(米ヨナ)エコライナー鉄道ブログ

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貨物列車の大ファン『エコライナー』です。
山陰の鉄道事情を中心にブログを書きますので宜しくお願いします(^_^)/~~
現在は山陰地方の駅舎を隅々まで探検した様子をブログに書いていますので遊びに来て下さい。

今回のブログは前回に引き続き間もなく引退を迎える381系やくも号のパノラマグリーン車の内部を中心に見てみましょう目
まず特急やくも号のパノラマグリーン車は2両のみで(クロ380-6)ゆったりやくも色(クロ380-7)スーパーやくも色になり現在も出雲市側の1️⃣号車に組み込まれ出雲市駅〜岡山駅間を結んでいます。

クロ380-6
1994年に(サロ380-26)からパノラマグリーン車へ改造
されスーパーくろしお用パノラマグリーン車クロ380-1〜5の続き番号クロ380-6へ付番されました。
改造後はスーパーやくも塗装になり活躍!
現在はゆったりやくもの1️⃣号車に組成され出雲市駅〜岡山駅間を1日2往復運転。令和6年4月5日をもって引退する模様です。

クロ380-7
こちらも1994年にクロ380-6の続行で(サロ380-27)からパノラマグリーン車クロ380-7へ改造されました。
この車両もクロ380-6と同じく後藤出場後はスーパーやくも色になり出雲市駅〜岡山駅間最速列車に充当!
スーパーやくもから全車ゆったりやくもに統一されるとゆったりやくも色に変更されていましたが引退が決まると再びリバイバルスーパーやくもとして現在に至ります。
尚このスーパーやくも編成は令和6年4月5日で全車引退が決まっています。
それではグリーン車🍀内部に潜入しましょう。

2️⃣号車連結部から1️⃣号車に向かう際の妻面ドアドア
擦りガラスにグリーン車の文字が何処か懐かしさを感じますね!🤔
このドアは自動ではなく手動扱いなのが国鉄車両を物語っています。

デッキ側から前面運転席側を眺めます目
パノラマグリーン車だけあって前面運転席からも日差しが入るため他の2️⃣〜6️⃣号車車内と比べると明るく開放感があります。
座席は出雲市駅で見て左矢印山側は2席、右矢印海側は1席の3列席になりシートピッチも拡大左右矢印ゆったりやくも以前と比べると格段にサービス向上しています。

デッキと客室を仕切る仕切板
座席は4列→3列に変更されていますが仕切りドアは座席に合わせずサロ時代と変わらず中央に配置。センサー式の自動ドアに変更されています。ドア上部にはLED式の号車番号とグリーン車を示すグリーンマーク🍀その右には禁煙マーク禁煙とトイレ使用灯🚻(トイレ使用時はトイレマーク下の丸い部分が点灯ひらめき電球)
 
山側上部にある化粧板には車両番号札
ゆったりやくもにリニューアルする前までは国鉄車両でお馴染み塩ビ製の車両番号札でしたがゆったりやくもではステンレス製に変更。
光や陰に左右されるため撮影も困難です。
画像右側の網棚上に見える毛布はひざ掛け用の毛布でグリーン車のお客様でしたらどなたでも利用可能!

客室から運転室を眺めます目
客室仕切から運転席までは広々左右矢印
前面ガラスも大きいので開放感が素晴らしいですよ晴れ
でも運転手さんはお客様から背後の威圧と前面から降り注ぐ太陽熱でいろんな汗をかきそうです滝汗

続いてはグリーン車の座席です。
床はカーペット敷きで座席はグリーン車らしく広々左右矢印
背もたれも高いので上部よりも下にまくらが設けられています。また後部座席から前の人の頭が見えないのでプライベートも安心口笛

