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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、このブログでは、心理学を学ぶ必要性を説いています。
ではなぜ、人は、心理学を学んだ方が良いのでしょうか?
それは、認知科学者であるスティーブン・ピンカーの次の言葉に要約されています。
『私たちは、みな心理学者だ。
(中略)
人間は他者の心を直接に読むことはできない。
しかし相手が口にした言葉や、こちらが読みとった言外の意や、相手の表情や目つきや行動から、人の心をかなりうまく推測できる。
これは私たち人類がもつ、もっとも驚異的な能力である。』
私たちは、恋愛ドラマを見て、主人公の恋の行方に一喜一憂します。
悲劇のドラマを見て、主人公の境遇に同情し涙を流します。
サスペンスドラマを見て、主人公の行動にハラハラドキドキします。
理不尽な犯罪の被害者を見て、犯人に対して強い憤りを感じます。
これらは全て、私たちが、主人公や被害者の心の中を知らず知らずのうちに分析し推測しているからなのです。
まさに、スティーブン・ピンカーの言うとおり、私たちは日常生活において、家族や友人、近隣の人たち、会社の同僚、その他の様々な人たちと接しながら、相手の話す内容や話している時の声の抑揚、身振りや素振り、顔の表情や目つき、行動などを通して相手の心の中を分析し推測しています。
相手の心の中を直接見ることができない以上、相手の心の中を理解するにはそうするしか方法がないのです。
にもかかわらず、心理学を知らないというのはおかしな話だと思うのです。
私たちがみな心理学者であるのなら、心理学のことをもっと詳しく知っていれば、自分自身のことをより深く理解できると同時に、相手のこともより深く理解できるようになります。
それが、人とのコミュニケーションをもっとスムーズにし、人間関係をもっとスムーズにしてくれます。
そして、そのことが、人生をより豊かにしてくれます。
それでは、先週の『いいね』ランキングです。
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1位 『成功する脳、しない脳』
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7位 『「メタ認知」という気づき』
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