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心理コンサルタントの白瀧です。
さて、教養とは何でしょうか。
養老孟司氏に依れば、それは、「人の心がわかること」だということです。
また、茂木健一郎氏は、それは、「謙虚さ」だと述べられています。
ものごとを知れば知るほど、そのものの奥深さやすごさ、素晴らしさ、あるいは恐ろしさを知るようになる。
その圧倒的なものの前では、人は謙虚にならざるを得ない、ということらしいのです。
芸術にしろ、学問にしろ、スポーツにしろ、それを学べば学ぶほど、人は、己の不完全さを知り、それを受け入れざるを得なくなります。
しかし、その謙虚さこそが、人をさらなる学びへと導いていってくれます。
そのようなとき、人は、自分に対して自由であると言えるでしょう。
これに対して、ものごとの上辺に触れただけで分かった気になっているときには、人は、知ったかぶりをします。
そして、傲慢さや驕った態度で、自らの不完全さを隠そうとします。
それゆえ、そのようなときには、常に自分の不完全さがばれることを恐れるがゆえに、人は、自分に対して不自由な状態でいると言えるでしょう。
もちろん、これは、無意識での話です。
何とも耳の痛いことです。
自分に謙虚になれれば、人の話に素直に耳を傾けることもできるでしょう。
しかし、傲慢になってしまうと、自分の意見を相手に押し付け、相手の話に耳を傾けなくなってしまいます。
そのことを常に肝に銘じて、さらなる学びを深めていければいいなと思っています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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