テーブルは前席背後のテーブルは備えられていないので座席窓側と通路側の肘置きに折りたたみ式テーブルが収納されており⤵

取り出してみると割と大きめのテーブルが出現オバケ

山側デッキ寄り1列目は通路の関係で2席分が採れないためデッキ寄りの席は1人用となっており通路側の空間には手摺、網掛の小物入れ、フットレストが備えられています。

デッキに移動します。
デッキから客室に入る左側には乗務員室(車掌室)がありますが車掌は最前部と最後部からドア扱いするためこの乗務員室は余り使われません。

その乗務員室反対側には業務用室がありリネン用品等の倉庫となっています。

グリーン車の車端寄りには洗面所とトイレが備えられていますが洗面所は枕木方向に配置されグリーン車らしく洗面台も広々左右矢印

サニタリー
トイレは和式トイレから洋式トイレに変更され右側壁には手洗い設備、左壁には折りたたみ式子供用の椅子を完備!しかしバリアフリーには対応していないので狭く感じます。

これで381系パノラマグリーン車についてのブログは終了です。長らく山陰と山陽を結んでいたスーパーやくも編成とパノラマグリーン車2両は2024.4.5をもって引退し新型車両の273系にバトンを渡す事になりました。
私もJRの関連会社で働いていた頃は直接381系との絡みはありませんでしたがダイヤの乱れ等により急遽の作業で運転席に入れた事を今でも懐かしく思います。
間もなく引退する381系本当にお世話になりました。
またお疲れ様でした🙇‍♂

おしまい!
2018年より休止していた(米ヨナ)エコライナー鉄道ブログですがこの度復活する運びとなりましたので宜しくお願い致します🙇‍♂🎉🎉🎉
なお暫くはブログ投稿にお時間が空く場合もありますのでご了承願います。
さてブログ再出発の始めは長らく山陰本線(出雲市駅)〜伯備線を経由し山陽本線(岡山駅)を結んでいる381系特急やくもです。
この381系はカーブの多い山岳地帯でも速度を落とさず高速で走れるように車体を傾斜させる自然振子装置を台車と車体の間に組込みカーブに差し掛かると自然と傾斜する仕組み。ですが乗り物酔いする人が続出し乗り心地が悪いと不評でしたが乗り心地改善工事やリニューアルを行い出雲区配置の381系全車がゆったりやくもとなりました。
しかし伯備線が電化開業した昭和57年から走り始めた381系も令和6年4月から6月までに順次引退し新型車両273系にバトンを渡すことに…
ゆったりやくも塗装で有終の美を飾るかと思っていたら国鉄標準色、スーパーやくも色(紫色)、緑やくもと1編成ずつ塗装をリバイバルされゆったりやくも色を合わせ4色が引退まで走り続けています。
今回のブログでは2024年4月5日に先行引退するスーパーやくも色を見てみます。
紫色が映える出雲市側1️⃣号車に連結されるパノラマグリーン車「クロ380-7」です。このクロ380型は中間車サロ380からの改造車で先頭車化に改造したもの。やくもではこの他に「クロ380-6」が配置されていますがこちらはゆったりやくも色となっています。

紀勢線を走っていたスーパーくろしおでもこのパノラマグリーン車が連結されていましたがスカート形状が一部違うもののほぼ同一形状です。
車掌さんとパノラマグリーン車のショットもこれが最後の撮影か?

車体側面の車両ナンバープレート
ゆったりやくも改造の際にブロック式ナンバーからプレート型に変更。文字も小さくなり遠目でのナンバー確認は厳しくなりました。

サロ380から改造されたクロ380は車掌室が残っていますが現在は使用停止のため締切中!グリーン車マーク🍀もゆったりやくもになってから小型になっていましたがスーパーやくも色になってからグリーン車マークも大型化に戻されました。

側面には往時をしのばせる「SUPER YAKUMO」のロゴ
現在は「やくも」のみの運転ですがスーパーやくも塗装に戻された際にロゴも復活。元祖スーパーやくもは停車駅が少なく最速で出雲市〜岡山を走っていました。

2️⃣号車(指定席)に連結されるモハ380-573
381系は屋根上に冷房機器などは無くスッキリしていますがモハ380にはひし形パンタグラフが2つあり遠くからでも見分ける事ができます。

3️⃣号車(指定席)に連結されるモハ381-73
モハ380の屋根上は妻面側にベンチレーターが載る以外は何もなくスッキリ✨

6️⃣号車(自由席)撮影時(※3月16日からは全車指定席)
1️⃣号車はパノラマ型に対し岡山側はノーマル顔のクハ381-138です。
通常4両編成の場合は貫通ドア付きのクモハ381が連結されていますがスーパーやくも色は6両編成で増結があっても中間に組み込まれるため貫通ドア無しのクハ381が先頭に立ちます。 

