心理コンサルタントの白瀧です。
さて、私たちは、自分の体を怪我したときには、まずはそれを治そうとします。
たとえば、指をカッターなどで切ったときには、そこに絆創膏などを貼って傷口を保護し、早く治るようにと努力します。
こんなとき、さらにカッターで傷口を大きく広げようとする人は、あまりいないでしょう。
しかし、心に傷を負ったときはどうでしょうか。
たとえば、何かに失敗したとき、ものごとがうまく行かなかったとき、あるいは、誰かに拒絶されたとき、などなど。
そんなとき、私たちは、傷ついた自らの心に絆創膏を貼って保護しようとするでしょうか。
「だから、自分はダメなんだ」、
「こんな自分がうまく行くはずがない」、
「私なんかを受け入れてくれる人など、誰もいない」、
などと言っては、却って傷口を広げようとしていないでしょうか。
そう、まさに私たちは、心の傷に対しては、その傷口に平気で塩を塗ろうとしているのです。
増してや親の中には、子どもの心の傷に対して、
「だから、あなたはダメなんだ」
と、その傷口に平気で塩を塗ってしまっている場合があります。
こんなときにこそ、私たちは、自分の心の傷に絆創膏を貼って、自分を勇気づけることが必要です。
「大丈夫、私ならできる、乗り越えられる」
「私には、この状況を乗り越える能力がある」
そのように自分に言っては、自分自身を大いに勇気づけるべきなのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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