最近では、6/8に世界の大手メディアや企業、政府のウェブサイトにおいて、大規模な障害が発生し、一時的に閲覧ができない状態となりました。その原因は米クラウドサービス企業ファストリー(Fastly)のシステムで起きた不具合でした。

 

大手企業のクラウドサービスだから大丈夫ってことはありません。ただ、信頼度は高いので復旧は比較的早い可能性は高いでしょう。

 

クラウドサービスを利用する場合はそのへんを加味して契約することが大切です。

 

それはどこの大手企業のクラウドサービスを利用しても同じです。

 

では、中小企業や日本のクラウドサービスはどうか?ということになりますが、それは程度の差はあれ同じでしょう。

 

大手企業のクラウドを利用している場合は復旧が早い可能性はありますが、中小企業のクラウドサービスの場合は数日を要するかもしれません。

 

中小企業だからダメというのではなく、大企業、ある程度の規模の会社の方が、不具合に対応できる人が多い、または融通が利くということがあります。

 

中小企業の場合は仕事の融通が難しい場合、復旧に時間を要するかもしれません。

 

クラウドサービスを導入する場合は基本には上場企業やそれに引けを取らない人材、規模の会社に依頼するほうがリスクはすくないとは思います。

 

いろいろな知識があってもクラウドはシステム開発会社とプラットフォームの関係もあるので不具合の切り分けも難しい場合があります。

 

だからこそ、実績などをみて依頼するといいでしょう。

 

また、クラウドでのシステムの開発を依頼する場合は運営やサポート内容についても確認しておく必要があります。

 

 

 
 

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