ご訪問いただき、ありがとうございます。
心理コンサルタントの白瀧です。
さて、先ほど、アマゾンから本が2冊送られてきました。
2冊ともアドラー心理学関連の本です。
日々学べる機会があるということは、とても有難いことです。
アドラー心理学と言えば、アドラーギルド代表の野田俊作氏の著作で『アドラー心理学トーキングセミナー』という本があります。
言わば、私がアドラー心理学を知るきっかけになった本です。
当時の私は、人生に対する生きる意味を見失い、生きる勇気を失っていました。
人生の課題に対する不安と恐怖で身動きが取れなくなり、課題から逃れるために社会との関係を自ら断ち切っていました。
そんなとき、心理学を学んでいた福場から紹介されたのが、件の本です。
それまで、アドラー心理学という存在すら知らなかった私は、この本を読み、その考え方に衝撃を受け、目から鱗が落ちるような思いでした。
そして、アドラーの考え方の中に、生きることの光明を見出せそうな気がしたのです。
このことがきっかけで私は、その後、アドラー心理学を独学で学ぶようになりました。
この本の中で野田氏は、アドラーの考えをとても分かり易く解説しています。
また、子どもに対する接し方の基本的な考え方なども紹介しています。
中でも私が非常に心象に残っているのは、会社などに遅刻をした時の考え方です。
朝、寝坊をしてしまい会社に遅れるとなると、私たちは、電車に乗っても落ち着きません。
少しでも早く着かないかとイライラし、焦ります。
そして、何気ないことにも腹を立ててしまいます。
しかし、電車の中で私たちがいくら焦ろうがイライラしようが、そんなことをしても電車の到着時間を変えることはできません。
要するに遅刻する事実は変えられないのです。
焦っても仕方がないのなら、電車の中ではゆったりと本でも読んで過ごし、会社に着いてから急げばいいじゃないか、というようなことが書いてあったと思います。
言うなればこれも、焦ってイライラすることによって、自分は遅刻したことを反省しているんだと自分自身に言い聞かせるための欺瞞なのです。
反省しているのなら、何も電車の中でイライラしなくても、仕事で取り戻せばいいだけのことなのです。
なるほどなあ、そんな考え方もできるのか、と感じたのを覚えています。
この本は、すでに絶版になっているかもしれませんね。
もし図書館などで目にする機会があったときには、一度手にしてみてください。
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