前回訪問した上菅駅を倉敷方面に向かうと次の停車駅は『生山駅』ですが今回は通過
させて頂きます。その生山駅はのち程紹介します。
その生山駅と次駅の上石見駅との駅間は8.7キロあり単線区間でもあるので途中、下石見(しもいわみ)信号場
があります。その信号場周辺は田畑や山に囲まれておりこの時期はセミの合唱
が響き渡ります。下石見信号場の倉敷方面には(市塚踏切)がありその場所から信号場が見渡せます。
この踏切は倉敷駅から90K620Mの場所にありますが意外と倉敷駅(起点)まで近くに感じるのは私だけ
市塚踏切から倉敷方面を眺めます。
線路を見るとグングン坂を登り
左にカーブ
しているのがお分かり戴けると思います。そしてこの場所から反対を向くと
そこにはポイント(分岐器)があります。
この信号場を通過する列車は速度制限を受ける事無く猛スピードで通過
しますが行き違いにより停車駅する列車は左側の速度制限表にあるように60キロで進入し停止位置で停車
します。
下石見信号場全景です。
信号場のため駅舎やホームも無く直線なので遠くまで見渡せますね
一方反対側の伯耆大山方面のポイントは前方に見える高架先にあるので長い編成(貨物列車
等)も収まるようになっています。ちなみに2014年ダイヤ改正では(下り)貨物
が2本この下石見信号場で停車していましたが2015年ダイヤ改正では(上り*下り)貨物
はすべて通過しています。