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『真実を貫く」（大川隆法著） P143
地獄についていちばん詳しい仏教、未熟で甘いキリスト教・イスラム教
少し実例を挙げましたけれども、要するに、天国・地獄というのは厳然としてあります。
これはもう、ごまかすことはできないのです。
地獄についていちばん詳しいのは、やはり仏教です。仏教がいちばん詳しいのです。
キリスト教になるとまだかなり甘いです。
この世に出てきて憑依してくる悪霊・悪霊（あくりょう）・悪魔等をエクソシストが
祓ったりするのは、キリスト教もあることはあるのでよく知られてはいるのですけれども、
それはあくまでも、この世に来て人間を狂わせているものです。
この世の人間を殺したり自殺させたりする悪霊を取り払うというようなことは
やっているけれども、「実際に地獄がどうなっているか」
のところをつかんでいるかというと、つかんでいないのです。
キリスト教では十分ではありません。それは、イエスの「教えを説いた時間」が短くて
三年程度しかなかったために、十分に説けていないのです。
また、地獄について説いているものが「地獄へ堕ちて、永遠の業火にやかれる」
という感じの表現の仕方をしているから、キリスト教の人には、
「地獄というものは、堕ちたらもう上がれないものだ」と思っている人が多いのです。
永遠の業火ーー「業火」というのは「カルマの火」ですーー
で焼かれ続けているというふうに思っています。
要するに、「魂が事実上なくなる」ということです。
そして、「命の門は、キリスト教を信じて、入ること」というふうなかんじであり、
簡単に言えばそういう考え方です。
それにさらに、伝道のために「キリスト教以外では救われない」
ということが追加されています。それは弟子の作業でしょう。
これではキリスト教以外では救われないので、他の宗教の人たちが
「いったいどこに行ったらいいんだ。行く所がない」ということになり、
それで、「とりあえず、天国・天上界と地獄界の間に『煉獄』という世界があって、
いったんここでプール（収容）されていて、異教徒、邪教徒であっても、反省して、
キリスト教にすがるようになって、教えに帰依したら、天国に入れる、上れる」
というような、”ワンクッション” を考えたわけです。（中略）
イスラム教のほうも、やはり霊界描写は少し甘いので、
ムハンマドの霊体験が浅かったのかと思います。
地獄のことも明確には書かれていないし、
悪霊としての「ジン」というのがいることが出てくるぐらいです。
そして、イスラム教を信じて、精進して正しく生きたら、あの世の天国に還るわけですが、
「天国にはお小川が流れていてお酒の川が流れている」というのです。ーーはあ、
お酒の川ですか。
さらに、「そのお酒の川の周りには、美女ばかりの処女が侍っている」というのです。
ーーはあ、それが天国ですか。若干、怪しいでしょう。（中略）
仏教がいちばん克明に地獄の描写をしているし、
原因と結果の「因果の理法」を明確に説いております。
「こういう場合に、こうなる」ということと
「どういうふうにすれば天上界に上がってこれるのか」
ということを明確に説いているのは、仏教だけなのです。
ただ、昔の漢文とか、そういうものではもう古いので、
現代語で話す必要があるなと思って、私のほうで話をしています。
地獄に対する教えが、仏教がいちばん克明に教えているのですね。
地獄の教えでは、仏教、キリスト教、イスラム教の違いがはっきり分かりました。
ずいぶん違うものですね！！(*^▽^*)
私は、小学校の三年間キリスト教で学んだので、
地獄に堕ちたら二度と上がれないと思っていました。
その恐怖感は、拭えないほどありました。
幸福の科学に出会い、学び、エル・カンターレに帰依することができて、
心から、安心の境地を味わいました。
人間はたとえ、間違って地獄に堕ちても、反省すれば天国への昇れることが分かって、
本当に、本当に心から安堵しました！！(*^▽^*)(#^.^#)
人間を創られ、
宇宙を創られた神様
主エル・カンターレは
愛の神様です。
慈悲深い神様です。
神は愛です。
生きとし生けるもの全てを愛される、愛の神様
エル・カンターレ
