきぃちゃんには向かないかと思い諦めました





サムライチャンプルー全26話を鑑賞しました





OPEDを飛ばしたら20分も無いので思ったより時間は掛かりませんでした

たまにEDが違う回があり、その時はED後にもエピソードの続きがあったりするので

そこは観るようにしました



全体を通しての感想

ストーリーは間違いなく良いです

一話一話しっかり面白い

コメディ、シリアス、バトル、ギャグ、オカルト、ちょっとした恋愛もの

と回によってカラーが違い

そのどれも主役3人の個性が活かされていて面白いのです



堅物そうに見えるジンが一目惚れした相手に静かに入れ込むのも人間味を感じて好きです

人が容赦なく死ぬのも無常感があって良いです

人死が身近だったであろう江戸時代を感じさせられます

フウ、ムゲン、ジンの近いようでしっかり一線が引かれている関係も良いですね



作画に関して

キャラクターがアップになる時の作画は概ね良いのですが

引きの時やモブは結構崩壊しています

デフォルメしてるというレベルではなく目つきや骨格がおかしいレベルの作画崩壊です

特にあららと思ったのが第二十一話

この回はアップも中々やばいです

なにがやばいかってムゲンの顔が誰?レベルに違うのです、しかも悪い方向に

続き物のシリアスな回なんですがなんでよりによってこの回でこの作画…



バトルシーンは昔のテレビアニメというのもあってそんなに良くはないです

最後の数話は結構凝っていますが、今となってはちょっとパッとしない印象です



所でフウの顔が明日のナージャに似てるなあと昔思っていたんですが

キャラクターデザインが同じ中澤一登さんでした

あとキルビル作中のアニメ

こういうテイストのアニメどこかで観た事あるなあと思ったのですが

アニメパートの監督が中澤一登さんでした



声に関して

フウ、ムゲンはイメージ通りですがジンは最後まで違和感がありました

何というか普通の人の声って感じなんですよね

ジンのイメージに合わないと正直思います

鑑賞時はヘッドフォンを使っていますから余計に気になります

よくあった本職声優じゃない人が演じている感じというか

(今は本職じゃない人が声優をしても大体上手い)

それで調べたらジンを演じられた佐藤銀平さんは

声優もされているようですが元々役者さんなんですね

ニセアカギも演じてらっしゃいますが、こちらは違和感がなかったから

単に配役がミスマッチだったと思います

ちなみに佐藤B作さんの息子さんだそうです



個人的な注目回

第七話 四面楚歌

フウがスリに遭います、スリをした青年もワケアリで…

この青年がとてもフウとお似合いで


第八話 唯我独尊

永光という矢沢永吉フォロワー的ハリボテキャラが楽しいコメディ・ギャグ回

尚サムチャンの音楽はHIPHOPが基本なので永光はロッカー気取りですらありません

取り巻きがボイパをするくらいです

作画良し


第十一話 堕落天使

ジンの恋愛回

橋から身投げする様子を見せた女に一目惚れするジン

堅物で感情を出さないように見えるジンが静かに恋している様子が窺えます

お相手の紫乃さんはジンが惚れるのも分かるなあというタイプ


第十五話 徹頭徹尾

川で見つけた偽小判を使って遊郭にしけ込むムゲンとジン

偽小判からトラブルに発展し…

八葉という美人お庭番が魅力的

ジンが笑えます、そんなキャラだったのかと

作画良し


第十六、十七話 酔生夢死

別の道を行く事にした3人

独りになった途端早速川に落ちたフウはオクルというアイヌの男に助けられ…

悲哀の強い回

作画良し、全話で一番安定してるかも


第十八話 文武両道

何と江戸時代にタギング(落書きアート)対決

字が読めなかったムゲンが寺子屋でひらがなを習得

勢いがあって楽しいコメディ回

作画良し


第二十三話 一球入魂

あからさまに哀川翔を意識した野球野郎が登場

米国人から日本を守る為に野球対決を行います

楽しいコメディ回


第二十四〜二十六話(最終話)生死流転

3人の旅の目的とその目的が果たされた後のもう一つの目的が遂に果たされる

この終わり方、大正解だと私は思いました

話数によってバラツキはあるけれど作画良し



概ね満足のサムライチャンプルーですが一つ疑問が

それはフウの相棒モモンガのモモさん

あまり出てこないんですよね

作画の手間を省くためか?普段はフウの胸元に居る設定で

全く出てこない回の方が多いです

可愛いけれど居なくても問題なくないか?と思います

出すなら常に肩に乗ってるレベルで出せば良いのに