知っている人は謙虚になり、知らない人は傲慢になる | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

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自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントの白瀧です。

 

さて、教養とは何でしょうか。

 

養老孟司氏に依れば、それは、「人の心がわかること」だということです。

 

また、茂木健一郎氏は、それは、「謙虚さ」だと述べられています。

 

ものごとを知れば知るほど、そのものの奥深さやすごさ、素晴らしさ、あるいは恐ろしさを知るようになる。

 

その圧倒的なものの前では、人は謙虚にならざるを得ない、ということらしいのです。

 

芸術にしろ、学問にしろ、スポーツにしろ、それを学べば学ぶほど、人は、己の不完全さを知り、それを受け入れざるを得なくなります。

 

しかし、その謙虚さこそが、人をさらなる学びへと導いていってくれます。

 

そのようなとき、人は、自分に対して自由であると言えるでしょう。

 

これに対して、ものごとの上辺に触れただけで分かった気になっているときには、人は、知ったかぶりをします。

 

そして、傲慢さや驕った態度で、自らの不完全さを隠そうとします。

 

それゆえ、そのようなときには、常に自分の不完全さがばれることを恐れるがゆえに、人は、自分に対して不自由な状態でいると言えるでしょう。

 

もちろん、これは、無意識での話です。

 

何とも耳の痛いことです。

 

自分に謙虚になれれば、人の話に素直に耳を傾けることもできるでしょう。

 

しかし、傲慢になってしまうと、自分の意見を相手に押し付け、相手の話に耳を傾けなくなってしまいます。

 

そのことを常に肝に銘じて、さらなる学びを深めていければいいなと思っています。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

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