クハ381のアップ!
新型の273系では特急シンボルマークやヘッドマークは無いので381系が全廃するといよいよ過去のものに…
やはりこの塗装にはスーパーの文字が似合いますね。
このブログを投稿してからおよそ2週間弱で引退を迎えるスーパーやくも。長い間お疲れ様でした。

※撮影-出雲市駅・米子駅


『エコライナー』です。

長らく続きましたJR三江線各駅訪問の旅もいよいよラスト!
時すでにJR三江線全線三次駅~江津駅108.1キロは廃止されていますが当ブログでは廃止前のブログ・画像ですのでこれから廃線跡を訪れる方へ廃止前と廃止後の変化を照らし合わせて参考として活用して戴ければ大変嬉しくおもいます。

いよいよJR三江線内最後の駅、江津本町(ごうつほんまち)駅です。
この駅は島根県江津市江津町に位置し(昭和33年7月14日)に無人駅として開業しました。
写真左側の柵付近には廃止後にホームへ立ち入り出来ない様に柵をするためステンレスのポールが立てられてあります。

待合室付近より三次方面を眺めます。
この江津本町駅は1面1線の単式ホームで2015年統計で1日の乗車人員は0人!
ホームからは何度も鉄橋で渡った江の川が目の前に迫ります。

その場から振り返り江津方面を眺めます。
駅を出発すると最後のトンネル🚇に突入します。

江津本町駅の駅名板アルピコ駅です。
本町といかにも町の中心を思わせる名前ですが当駅周辺には何もありません。
前回の左矢印千金駅まで2.3㎞
次の終点江津駅右矢印まで1.1㎞あります。

当駅の愛称は『恵比須』です。

待合室内部の様子!
内部は前回の千金駅待合室とほぼ同じ構造で外装もレンガを重ねて造られています。

反対側です。
掲示物は少なめ、乗車人員が少ない割には壁の塗装は剥がれて少し荒れている雰囲気

3月ダイヤ改正から廃止日まで掲示された最後の時刻表です。

当駅ホームの中程の線路横にある1.1キロポスト
いよいよ最終の江津まで残り僅か

ホームを歩き三次方面ホーム端に来ました。
この周辺は江の川の蛇行に沿って線路は敷かれており駅を出発すると右右上矢印にカーブし写真左奥、山裾の下を列車は進みます。

一方の江津方面です。
こちらも若干右側へカーブしトンネル🚇に突入します。
ちなみにこのトンネルがある山頂には以前、亀山城🏯と言う名の城が建っていましたが現在はその姿もありません。

雨も激しくなって来たので撮影を終えようと思っていたら普通16:35発三次行きが到着❗
この列車が自分の見たJR三江線最後の列車でした。

これより先の写真は2014年8月に投稿した(江津駅)各駅停車の旅より画像を取り寄せこの度使わさせて頂きますので天気が急変いたします。
江津駅の三江線ホームです。
撮影時は江津本町の駅名がありましたが現在はテープにより消されている模様!
再びこの江津駅の駅名板に江津本町の名前が復活する時が来るのでしょうか??

江津駅のホーム端から江津本町方面を眺めます。
左側の2線左上矢印が山陰本線
大きく右側へカーブする単線右上矢印が廃止前の三江線の線路です。

3番ホーム先端付近には出発信号機🚦があり山陰本線と三江線が共有します。
山陰本線は単線でこの駅で行き違いが出来るようになっていますが特急列車の通過待ちの普通列車が退避する際は3番ホームを利用します。

これを持ちましてJR三江線各駅訪問の旅は無事に終わりました。
廃止後の現在は駅舎や線路はそのまま残されていますが駅(バス待合室に使われている駅舎を除く)やトンネル、橋梁等の入口は封鎖され立ち入る事が出来なくなっています。
最後に全国ニュースでも報道されるくらい注目されたJR三江線ですが広島県の可部線で一部が復活した様にせめて江津~石見川本駅まで復活を願い終わりとさせて頂きますおしまい

次回のブログ更新は予定しておりませんのでご了承下さいすみません