わたしは、

インプロ(即興劇)に出会ってから

もう10年くらいたつのですが、

最近、相手に「合わせる」ことの楽しさが

さらに広がった気がしています。

 

 

 

 

インプロでは

「イエスアンド」といって、

相手のアイデアを「イエス」で受け止め、

そこに「アンド」で

自分のアイデアを加えることが基本とされます。

 

 

 

しかし、そうは言っても、

相手が出したセリフや演技が

あまりに独特だと

「えっ、なんでそっちの方向にもっていく?」

と、イエスで受け入れられないことも

ときどきあります。


 

 

そういうとき、以前は

「やりにくいな〜」

とイラッとしてしまってました。

 

 

インプロは、

相手と影響しあって

シーンを作り上げていくものなので、

自分一人で「ドカン」と大きなアイデアを出しても

たいていうまくいかないのです。

 

 

 

以前は、そういう相手と一緒にシーンをすると、

たいてい

「いいシーンにならなかった…」

と落ち込んで終わっていました。

 

 

でも、「思考」を学んでからは、

「この人のセリフも

わたしの『思考』から出てきたんだな」

と、捉えられるようになってきたのです。

 

 

 

「思考」の学びについて以前書いた記事はこちら

 

 

 

そしたら、

以前だったら

「イエス」するのに苦労していたであろう

相手のセリフに対しても

合わせられるようになってきました。

 

 

 

と言っても、

全部「ハイハイ」って聞いてあげてるわけではありません。

 

 

思いがけないセリフに対して困ってしまったときは、

それをごまかすのではなく、

シーン内で

「困ったな」

「どうしたらいいかわからない」

「あなたはそう思ってるのですね」

ということをセリフとして素直に出すのです。

 

 

そうしたら、演じ終わったあと、

相手の方とお互いに

「楽しかったね」

と言えるようになりました。

 

 

また、観てる方からも

「困ってるところがチャーミングだった」

「いいシーンだった」

など、おほめの言葉をもらえるようになりました。

 

 

 

おぉー!

 

「思考」を学んだおかげで

インプロヴァイザーとして

キャパが広がりましたよ!

 

 

 

こういうことって

アタマで学んだだけだと

「そうはいっても」

ってなって、

なかなか実生活に活かせない。

 

 

 

でも、インプロでは

「おぉ、こういうことね!」

と、カラダが覚えてくれるので、

実生活でも

自然と活用できるようになるのです。

 

 

 

百聞は一見にしかず、じゃなくて

「一インプロ」にしかず。

 

 

ぜひ体験しにいらしてください♪

 

 

↓いよいよ今週末!