Tunis 23 | Kifak

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シャンゼリゼで僕と乾杯!

 

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金曜日、イスラーム教徒の集団礼拝の日。普段は昼夜問わずビール呑客で賑わうこのカフェは閑散としている。基本的にこの曜日はどのバーも酒を提供しない(夜は結構出してる店あるけど)。

 

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スーパーの酒コーナーもこの通り。

 

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この日は、家主と会社を共同経営している、アルジェリア人のイディールからカフェに誘われて、夕方街の中心地に来たのだが、電話をするも通じない。参ったね、彼WhatsAppとかやってないからな。

 

おかしいなと携帯会社のオフィスで事情を説明すると、スタッフからこう言われた。

 

「海外から持ってきたデバイスは、ひと月以内にWEB上で登録をしないとロックが掛かって通話出来なくなるよ。2年前に法律で施行されたんだよ。メールが来なかったかい?」

 

「いや、なんか沢山来たけど見ないで消しちゃったよ」

 

「ちょっと貸して(なんかチョチョイとイジって)ほら、これ」

 

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いやーんなにこれ⁉︎情報通信省(でいいのかな?)からメールが来てた。

 

「これ何とかしてもらえないかしら?」

 

「僕は手出し出来ない、自分でやるんだ」

 

家に帰って頑張って手続きしたよ、面倒だったけど、意外と出来ない作業ではなかった(流石にこれフラ語は今の力じゃキツいので英語に変換した)。2、3日したら復旧するらしいが。


自分の携帯情報を入力するんだが、恥ずかしながらIMEI(識別番号)なんて初めて知った。シリアル番号とは別にそんなものがあるんだ。

 

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まさかこういうことがあるなんてね。こんなのわかる訳ないだろって検索したら、このことが書かれているブログを見つけたよ。ちゃんと調べとかなきゃな。

 

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あとイディールには本当に申し訳なかった。完全に約束をすっぽかした体になってる。後日ちゃんと事情を説明して謝らないと。いや謝るだけじゃ駄目だ、ビールだ!彼が好きなビールをご馳走しよう、3月になっちゃうけど。

 

片道航空券の件にしても今回の事にしても、"現地に行きゃあなんとかなる"的な甘い考えでいるからこんなことになる。反省しないといけない。