ご縁に感謝 西国観音巡礼 道中記⑧ 三室戸寺 | 福来野のブログ

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 第21番札所「穴太寺」のお参りが済んで、8時49分の路線バスは

穴太口から福来野を含め4人の乗車、町までのお使い風でした。

 亀岡9時20分快速、京都10時7分快速とお世話になって、宇治に

着いたのは10時23分。

 

 西国観音霊場第十番札所 明星山 三室戸寺へ。

 

 

宇治橋は大化二年に奈良元興寺の僧・道登によって架けられたと、

伝えられています。646年。

 

宇治橋を渡り京阪宇治駅入口信号から緩やかな上りを約370m、

府道7号線をほぼ北へスーパーの角を右折して京都翔栄高校突き当り。

右折して裏手にまわって出逢った石造物は、宇治市指定文化財

「線刻阿弥陀三尊仏」。

 

宇治市指定文化財 線刻阿弥陀三尊仏 一基

総高 二〇六センチメートル 平安時代後期 昭和四十八年三月三十日指定

 三尊仏の来迎を高さ二〇六センチメートル、下部幅一〇六センチメートルの

 自然石に線彫りをしている。

 正面には定印を結んで蓮華座上に結跏趺坐する阿弥陀如来、

 向かって右面には両手で蓮台をささげて坐る観音菩薩、そして

 左の面には合掌して坐る勢至菩薩と往生者をあらわす十二単衣の

 女性像が刻まれている。

 平安時代の作品と考えられ、俗にかげろう石とよばれている。

                 平成四年十月 宇治市教育委員会

 

源氏物語の駒札が隣にあった。

 

三室戸寺に続く道。頻繁にタクシーが通る。

 

入山料1000円。

 

本堂は文化十一年のの再建と言われる。1814年。

 

鈴緒で遊ぶ外国人のニュースを見ました。こちら三室戸寺でもそんな

悪さをする観光客対策でしょうか、鰐口紐で遊べない様に対策して

いました。

 

蓮の花の季節には早いが赤とんぼの群れが飛び廻っている。

 

拝受したご朱印。三室戸の「三」は、光仁・花山・白河の三帝の

離宮になった事から室戸が室戸になったと記録にある。

 

◇今回の気付き

  お賽銭箱にお賽銭を投げ入れる日本人・外国人に、たくさん

 出逢いました。(昔は自分も)

 

◇今回の反省

  手元には西国三十三所の花カレンダーがあった事を忘れて、

 最盛期の紫陽花時期にお参り計画。(人を見に来たのではない)

 

ご縁に感謝 西国観音巡礼 道中記⑨ 醍醐寺に続きます。