西国三十三所観音霊場の番外霊場は、花山法皇が
西国霊場を中興された事に始まります。
摂津國「花山院菩提寺」、山科国「元慶寺」のふたつの
札所は中興の祖「花山法皇」に敬意を示し、最初に西国
三十三所をこの世に示された徳道上人に対しても同じ
想いで、大和国長谷の菩提寺である「法起院」を番外の
札所とされています。
春の観音巡礼区切り打ち三日目(13日)、番外札所の
ひとつにお参りした記録です。
西国三十三所は観音様をめぐる巡礼に対して、
番外札所はあくまでも「ゆかりのお寺」なので、ご本尊は
法起院のご本尊は「徳道上人」、元慶寺と花山院のご本尊は
薬師瑠璃光如来。
路線バス「花山院」で下車すると急坂の参道が始まる。
直線距離で約650m、標高差180mを上がる。
自己顕示なのか承認欲求の表れなのか、千社札が目に付く。
指定文化財もある建物も多く貼り付け禁止の神社仏閣も
多いから、貼付許可を頂いてから対応して欲しい。
福来野の理解
◇納札 観音さまへの証文(天下泰平・家内安全を祈願の納札)
◇千社札 ”ここに来たぞ”と言う記念の札
説話集が目に付いたので買い求めて来た。感謝。<合掌>