無事アメリカに帰国した翌日から私の不運な、不運すぎる日々が始まった
帰国翌日1日目
なんともややこしい話なのだがグリーンカードを持っていない私たちはパスポートかビザ、またはI94(アメリカ出入国の記録 私達は2年に一度アメリカからどこか国外に出ないといけない)の書類に基づいて車の免許証が更新されるのでなんやかんやで2年に1度ぐらいのペースで免許証の更新をしなければならない
今回の帰国でビザ更新をしたため私と旦那は翌日DMV(アメリカの教習所)に行き免許更新の手続きをした
指紋をとって視力検査をして顔写真を撮って終わりと思った
ら、
👩🦰「次はテストよ〜」
!?
なんと筆記テストがあるとのこと
うそやん
聞いてませんやん
私と旦那はそのまま筆記テストの場所へ案内される(筆記試験は日本語で受けられます)
標識のテストはむしろ毎日見ている標識なのでスラスラ楽勝〜🏁だったのだが
続いて行われる交通規則のテスト
カリフォルニアでは飲酒運転はある程度までならオッケーだが、血中アルコール濃度数何%まだでしょう?とか
住宅街では何マイルで走るか
路面電車がいたら何マイルで走るか
踏切で時速15マイルで走るときは線路の両横何フィート見渡せない時か
とか、普段そんなこと意識して運転してませんわ的な問題が出まくり不合格
いや、意識しなあかんねんけど
隣の机で受験していた旦那はギリギリ一発合格
続けてもう一度試験にトライしたらさっきより一瞬で不合格
受付の人に「既に2回落ちたんですけど3回落ちたらどうなるんですか」と聞きに行くと
またお金を払って受け直しとのこと
👩🦰「あなたは一度勉強をし直した方が良いと思うわ」
とめっちゃ冷たく言われる
過去に受験した日本人たちがネットに掲載してくれている過去問をひたすら見直し、再トライ
3度目の正直!!
行け!!!
不合格
私「すみません、3回落ちました どうすればよいですか」
👩🦰「この用紙を持ってまた明日きてください」
私「今日試験受けられないんですか?」
👩🦰「受けられるけどあなたは家に帰って勉強するべきよ」
私「受ける場合はどうしたらいいですか」
👩🦰「また1から並んで顔写真を撮りなさい」
え
なんとまさかの顔写真 指紋採取 そして視力検査まで1からやらなあかんらしい
そして45ドル…
1回目の支払いでも45ドル
計90ドルの大出費💵
私はな物価の高くて高くて高すぎるロサンゼルスで自分なりにせっせと節約して、セール品を求めてスーパーはしごしたりお菓子を我慢したりガソリン代を浮かすために効率良い運転コース考えたり日々ちょっとした工夫をしているわけやのにこんなテストのために一気に45ドル水の泡でっせ
また別の過去問にトライする
気づけば娘の学校お迎え時間やわ
旦那にお迎えを託し、私はDMVに残って勉強である
約2時間…勉強している間
👩🦱「合格したわ Fu〜」と言ってパートナーと熱いハグをする若者
👨🏿「♪Yeah Yeah」大音量でレゲェを聴きながら試験を終える者
👵「受かったわ」
👴「合格だ」
杖をついて歩いているようなご高齢の方まで次々と合格していく
なんでこんなにみんな合格していくねん
もうこれ以上勉強しても意味がない!というところまで勉強して私はまた試験に挑みました
4度目の試験…
不合格
5度目の試験…
不合格
次落ちたらまた追加で45ドルです
さすがにこの日は諦めることにして泣きながら帰りました
免許証の有効期限がこの日までだったので臨時の免許証を発行してもらって泣きながら帰りました
続きます
ロサンゼルスのフリーペーパーWeekly LALALA でコラム執筆中
https://lalalausa.com/archives/50484