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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、幸せな人生を送っていない方たちには、
共通して見られる行動があります。
その一つが、『回避行動』と呼ばれる行動です。
これは、目の前の問題や課題を、
自分では気づかないうちに、
「避けたり」、
「先送りにしたり」する行動のことです。
たとえば、１ヵ月後に行く計画をした友人との旅行が、
１週間後や２、３日後にどんどん迫ってくると、
旅行を重荷に感じたり、
行くのが面倒になったりすることがあります。
これなんかも、回避行動の一種です。
これを、アドラー心理学的に説明すれば
友人との間の人間関係に何らかの劣等を感じていて、
それから逃れるために、
旅行を重荷に感じたり、
行くのが面倒になったりという感情を使って、
旅行を回避しようとしている、と言えるでしょうか。
この『回避行動』には、
人それぞれによってパターンがありますが、
結局は、その場しのぎの問題の先送りに過ぎず、
その時は良くても、
長い目で見れば、必ずマイナスの結果しか招きません。
人は、自らの人生の問題や課題から逃げていたのでは、
決して幸せにはなれないのです。
人が幸せになるには、
それらを乗り越えていく勇気が必要です。
そのためには、
自分はどんなときに、どのように問題を先送りにするのか、
自分の『回避行動』のパターンに気づくことが重要になってきます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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