心理コンサルタントの白瀧です。
さて、最新の医学の知見によれば、耳の掃除はしないほうがいいらしいのです。
そう、耳は掃除をせずほったらかしにしておくほうがいい。
と言うのも、耳垢は、耳に溜まる単なるゴミではなく、それなりに役割があるらしいのです。
それは、耳の保護。
細菌やウィルスの増殖を抑え、耳の中に入ってくるゴミや埃をキャッチしてくれている、というのがその主な役割だというのです。
では、掃除をせずにたまった耳垢はどうなるのか。
耳の中には毛が生えていて、その毛が不要になった耳垢を自然と外に押し出してくれるらしいのです。
そのため、綿棒などで耳を掃除すると、その綿棒が耳の中を傷つけて却って耳垢の発生を助長したり、あるいは、耳の中にある毛を耳の中に向かって押し付けるために耳垢を外に出すという機能が失われてしまい、結果的に耳垢を耳の中に溜めてしまうことになる、ということです。
まあ、人間の健康に関する常識は、時代によってどんどん変わってくるので、この常識もまたいつか覆されるかもしれません。
しかし、私たち人間は、そもそも人間自身が持っているさまざまな機能を過小評価する傾向にあると思います。
そしてそれは、自分自身の能力に対しても言えることでしょう。
私たちは、自分のことを非常に過小評価する傾向にあります。
そのことが、自分への自信を失わせ、私たちの心が本来持っている自然治癒力を奪ってしまっていると言えるのではないでしょうか。
それゆえ、私たちは、まずは、自分を過小に評価するという誤った認識を変えていく必要があるのです。
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