お茄子ちゃん
フィッシャーキングを観ました
モンティパイソンのテリー・ギリアム監督
ロビン・ウィリアムズ主演作品です
こちらの前に観たロビン主演作が2本立て続けに微妙だったのですが
本作はなかなか良かったです
最愛の妻を無差別な銃の乱射で亡くしたロビン演じるパリー
元は大学教授ですが事件の後に正気を失いホームレスに身を窶します
そんな彼がたびたび見る赤い騎士のビジュアルがこの上なく禍々しくてカッコよくもあり
さすがテリー・ギリアムと思わされます
銃の乱射はもう一人の主演でDJのジャック(ジェフ・ブリッジス)
のラジオリスナーが彼のトークに勝手に煽られた形で引き起こしたものです
ひょんな事からパリーと出会ったジャックはその全貌を知り
責任を感じてパリーに関わっていきます
彼の恋の成就を手伝ったり何かと世話を焼くのです
随所にテリー・ギリアムテイストが生きている作品です
他の映画にはない独特の癖を感じますし
ドン・キホーテ感もありますね
ジャックの恋人アン役のマーセデス・ルールの演技もとても良いです
そしてジェフ・ブリッジスは若干このメンバーの中では演技力が足りない感じがします
それでもお金持ちの家に聖杯を獲りに侵入するくだりは良かったですね
所でこの方↓
ピーター・ディンクレイジに似ているけれど
クレジットには名前が見つからなかったので別人かな
当時のピーター氏は20くらいだし貫禄があり過ぎるものね