ドイツのシュツットガルトとウルム、アウグスブルクの間に
アムシュテッテンAmstettenという駅があります。
そのアムシュテッテンからライヒンゲンLaichingenまで狭軌、
軌間1m(メーターゲージ)の鉄道、WEGが走ってました。
なぜこの話題を急に持ち出したかというと
五十路モデラーさんの貨物の入れ替え作業のブログを見ていて
ライヒンゲンからアムシュテッテンに戻る途中駅で貨車を後ろに連結するんですが
急にその時のある光景を思い出したからです。
それがこれです
ドイツWEG鉄道 途中駅(駅名不明) 1980-9-26
ディーゼルカーの車内から貨物ホームにいる木材を積載した貨車を撮った写真です。
これじゃあ何だかわかりませんよね。
なので一部分を拡大すると
見えますか?貨車の台枠の角にワイヤーを引っかけて引っ張り出してるんです。
ディーゼルカーの先に作業員の姿もチラリと見えてますね。
日本の森林鉄道や簡易軌道だったらありそうな光景だけど、
メーターゲージとは言えまともな地方鉄道なのでビックリしました
なんで貨車を引っ張り出すのにワイヤーを使ったか理由は良く分かりません。
行き先のアムシュテッテンは画像奥側なので渡り線が一か所しか無く
機回しが出来ないならわかるのですが、
そうとは思えないので連結して引っ張り出して一旦切り離し、
機回し後に再度連結するのが普通だと思うのですが。
(もしかしたらこの時のメモに何か書いてあるかもしれませんが、
この正月休みに部屋の中をゴチャゴチャにしてしまっててメモが見つかりません)
そしてアムシュテッテンに到着した時の写真です。
ドイツWEG鉄道 アムシュテッテン駅 1980-9-26
ちゃんと先ほどの貨車を従えてました。
それにしてもこのディーゼルカー汚いですねぇ
大事な事を忘れてました。
実はこの貨車、標準軌用の貨車なんです。
どういう事かと言うと、
ドイツWEG鉄道 ライヒンゲン駅 1980-9-26
標準軌1435mmの貨車に下駄を履かせて狭軌を走れるようにしています。
スイスのメーターゲージ鉄道でよく見かける光景ですが、
この時点ではまだ行ってないのでうなかばも初めて見る光景でした。
WEG鉄道の写真はもう何枚か撮ってるんですが、
イマイチ不明点かあるのでなんとかメモを探してみます。
本日はHappy Railwayにご乗車ありがとうございましたぁ