共感と同調のはざまで | 人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

人生を変える『気づきの思考法』~アドラー心理学に学ぶ人生を成功に導く方法~

仕事、恋愛、結婚、人間関係。人生がうまく行かない。変わりたい。

今の人生を変えたい、人生を成功に導きたい、そう思う人は、アドラー心理学をベースにした『気づきの思考法』を学んでください。
自らが演じている自己欺瞞に気づき、必ず変わることができます。

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心理コンサルタントの白瀧です。


さて、他者の関心に関心を示す、つまり他者への共感は、社会生活を営む人間にとってとても重要なことです。


アドラーは、共感することを


他人の目で見、他人の耳で聞き、他人の心で感じる


と表現しています。


たとえば、悲しんでいる人がいれば、その人の悲しみを受け入れ、その悲しみを理解し、自分も同じような悲しみを感じる。


これが共感することだと言えるでしょう。


しかし、だからと言って、同じような体験をすれば、必ずしも同じような悲しみを感じるとは限りません


その体験にどのような意味づけをするかは、人によってさまざまです。


それゆえ、同じような体験をして同じような悲しみを感じるのは、これは共感ではなく、同調と言えるでしょう。


つまり、同じような状況で同じような調子になるということです。


多くの人たちが、この同調することを共感だと勘違いしています


そのために、同じ状況にいる人たちには、同じ感情を抱くことが当たり前なのだと思い込んでいます。


そこで、同じように感じることを強制しようとするのです。


そして、同じように感じない人を見ると、「冷たい人」だとか、「空気が読めない」などと言って攻撃します。


いわゆる同調圧力と言われるものです。


その結果、多くの人たちが、このような状況にプレッシャーを感じ、辛く感じたり苦しんだりしています。


そして、自分には共感能力がないのだと、自分で自分を責めたりしています。


しかし、それは、人々が同調を共感と取り違えていることによるためなのです。


だから、自分を責める必要はないのです。


決して、あなたに共感能力がないということではないのです。


ただ、自分たちに同調しろという無言の理不尽な圧力に、戸惑いを感じているだけなのです。


最後まで読んで頂き、ありがとうございました。


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