前回の続きです。
今回は下府駅の下りホームに行ってみましょう。
下りホームへはこのトンネルをくぐります。
ホームに到着
下りホームにもホーロー製の方面板がありました。
しかし浜田以外はスプレーで消されていますが消し方が雑
なのでせっかくのホーロー板が台無し
です。上りホームにもホーロー製の方面板があったので国鉄遺産に登録しようと思いましたが登録無し
この待合室の建物財産標を見ると(昭和16年3月)
に作られた物
リフォームされていますが建物自体は古いまま
下りホーム先端から上り京都方面を眺めます。
上り線の出発信号機
先には上り線の安全側線が見えその後上り線と下り線が合流
し1本に収束されます。
その場から構内を見渡します。
右側の上りホームと下りホームとは少しずれていますが列車の停止位置
はほぼ同じ位置で停車します。
下りホームの裏側ですが
雑草
が覆っています。実はこの場所に広島県から伸びる可部線の三段峡駅(現在廃止)からこの下府駅を経由し浜田駅まで来る予定でしたが国鉄が断念し幻の線となりました。
その場から下関方面を見ると雑草
は生えていますが線路を敷設する用地はすでに確保されているので雑草を刈ると未成線が顔を出すと思われます。この他に下府駅から暫くは未成区間のトンネルや路盤が残っている模様です。可部線と言えば先日、広島県で集中豪雨により安佐南区や北区で崖崩れが発生！
かなりの住宅が巻き込まれ犠牲になられた方も沢山いらっしゃるとニュースで流れています。
私も年に1度はこの近くを通り広島を訪れます。
亡くなられた方のご冥福を祈ると共に避難されておられる方の１日でも早い復興を願って今回のブログを終わりたいと思います。
次の停車駅は(浜田駅)です。
お出口は左側
1番のりばに到着します。