BBCドラマ版オリバー・ツイストを観る | きぃ散歩

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BBCドラマ版のオリバー・ツイストを観ました


↑走っているのがサイクス



さてオリバー・ツイストの原作を読み始めまして

すでに何時間と読んでいるのにまだ前半です

な、長い



内容的にはブラウンロー氏に引き取られたオリバーがナンシーとサイクスに拉致され

再びフェイギンの元に連れ戻される下りです

映像化だとこの辺りは中盤なんですけどね



だからまだ元ネタについて明るくはないのですが…



それでもこのBBC版は噴飯物やぞ!



何故かナンシーが黒人でフェイギン率いる窃盗グループにも黒人の子が数人

差別でなく時代考証的におかしいやろ



オリバー!がいかに原作のイメージにぴったりのアクターをキャスティングしたか

その功労ぶりがより知れると言うものです



なのに何故かオリバー!よりこのドラマ版の方がGoogleユーザーには高評価なんだよなあ…



前述通りナンシーは黒人だし

サイクスはなんか分からんけど迫力ないし

(ちなみにトム・ハーディー)

老人の筈のフェイギンは40〜50代のホームレスって感じだし

ブラウンロー氏は半分グリムウィグが入ってるので感じ悪いし

他の映像化では存在感が薄いモンクスが何故か早々に出てきます



また肝心な所を割愛しつつも余計なものを追加する謎の心意気

ドジャーがナンシーをおふざけで情婦扱いしたり

原作でナンシーが脈略なくオリバーをノリーと呼ぶのですが(作中で3回)

何故かそんな些細な下りを拾ってドジャーにオリバーの通称をノリーと付けさせます



それから本作のサイクスは犬のブルズアイを割と可愛がっています

これにはほっこりニコニコ

またブルズアイも他の映像化作品のようにサイクスを裏切る事なく単に逃走し

のちにドジャーの元に辿り着きます

サイクスの最期もえっ?という感じです

これは悪辣で圧のある男ではない



今ロマン・ポランスキー版を半分観ています

(残りは原作を読み終わってから観ようかなと)

その限りではこちらはディティールがかなり原作に近いです



BBCドラマ版はオリバー・ツイスト映像化作品では多分最長なんですよね

全2話で3時間ほどあるので

なのによく分からない演出に時間を割いて…という印象が否めません



右から

何となくメンタル弱そうなサイクス(作中でもメンヘラ気味)

可愛いけどこれじゃないナンシー

オリバーは正解

変に若いフェイギン

ドジャーは悪くないけどオリバー!の方が適役