うなかばのスポーツへの関心はここ数年、サッカーとカーリングです。
そしてついさっき、イタリアのトリノで開催されている
冬季ワールド・ユニバーシティ・スポーツ大会(Winter World University Games)において
日本のカーリング女子チームが見事初優勝
韓国チームと接戦を演じエクストラエンドの最後の一投で勝負を決めるという
ネットで見ていてハラハラドキドキの試合でした。
でも日本チームが優勝するのはやっぱり嬉しい
ところで今度は鉄ファンにとって嬉しくない話題。
「鉄道ジャーナル」が休刊になるとアナウンスがありましたね。
鉄道を趣味としている人には少なからず何かしらの思い出があるでしょう。
うなかばも30年以上前に少し縁がありました。
きっかけはうなかばの鉄分が10倍以上濃いのが当時勤めていた会社の同僚にいて、
彼がジャーナル社の一人と懇意で、ちょっと手伝ってと言わたのがきっかけです。
面白そうなので軽い気持ちでいいよと言ってしまいました。
その記事というのがこれ
TGV-アトランティク線の概要 '89-9月号
当時世界最高速の300km/hで営業運転を始めたTGVアトランティクについての記事です。
写真は南正時さん、文章はフランス国鉄の技師が書いてました。
軽い気持ちでいいよと言ったものの結構ハードでした。
そしてその記事が掲載された号が発売された直後、
たまたまイギリスとフランスに行くことになり
もちろんTGVアトランティックに乗りましたが
その頃注目していたグルノーブルの低床式路面電車もこの目で見たくて
パリから日帰りで行ってきました。
それを記事にしてもらったのがこれです
「グルノーブルの低床式路面電車」 '90-7月号
最初は写真と簡単なコメントのつもりでいましたが車両や路線について書いてと言われ
海外誌しか情報源が無かったのでこれも四苦八苦してしまいました。
それから2年ほどして、パリの路面電車復活や
ドイツ・カールスルーエの、後にトラムトレインと言われるLRTが営業を始めたのを機に
時間的都合もついたので2週間ほど渡欧してきました。
そういえばうなかばの鉄目的の海外旅行はこの時のみです。
せっかくなのでそれを載せてもらおうかと編集者に話したところ、
編集者からはパリの路面電車について書いて欲しいと言われました。
編集者の気持ちもわかるのですが、パリと言ってもパリ郊外で
車両もグルノーブルとほぼ同じタイプだったのでうなかばにとっては書く内容がほとんど無く、
お願いしてその時に回ったフランスの4都市パリ、ナント、グルノーブル、サンテチェンヌの
低床式路面電車の記事にしてもらいました。
「フランスの低床式路面電車」 '93-8月号
その後は地元の小機械メーカーに転職し、
暫くの間のつもりが結構というか相当長い間趣味になかなか時間を割くことが出来ず
鉄道ジャーナル社とはそのまま疎遠になってしまいました。
今思えば袖振り合うも他生の縁というのがふさわしい言葉かわかりませんが
鉄道ジャーナルとはそんな縁がありました。
やはり時代の流れとは言え鉄道ファン、ジャーナル、ピクトリアルの
いわゆる鉄道実物3誌の一角が欠けるのは寂しいですね。
本日はHappy Railwayにご乗車ありがとうございましたぁ